空中要塞の情報と金集め
「空中要塞? そうだな。空中要塞何て失われたテクノロジーだから古代遺跡とかに手がかりがあるんじゃないか。手っ取り早く知りたかったらお宝狩り(トレジャーハンター)ギルドに行けばいいと思うぜ」
「なるほど、ためになった」
俺は訓練所で訓練をしている訓練者たちを眺めながら、教官に空中要塞の事を聞いた。
空中要塞の手掛かりはお宝狩りギルドにあるのか。
サインをください、とねだる何人かの訓練者たちにサインを書いた後俺はお宝狩りギルドに向かった。
WIKIによれば第六の町セイスにお宝狩りギルドはある。
転移石で第六の町セイスに転移すると俺はさっそくお宝狩りギルドに向かう。
中はこぎれいな役所みたいな場所で、想像と違っていた。
取りあえず俺は登録する。一万Gが必要なだけですぐに登録できた。
次に情報課と書かれた受付に情報が欲しいことが伝える。
「何の情報をお求めでしょうか」
「空中要塞について、そのすべてだ」
「それですとですね……占めて500万Gの情報料が必要となります」
「分かった」
俺は必要になると思ってあらかじめ商人ギルドから降ろして置いた500万Gを渡す。
「気前がいいですね。ではこれをどうぞ。個室の鍵です。誰が聞いているか分からないので完全防犯の部屋で情報は渡すことになっています。お部屋は二階です」
俺は5号室と書かれたタグの付いた鍵を持って二階へと向かう。
5号室と書かれた部屋に俺は鍵を開けてはいる。
中は小さい一室で、椅子が対面するように机を挟んで二つ。机の上にはこぶし大のクリスタルが台座の上で浮いていた。
「ようこそ、ここでは情報を扱っております。何の情報が欲しいかはあらかじめ聞いております。どうぞお座りください」
対面の椅子に座っていた女性が告げた。
俺は椅子を横にどけるとアイテムボックスから玉座を出す。
玉座に座って、セロを机の上にのっけた。
セロがこつんこつんとクリスタルに触れる。すぐに興味をなくしたのか、俺の頭に戻ってきた。
「そう警戒しなくても、罠などありませんよ。あなたは大事なお客様ですからね。では、空中要塞についての情報を渡しましょう」
そこから女性による空中要塞の情報が俺に伝えらた。
まず空中要塞が墜ちてできた古代遺跡が発見されているという事。
空中要塞は金属から時代を調べる魔法を使ったところ、作られたのは約二千年前と判明。
空中要塞はコアクリスタルから作られ、そこに材料を組み合わせることで、浮遊していたのではないかと考えられている。
浮遊の肝となる材料も判明しており、フルメタルドラゴンという第十の町ディエスからずっと西にいったところの火山にいるモンスターの体だと分かっている。
それ以外にも強化パーツとしての材料としての魔物の種類も分かっているらしいので教えて貰った。
「そしてですね、我がギルドではそのコアクリスタルを回収しています」
「何だと!?」
コアクリスタルを回収しているという事はそれを貰ってフルメタルドラゴンを狩り、材料を組み合わせさえすれば空中要塞が作れるという事ではないか。
「コアクリスタルが欲しいですか。ですよね。しかし、この空中要塞のコアクリスタルは非常の価値のあるものでして、お値段にして20億Gとなっております」
「20億G……か」
高いな。集められない額ではないが二週間で集められるかどうか。
「分かった。また来よう。その時は20億Gを持ってな」
「次のお越しをお待ちしております」
俺は部屋を後にした。
さて、お宝狩りギルドから出たところで、俺は考える。どうやって金を集めようかと。
まずはここ最近の狩りと地下迷宮で手に入れた素材を売ることにした。
売るのはプレイヤーではなく、冒険者ギルドの素材買取口だ。
後で役に立ちそうなものや、極端にレアリティが高いものを除いて素材を統べて売ることにした。プレイヤーが買うよりも安くなるがこの際仕方がない。
俺は第一の町ウノまで転移石で転移すると、冒険者ギルドに向かう。
買取りをしてもらおうと俺は受付のところまで行った。
量があると伝えるととある部屋に案内される。
俺はそこで全部の素材をインベントリから吐き出させた。
てんこ盛りになった素材が部屋の中心に鎮座する。
「うわぁ、何ていう量……」
ドン引きする受付嬢を尻目に俺は玉座に座ってセロを愛でる。
その間に受付嬢があくせくと素材を確認して行っていた。
五分ぐらいで受付嬢があくせく働く姿に飽きたので、掲示版を除くことにする。今はタイムリーな情報が欲しい。
それによると村の作り方や拠点の作り方が判明したとことが話題になっていた。
どれも共通点としてコアクリスタルを必要とするらしい。
魔物を寄せ付けないようにするにはコアクリスタルの力を借りるしたかないのだとか。
「検査が終了しました。しめて3億ゴールドになります」
「そうか分かった」
俺は三億ゴールドを貰うとギルドを後にした。
まずは三億、残り十七億はどうやってあつめようか。
さてどうするか。




