成果と準備
俺は強くなるため、訓練所にまた通い始めた。
教官はまさかの影人形のスキルを習得していて、多対一の戦いも練習できた。
もちろん俺も影人形スキルや悪意の腕スキルをうまく使えるように練習した。
銃の数も増やした。
初心者シリーズだけどな。
そして訓練して一か月が経とうとしていた。
八月二十七日。
夏休みもあと三日ほどとなった。
俺が訓練している間に、夏休みイベントがあったり、レイドボスが現れたり、攻略が進み第六の町セイスまで発見されていたり、第二回武闘大会が行われたりする。
その間俺は朝から晩まで教官と訓練の日々だ。
おかげで俺のプレイヤースキルは抜群に上がった。
夏休みの大半を訓練に費やしたかいがあったものだ。
今の俺の目標は強くなり、ザクロに復讐すること。
もっといえば俺を襲った六人組全員に復讐する。
プレイヤースキルも上がり、俺はガンファイターとしての教官から出されたクエスト
『銃の教官の試練・さらなる高みへ
銃の教官の試練を突破し、さらなる高みへ上り詰めろ。
報酬、称号・ボーナス・アイテム
YES・NO』
をクリアした。
おかげで称号
『銃戦士の免許皆伝
銃のすべての威力1.5倍』
を手に入れた。
他にも得た経験値でレベルが50に上がった。
おかげでステータスに触れるポイントが大幅に上がり、俺はAGIとLUKに極振りした。エクストラステータスポイントも50手に入り万々歳だ。
アーツもさらに手に入った。
一個目はガンファイターになった時に手にいれたスキルだ。
『ダブルバースト 一度に二発撃つ』
『バウンドバレット 弾が一回あったっても消滅せず、跳弾する』
『フィニッシュブロウ 弾倉に入っている弾が一個のみの場合発動できる、ダメージが増加する』
『引き撃ち 後ろにステップで移動して同時に撃つ』
『ファニングショット 左手に撃鉄を当てて使える。一回ですべての弾丸を撃ち尽くす』
『サークルアクション 回転をする。弾が装填される』
ダブルバーストは単純に使える。
バウンドバレットも限定的だが、かなり使える。
フィニッシュブロウは最後の一発だけ、威力が上がるというものだ。これも使える。
引き撃ち? 自力で出来る。
ファニングショット? 撃った後の硬直時間が長いし、自力で出来る。
サークルアクション。自由な回転の仕方で回転してその間に弾が補充される。滅茶苦茶使える。ローリングアクションの強化版と考えていいだろう。
手に入ったアーツはいいものばかりだ。
引き撃ち? ファニングショット? 知らんな。
次にスキルポイントだ。
40で200、50で250、そしてエクストラスキルポイントを200。
合計で650ポイント前のが余ってるから実質使えたのは655ポイントだ。
俺はそれをこのように振り分けた。
『危機管理 HPを0にする攻撃を感知できる:50』
『無尽蔵の体力 スタミナ消費がかなり少なくなる:200ポイント』
『戦闘の天才 運動神経がかなり上がる:200ポイント』
『闇気+血気 闇血気 ダメージを五倍にする。HPとMPが1になり、身代わり効果が効かなくなる。:200ポイント』
危機管理、無尽蔵の体力、戦闘の天才はそのままだが、闇血気は闇気と血気を融合させないと手に入らないスキルだ。前提として闇気と血気を取得していないといけない。
そしてこれはWIKIを見て気づいたのだが、闇気と血気の効果は重複しないらしい。つまりずっとダメージが二倍になる効果は一つしか発動してなかった訳だ。
だが今回融合させて新たなスキルとしたことで、ダメージが五倍にすることに成功した。
最後にアイテムだ。
今回手に入れたアイテムは二つ。
中級者の弾と中級者のリボルバーだ。
威力が初心者シリーズから上がってるのもうれしいが、耐久度無限というのがかなりうれしい。
俺はその後、ギルドの購買部で初心者の銃を購入した。
合計で40丁、すべて俺の影人形と悪意の腕に使わせるためだ。
腕に一つ持たせるとして、影人形10体と悪意の腕が20本だな。
この二つのスキルは俺が訓練でかなり動かせるようになった。
スキルで増やせばその分、体か腕が増えるようなものなので、苦労はしたが。
今では合計で体を21体動かせると考えられる。
俺+影人形+悪意の腕で合計21だ。
教官は影人形を75体操っていたが。
俺もそのぐらいの域に辿り着けたいものだ。
いや、戦闘の天才のスキルを手に入れた俺なら40体ぐらいなら操れるかもしれない。
俺はそう思うとさらにギルドの購買部で40丁購入した。
その後、俺はオーダメイドドットコムの店で注文していた防具を取りにいった。
基本は今までのファーコートと変わらない。
違っているのは中に銃をしまえることだ。
コートの中にホルダーが付いているという事である。
俺は一丁ずつホルダーにしまっていって、弾も込める。
「さて、黒い果実に突入しますか」
俺の復讐劇が始まる。




