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200文字小説集

マスクⅢ(200文字小説)

作者: 日下部良介

 週末になって、ようやく風邪が治った。

 会社が休みなので、朝、ゆっくり寝ていた。

 そこへ妻が入って来た。

 妻は部屋に入って来るなり、僕を叩き起こした。

「これ何?」

 妻が問い詰めてきた。

「これって?」

 僕は寝ぼけ眼で妻の方を見た。

 妻が手にしているものを見て僕は一気に目が覚めた。


 妻は僕のコートをクリーニングに出そうとして、ポケットの中身を確認したらしい。

 妻が手にしていたのは口紅の跡がくっきりと付いたマスクだった。





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― 新着の感想 ―
[良い点] やられました、完敗です。 さすが鉄人。 [一言] 「そっちかよ!」と思わず突っ込みを入れました。 三部作の三段落ち。お見事です。 もう、『言葉の魔術師』と呼ばせてください
2015/01/22 22:05 退会済み
管理
[一言] 拝読しました。 修羅場ですね。ご愁傷様でした。それとも「許して」のチューで解決したのかな?
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