チュートリアル
リーグ・オブ・レジェンドは5対5のチームバトルである。各プレイヤーは、試合開始前に選択した「チャンピオン」と呼ばれるキャラクターを操作し、お互いの陣地に設置された「ネクサス」の破壊を目指す。
(中略)
ネクサスを破壊するために、ネクサスを守る為にレーンと呼ばれた道に沿って配置されている「タワー」を破壊しながら進軍することになる。タワーは近くに来たチャンピオンに非常に強力な攻撃をすることで、敵の本拠地を守っている。タワーを破壊するためには「ミニオン」と呼ばれるネクサスから定期的に発生するNPCを楯にして塔に攻撃をする必要がある。また、ミニオンや敵チャンピオンを倒すことによって、チャンピオンを強化することができる経験値やゴールドを入手することができる。最終的にゲームに勝利するためには、効率的にミニオンを倒す、強襲して敵チャンピオンを倒すなどして自チームのチャンピオンを強化していくことが重要となる。
Wikipedia リーグ・オブ・レジェンズ 概要より
「ふぅうううーーーーー……」
スクリーンの前に表示される「マスターに昇格しました!」という文字と、紫色のエンブレム。
「キャリーしたなぁ……」
最終スコアは20キル6デス7アシスト。アドレナリンだかドーパミンだかがどばどば分泌されるのを感じる。
達成感、安堵、幸福。そういった、言葉にするのは難しい嬉しいという気持ち、成し遂げたという気持ちにただただ溺れる。
現在、中学二年生の十一月。LoLを初めてから一年と半年で、ようやく俺はこのゲームの上位0.4%にまで昇りつめた。
自分は何をやっても大したことは無いが、ゲームは得意だ。特に、このLoLというゲームは、結構、かなり得意だ。
中一でこのゲームを始めて以来、使える自由時間のほぼほぼ全てをLoLに費やした。それだけ熱中したし、このゲームは奥深かった。
操作の正確さ、二百体近くいるチャンピオンの知識、そして一試合で十人のキャラクターが出てくることによって生じる複雑さ、シナジーや戦い方。
敵の隙を一瞬で突く嗅覚に、負け続けた時や味方から煽られた時のメンタルの維持。
一年半、これらをまんべんなく鍛えていった末に、今の画面にようやくたどり着いたという実感があった。
――一生ダイアモンド2からあがれないのかと思ってたけど。
九か月でダイアモンド、上位3%まで上がれて調子に乗っていたが、そこからマスターまでは更に九か月が必要になった。
長かった。そして、だからこそ、ダイアにあがった時も思ったものだ。
「上がれた。やった。嬉しい。――でも、こんなもんか」。
シルバーから始めてゴールドにあがり、プラチナにあがり。嬉しさはどんどん大きくなっていくが、それと同時に、「でも、こんなもんか」と思う。
今ではそれを上達の証だと思うようになった。憧れた上のランクも、いざ自分がなってみると、「あれ、普通に上がれるじゃん」となる。それこそが上達の証なんだろう。
そして今、当然同じことを思っている。こんなもんか、と。
けど、今までとはちょっと違う。
次のランクであるグランドマスターは目標というよりあくまで通過点。
当然目指すはチャレンジャー。
「挑戦者」という名称こそが、このLoLというゲームにおいて最も上手いプレイヤーの肩書だった。
シーズンは2025前後ぐらいを想定ですが、このゲームはよくバランスが変わるので特に絞ってません。
アタカンなんて無かった。
プロに関しては一応LCP制を想定だけど、ここはおいおい。
筆者はエメ。




