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けい子の本当の名前と部下は部下

「私一杯食べますからねー」


と、けい子ちゃんがメニューのタブレットをポチポチと押し始めた


間もなく押し寄せる品物の多さに「本当に全部食べれるの?」と確認すると


「なんだか私、どれだけ食べてもお腹が一杯にならなくてー出るものも出ないんですよー」なんて食事中になんてゆう事を・・・


あれ、そういえば俺もトイレに言った記憶はないな


もしかしたら俺もいけるのかもなんて思ったけど、財布がそれを許してくれなかった


「俺は、生とつまみ一つ有ればいいから」って、言うと「自分で頼んでくださいよ、私は部下のお母さんじゃない!」とか、いや優しさとか無いの・・・


これくらいの理不尽には、耐えて見せる


目指せ明るい未来!けい子ちゃんの友達はきっと優しい!!


歯を食いしばりタブレットを受け取り、生と冷奴を注文する


ちなみに「金額」ボタンをポチっとすると、58,730円となっている・・・


青くなりそうな顔を、おしぼりで隠し


息を吐く 息を吐く 息を吐く ハァー ハァー ハァー


ふぅー 過呼吸ぽかったな


持ってて良かったクレジットカード・・・


明日から、けい子ちゃんは只の同僚 気にしたら負けだ 気にしたら・・・負ける


今日は俺も飲んじゃおう


もう一度タブレットを手に取り、アルコール強そうなのを順番に頼んでいく


「お、部下さんもいける口なんですね」なんてタブレットをふんだくり「私も飲もう」って、ちょっと・・・



2時間過ぎてもう二人はベロベロだった


「だからねぇ わらしは いったんですにょー なまえなかったら ひぶんで つければいいにゃないって」


「そんな かんらんに なまあんえ つけられないっしょぉ」


「ぶあさんも なまえつけてあげましょうかーー」


「おえは いいんあよー うかのあまでさー」


「うかの あまだお いうまえたっへも うか でうにぃおー」


なんて終わらない会話がが続いて



「ちっ!」って舌打ちで目が覚めた


「責任取ってもらいますからねっ!」って下着姿のけい子ちゃんが責めるような目で見てますけど


いやいや「帰り方がわからなーい」とか言って無理やり連れ込んだの、けい子ちゃんじゃないか・・・ってこわくて言えそうにないな


とゆうか寝てる間にこっそり見ちゃったけど


けい子ちゃんの本当の名前は・・・


圭子ちゃんだった


そのままじゃん・・・



次回 部下の責任の取り方



だから、これ何?

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