押しかけ女房の事情
病院から退院した社長と・・・旦那と我が家に帰る
まるで初めて帰ってきたようなそんな気分だ
そのうち、普通になるのだろうか
なんと我が家は、郊外にある一軒家だった
一応隣の田中さんに「今日退院出来ました」と伝え
旦那(清治)さんと中に入る
そうして、私が押しかけた事情を考察するのだが、なんか納得いかない
旦那(清治)さんに聞いても、はっきりせず
とゆうか、いまさら清治さんなんて呼べるわけないじゃん!なんて思っていたら
「ママーーー!」って小さい女の子が走ってきて、私に抱き着いた
え? え?
私、ママだったの?
「君は、私が初めてハウスキーパーの仕事で行ったアパートで、家賃も払えず居座り続け、掃除するなら私も一緒に掃除してよーーー!て騒ぐものだから、仕方なく我が家に連れて来たんだよ」
え?
私ってそんなダメな奴なの?
「そして一緒に暮らすようになったのだけど、何もしないのは悪いからって仕事を手伝ってくれるようになって、部下が入社した時の歓迎会の時に、二人で酔っ払って家に帰ってな・・・」
ま、まさかその時に私を・・・
「朝君が、社長責任とってね!ごちそうさまでした!って言われたんだが、私には記憶がないのだよ・・・」
まさか、私から・・・あぁ、勝手に記憶が上書きされていく
そ、そうよ、あの時酔ってる社長をベッドに寝かせた後、取りあえずチャチャっとやっちゃって責任取らせれば、私はゴロゴロしながら暮らしていけるなんて・・・
「あぁぁぁぁぁ、すいません。こんな感じを求めていたわけじゃ・・・あれ、じゃあこの子は?清治さんの連れ子?」
「いや、その子は僕たちの子供だよ。多分まだ設定が追い付いていないのだと思うよ。多分、次回子供の名前となんたらって、頭に流れてくると思うよ」
次回、5丁目の佐藤さん家の怪(全編)
え? 家族関係はこれで終わりなの・・・