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あわてんぼうのサンタクロース
少年は新しい物好きだった。
ある年のクリスマスも最新式のゲームが欲しいとサンタに強請っていた。
「ファンタジークエスト6章買ってくれるかな?」
「そうね…。」
クリスマス当日の夜
ベットの隙間から、赤い服の男が枕元に何かを置いたのが見える。
用意したケーキを美味しそうに食べると、窓から飛び出していった。
次の日の朝、
「これ、頼んでたやつじゃない!パチモンだ…」
彼の手には、ファンタジークエスト7章が握られていた。
ネタが浮かばなくなったので、ここで一旦終わらせていただきます。次回作にご期待ください