15/18
悪魔の頼み事
「俺を召喚したのは貴様か?」
「ああ、そうだ…」
腰を抜かす少年の前には、角の生えた長身の悪魔が立っていた。
「お前の願いをかなえてやろう…」
「え、いや特に願いとかはない。しいて言うなら帰ってくれ」
少年の言葉に悪魔は茫然とする。
「ふざけるな、悪魔は召喚者の願いを叶えなければ帰れないのだぞ!」
「でも、魂とるんでしょ?そこまでして叶えたい願いは無いな」
それから数十年
「お願いだ。いい加減願いを決めてくれ!!」
Twitterにて補足と解説しています。
平光翠
@hiramitu_midori
見切り発車ですので、若干ネタ切れではあります。