意気地なし 作者: 独りぼっちかもしれない 掲載日:2020/01/23 許されるなら その手を取りたかった 許されるなら ずっと二人で言葉を交わしたかった たとえ同じ話であろうが 中身のない話であろうが 許されるなら 引き留めたかった 許されるなら 触れたかった パサパサしてて嫌いだという君の髪に そうすればそんなことないと とびきり愛でてあげられたのに 許されるなら 立場を捨てて君のもとへ行きたかった 許されるなら その頬に唇に触れたかった そうすれば余計なしがらみは捨てて お互いただの人間同士になれたのに