表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/17

3話 初戦闘があっけなく終わりました

目が覚めると、何故か草原にいた。

僕は見渡す限りの雑草の中で寝転がっていた。

何故こんなところにいるのかはわかるが。少し読み戻していただければ記憶をさかのぼる必要もない。

「そういえばさっきのスライムは?」

辺りを見回すとさっきのスライムがいた。

前世では気がつかなかったが視点がかなり自由に回る、スプレーの首にあわせて360°回るみたいだ。

あのスライムは先手必勝で倒してしまおう。

その前にシステムウィンドウの確認もしてみよう。

イメージするとパッとシステムウィンドウが浮かび上がる。

ステータスを確認してみよう


名前:

レベル:1

HP:100%

MP:100%

スキル: (浮遊) システムウィンドウ 異次元開放 言語理解


自分のステータスが出てきた。

異次元開放がさっきの収納用の異次元なのかな。

浮遊を使用してみる、体が浮き上がる。おお、凄く自在に動けるみたいだ、これは便利。

体が動きたいと思った方向に動く、無重力の空間にいるみたいだ。

そのままスライムに近づいていく。そうだ、スプレー缶から何が出せるのかな。っていうか今は何が入っているんだろうか。

中身を出してみる。プシューという音と共に霧のようなものが噴出される。

スライムにそれがかかる。スライムが蠢いたかと思うと急速に溶けていった。

中身をシステムウィンドウで確認してみる。


現在の中身:殺虫剤

消費量:10MP/秒


殺虫剤だったのか。女神様が落とした缶はキン○ョールだったのだろうか。

どういうものに入れ替えられるのかな、ガイドで確認してみよう。

ガイドは質問をすると返ってくる仕組みみたいだ、とても手軽で便利。

Q.入れ替えられる中身に制限はありますか?

A.思いつく限りの物質を入れ替えることが出来、その物質の希少性等に影響して消費MPが変わります。ただし、明らかに大型でスプレー口を通らないものは出すことができません。

Q.消費MPの量は何を基準にして決まる?

A.主に素材の希少性によって決まりますが、人の血液や調合薬などの純粋な希少性だけでは計れないものは消費量が変わります。

かなり自由度が高い仕様みたいだ。ありがたい。

Q.あのスライムって強いの?

A.指でつつくとそこから溶け出していきます。

あっ、そうですか。


さて、ここからどうしようか。

ふわふわと移動する。そういえば今の戦闘でどのくらいMPを消費してるのかなこれ。

システムウィンドウを開く


名前:

レベル:2

HP:100%

MP:95%


殆ど減ってないな。MP消費が少ないのかな?ところでこの減ったMPって戻るんだろうか、ちょっと聞いてみよう

Q.MPって自動回復する?

A. 自身の所持MPと魔力に応じて回復していきます。また、休んだり眠ったりしている間は回復量が大きく上昇します。

Q.HPの自然回復も同じ?

A.いいえ、あなたの体は自動修復しないので、回復魔法を使用する等の外部からの修復が必要になります。ちなみに、一般の人間の場合は自分の筋力や体力に応じて自動回復が上昇します。

僕の体は勝手には治らないのか、これは迂闊には怪我できないな。

体に穴が開いたら即死するんだろうか…体の丈夫さが不安になってくる。


そういえば気になっていたことを聞いてみよう。

Q.魔物の名前ってどうやって決まるの?

A.魔物の名前は発見した人が名付けたり、いつのまにか皆から呼ばれたものが定着する他、初めから神様が名前を決めるケースもあります。

Q.ダークリヴァイアサンMk-Ⅱは?

A.他の世界の神様が遊びに来た際に勝手に命名したと記録に残っています。


サメが気の毒に思える。


2話の影響を受けて文章を書き換えました。あとスプレー缶の中から出せるものは液体か気体と書いたのですが、それだとパイ投げにつかうフォーミングパイとかどうなるの?とかなるのでいっそ物質に書き換えました。及び誤字脱字を修正。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ