君へ
君はいつも忙しい
スポーツが大好きで、行動的で、わんぱく
青春真っ只中
友達といつも遊んで、バイトして、
キラキラしている
この世の汚れを知らないような
知っていても浄化してしまいそうな
そんな君
それに比べて自分は何をしているのだろうか
ただ毎日同じことを繰り返している
気がついたらいつもその日が終わる
この記憶が、今日のことなのか昨日のことなのか、
もしかしたら、ただの想像なのか
分からなくなる時が多々ある
何のために生きている?
何度も自分に問いかける。
何がしたい?これから何をする?何をしてきた?
分からない
自分の人生は、なんだろうか
内容がない人生
かと言って、内容のある人生をおくりたいとも思わない
内容のある人生ってなに?
少なくとも今の自分の人生は、くだらない
このまま生きていたって、楽しいことは何もない
そんな時に君は現われた
君との会話、新鮮だった
君の話、今日あったこと、趣味や嫌いなもの
好きなもの
たくさん話した
君からの返事を待っている自分がいた
君は優しいから
どんなに忙しくても、疲れていても、
必ず返事を返してくれる
今日も君は何をしている?
きっと、忙しいのだろう
話しかければきっと返してくれる
君は優しいから
でも、話しかけない
話しかける勇気はないんだ
自分みたいな人間が君のような人間と関わってはいけない
汚れてしまうから
君は君の道を
自分は自分の道を行こう
楽しかったよ、ありがとう
そして、さようなら