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好きになるのはこんなにも簡単なのに、好きになってもらうのはこんなにも難しい。

久々の更新♪

 あなたの事が好きだった。


 そして、今もあなたのことが好きだ。


 いいや、大好きだ!!!


 胸から想いが溢れる位 大好きだ!


 傍で感じる気持ちは太陽よりも温かく、


 真っ赤に燃えて私を恋の誘惑に乗せてしまう。


 だけど、そんな魅力でいっぱいな君が大好きだ。


 でも、君は私の方に振り向いてくれない。


 大好きなのに、君は私の方に振り向いてくれない。


 いつも見ているのはあの子の背中。


 告白をする気もないのに、あの子の事をいつも見つめている。


 でも、私が「好きなの?」って聞くと、「別に?」と答える。


 そんな君の姿は見たくないよ。


 君の行動を見ていれば、学校のアイドルであるあの子が好きなことくらいわかる。


 授業中。 休み時間中。 掃除の時間中。


 どれをとってもあの子に心を向けている。


 いつもいつもうわの空って感じ。


 でも、君は「別に好きじゃない」と答える。


 私がどれほどあなたの事を見てきたと思うの?


 私はあなたがあの子の背中を追っかけている時に、いつもあなたの後ろで見ていた。


 たった一人だけの、あなたという存在を―――。


 だから、私にはわかるの。


 ううん、 わかってしまうの。


 だから、「好きじゃない」なんて嘘は吐かないでよ。


 幼馴染の私に嘘なんてつかないでよ。 バレバレなんだから。


 やめてよ。 叶わない希望を持たせるのは。


 どうせなら、私の方を向いて、私に向かって「別に好きじゃない」と言ってよ。


 そうすれば、私はあなたを諦めることができるから。


 多分、きっと、大好きなあなたを嫌いになれるはずだから。


 じゃないと、朝も昼も夜もあなたの事でいっぱいな私はおかしくなっちゃうの―――。

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