あなたに捨てられた私に、どうか無償の愛を捧げて下さい。
第二弾です。
前作が好評だったわけではありません。
けれど書いていきたいです。
前回は10話だったので、今回は20話ということで!!
今回は小説をメインにしたいです。どうぞ!!
『元カノなんて言わないで?』
私はそう、切に願う…。
私が振られた理由は“お節介”だから…。
彼にとって私は鬱陶しい存在でしかなかったらしく、私は付き合って半年で振られた。
私が尽くした総てが邪魔なものでいかなかったなんて…。
そう知った時の私は一体どんな顔をしていたのだろうか?
そう思うとまた悲しく思う。
振られた当初は“辛い”という言葉しか出てこなかった。
けど今は違う。
無しか思わない。
良かれと思ってしたことがダメだってわかった時、
尽くした人に毛嫌いされた時、人間という生き物はいとも容易く崩れ落ちる。
他の人なんて知らない。
ただ自分はそうだった。
今はもう、彼のことを思い出したくもない。
彼は私を見捨てた。
理由はウザいから。
―――ただそれだけ…。
悲しいなんてレベルじゃすまなかった。
もう人生が終焉を迎えたと思った。
私はそれぐらいにひどく窶れ、涙を流し続けた。
嘘でもいいから「好き」だと言ってよ。
例えあなたに他がいても、私は何も言わないから。
だから私をお願い傍においてよ。
愛さなくてもいい。
愛なんていらないから…。
私に捧げる笑顔じゃなくても、それが見れれば私は満足だから。
泣かないでいられるの。あなたが傍で笑ってくれるなら。
悲しくなんてないの。ただ少し切ないだけ。
だからいかないで?おいてかないでよ?
私にはあなたしかいないのだから…。
これだけ言ってもあなたは振り向かないの?
それは愛?それとも嫉妬?
私がかわいすぎるから?それとも私が憎いから?
他の男とそんなに話すことがいけないこと?
ただの友達なのに…。
人生であなた以外を愛したことなんて家族以外ないのに…。
それでも私を見下すの?
天にも見捨てられ、あなたにも見捨てられた私はどこに行けばいいの?
お願いだから傍においてよ。
私はあなたがいないとダメなの。
私はあなたしか愛せないの…。
だから私に無償の愛を捧げてよ。
矛盾はわざとさせてあります。
だからそこは気にしないでください。
主人公となった女の子が矛盾するほど、
狂うほど好きだったということを表したかったので(笑)