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転生したら異世界の宇宙最強の龍でした!〜0から星と生命を作り出して一大文明の支配者になったので現代日本へ帰還します。自分は日本が一番暮らしやすい。〜  作者: 電動ガン
第三章〜新時代〜

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ママのお話し合い。三者面談なんだけど余計なこと言わないで欲しいな

Xやってます。Xアカウント→http://twitter.com/dendogun


面白かったら感想・評価してください。励みになります。


「みのりちゃん皿洗いやっといたよー。」


「あ!アイさんありがとうございます!」


衝撃的な速度でシルバディア一家に馴染んでいるアイメイディアス。ママなだけあってどこで覚えたのかわからないが家事はベテラン主婦並に熟していた。


「じゃあママ。私仕事行ってくるから。」


「ほいほいシル。コレ持ってきな。」


「なにこれ。」


「弁当だよ。いるでしょ?」


「そうね・・・・・・ありがと。」


「ほいじゃ、いってらっしゃ〜い。」


「は〜い。」


この驚異的な速度での馴染み方に対応出来てない人物がいた・・・・・・というより全世界の人類が馴染めていなかった。


・・・・・・・・・


・・・・・・・・


・・・・・・・


・・・・・・


・・・・・


・・・・


・・・


・・



「あのお方は、我々の神とは違う。だが間違い無く神であらせられる。敬い、平伏するべきだ。」


世界中の宗教家や宗教の指導者は異例の声明を出した。ジュネーブの公開会議で姿を見せたアイメイディアスを神と認めたのだ。イスラムも、ヒンドゥーも、仏教も、キリスト教もユダヤ教も神道も。全ての宗教が平伏し日本にいると観測されたため日本の方向に祈りを捧げた。だが一方アイメイディアスは信仰されるのが初めての為むずかゆく感じていた。


「むむむ・・・・・また信仰のエネルギーが集まってきた。かゆくて。じんましんできそう。」


神とは信仰されるものなので一先ずアイメイディアスは受け止めた。本来なら宇宙の深淵の裏側、次元空間の底の底、事象の地平線の向こう側からエネルギーを受け取り権能を使ってきた。むずかゆくもあったが信仰というピュアなエネルギーはアイメイディアスには恐ろしく心地よい物だった。


「これじゃ終わらす必要はまったくないじゃんね。」


地球の危機は計らずとも大きく回避されていたのであった。


▽▽▽


そのころ日本政府。中島総理は自国に本物の神がいることにもう泣きそうだった。とりあえずは事情を聞かなければならないと招聘を考えていた。だが呼んで素直に来てくれるかがが問題だった。


「人類程度が生意気などと地球を・・・・・・いや太陽系を破壊されたら!!!」


「コードネーム:ドラゴン達の待遇に関して怒りを覚えたら!!!」


「地球の環境破壊・・・・・・」


「海洋汚染・・・・・・」


日本政府は頭を悩ますばかりだった。いつもの四カ国もこればっかりは静観させてくれと手を引っ込め隠した。味方はいない。されど敵は強大というか神。立ち向かえる筈がなかった。


「総理!どうしますか!!」


「総理!!」


「総理!」


「呼びましょう・・・・・・」


「本当ですか!?!?」


「大丈夫なのですか!?!?」


「ジュネーブのあの場所で、彼女は軽くありながらも私に手を差し伸べ、挨拶をしてくれました。それを信じます。」


閣僚達が唾を飲み、アイメイディアスの招聘が決定した。


・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・


・・・・・・・・


・・・・・・・


・・・・・・


・・・・・


・・・・


・・・


・・



「え?ママを会議に出して欲しい?」


「そうなんです。」


須垣がダンジョン管理室にやってきてそう言った。須垣は顔色を悪くするほど困っているようでシルバディアはそんな困ることかなとごちた。


「別に、私に許可取らなくても来てって言えば来てくれると思うけれど・・・・・・?」


「そんな友人のように呼ぶわけにはいきません。神なんですよ?」


「神だけど私達のママよ。面倒見てる子供のママとお話するくらいの気分で行った方がいろいろ引き出せると思うわよ・・・・・・?」


「無理です・・・・・・」


「ええ・・・・・・」


さめざめと泣く須垣を見てシルバディアはため息を吐く。


「仕方ないわねぇ。じゃあ私が付き添って。ママと三者面談すればいいのね。」


「お、お願いします!!」


「じゃあ日程教えて。ママ大体家にいるから。」


「はい!!」


日程を聞くと結構早いなとごちるシルバディアだったが人類の不安を取り除くには早いほうがいいかと納得した。



▽▽▽



一週間後。永田町。総理官邸。地下六階。地下会議室。シルバディアはアイメイディアスを連れてやってきた。迎えにきた須垣がインターホンで到着を報告すると重たい扉が開く。そして中に入ると緊張した面持ちの総理と江田官房長官、鮫坂危機管理監が待ち構えていた。


「ようこそ。まずはおかけになってください。」


「はーい。」


軽い返事をして座るアイメイディアスだったが今日は真面目モードだった。長いネイルを外し、じゃらじゃらしていたブレスレットも外し、豊満な胸元も開けず、青い眼鏡を掛けていた。


「どーも中島そーり。改めて、アイメイディアスです。よろしく。」


「よろしくお願いしますアイメイディアスさん。」


アイメイディアスがスカートを直そうとした瞬間江田官房長官がピクッと反応する。それを見たアイメイディアスは右手の人差し指を振った。


「!!?」


すると江田官房長官のスーツスカートの裾から拳銃とマガジンが数個、バラバラと落ちて消える。


「そういうのいらないよ。私は敵じゃない。そもそも効かんし。」


「・・・・・・・すみません。」


「まぁでも、貴方も警戒するのが仕事だしね。」


苦い顔をする江田官房長官だったが鮫坂危機管理監に肩を叩かれ諦めたようだ。


「じゃ!そーり!何が聞きたいの?なんか聞きたい事があったんでしょ!!」


「はい、たくさん聞きたい事があります。」


「なになに?」


「まずアイメイディアスさんは神とのことですが、どういう神なのでしょう。日本には様々な神がいて、何か該当するものはあるのかなと。」


「あーうーんとね。まず唯一神だと思う。他の神会ったことないし。」


「そうなのですね。」


「それとあーしは終焉の神だね。」


「終焉の・・・・・神・・・・・・?」


「そう、例えば文明が発達しすぎて、自分の宇宙を女神龍の領域を越えて拡張しようとしたりだとか、そもそも繁栄と調和を司る女神龍が邪魔になって殺そうとしたりし始めたら。その宇宙を終わらせる。そういう仕事をしてるんよ。」


「なるほど・・・・・」


「他には女神龍を生み出したりとか出来るよ。生み出したことある女神龍は200体。現存する女神龍は190体だね。」


「女神龍は何故減っているのですか?」


「・・・・・・8体は良くない成長をしたからあーしの手で終わらせた、生み出した生物を嬲って遊ぶようになっちゃったんだ。残り2体は、すごく若い子が、銀河の暴走に巻き込まれて行方不明になっちゃったの。」


「そうでしたか・・・・・・お辛い話をさせて申し訳ありません。」


「いえいえーこういう話もちゃんと吐き出さないと前に進めないしね。あーしにそんな相手いなかったし。」


「私で良ければ今後もそういう話は聞きますよ。」


「ほんと!?ありがとーそーり。たまに遊びにくるね。」


「その時は必ず連絡してくださいね。私いないかもしれないので。」


「だよね。そーり忙しいもんね。わかった。」


鮫坂危機管理監がお茶を出してくれてみんなで飲む。中島総理は恐ろしい神ではあるが母性溢れるアイメイディアスに同じ母親であるシンパシーを感じているようだった。


「ああ、それと。」


「なにそーり。」


「地球を作ってくださり本当にありがとうございます。我々はこうして少しずつ発展していけてます。」


「あはは!!いいんだよーあーしがきまぐれに作った物だしね!!」


「総理。ちょっと聞いて。」


ここで今まで黙っていたシルバディアが口を挟んだ。


「おかしいの。矛盾してる。」


「何がですか?」


「さっきママは終わらせる終焉の神だって言ったでしょ?どう考えても宇宙や惑星を作れる筈が無いの。」


「え・・・・・・?」


「たとえ話で言うならば土を集めて粘土を作るように女神龍は作れる。でもママ自体は粘土を使って壺を作る事は不可能なの。権能が無い・・・・・・つまり腕が無いから。」


「なんとなく伝わりました。」


「このおかしい話をずっと調べてた。最初は本物かどうか疑った。でも間違い無く本物だった。じゃあ何か権能を得たのか?それもあり得ない。ママは神で、学習はしても成長はしない。それは女神龍も同じ。」


「あー・・・・・・」


「何が、起きていると・・・・・・?」


「わからない・・・・・・だけどママがやったのは、女神龍の存在理由を根本から揺るがすこと。私達は、いらなくなる。」


会議室が嫌な静寂に包まれる。シルバディアはアイメイディアスをじっと見つめこう続けた。


「ねぇママ。私達、もういらないの?自分で宇宙を作って生命を生み出せるなら、そういうことよね。」


「・・・・・・・違うッッッ!!!」


アイメイディアスが椅子を蹴飛ばし立ち上がりシルバディアを抱きしめる。


「いらなくなんかない!!!地球とその宇宙を作ったのは、ほんとに気まぐれ!!!娘達に出来るなら、あーしも出来るかなって思って、偶然出来ただけ!!!それにシルも見たでしょ!?地球は、エーテルも無いし、調和もあんまり取れてない!!!女神龍が、シル達が作った世界が一番良いんだよ!!!」


「ママ・・・・・」


「まぁでも・・・・・・地球に女神龍の手が入るとちょっとだけ余計に調和が取りづらくなっちゃったけどね。」


「最後のは余計よ!!」


シルバディアがアイメイディアスの抱擁から逃れるとふうとため息を吐く。


「じゃあママ、ほんとに偶然出来ただけなのね?」


「そ。二度と同じように出来る気しねーわ。」


「そうなの。総理そういうことだって。」


「壮大過ぎて我々にはどう反応して良いかわかりません。」


中島総理が一笑いすると次の質問に移った。


「ではアイメイディアスさん、次の質問です。」


「はいよー。」


「アイメイディアスさんは育児に関してはどうしていますか?」


「育児?」


江田官房長官と鮫坂管理官はぎょっとした。そんなもの質問リストに無いからだ。声を掛けようとした鮫坂危機管理監が手で制される。


「育児かーまず地球時間で10万歳くらいまではあーしの元で育てて、宇宙や星の作り方を教えるなーそうしてまず赤ちゃんを脱するから。」


「女神龍の寿命を考えると短いんですね?」


「そうだねー赤ちゃんの期間はあっという間に終わっちゃうな。そう作ったのはあーしだけどちょっと寂しいな。」


「そうでしたか。すると10万歳に到達したら宇宙に放り出してしまうのですか?」


「うん。そう。だけどたまにあーしに泣きつく子がいてさ。自分でやれ!って思うんだけど結局手伝っちゃう。」


「ふふふやはり我が子はカワイイ物ですからね。」


「だねーでさその泣きついて来た子ってシルなんだけど。」


「ちょっと!!!」


「はいはい。中島そーりもこどもいるの?」


「いますよーいま18歳で。もう元気いっぱい。」


「18歳かーじゃあ女神龍的に言うと1200億歳くらいだね。」


「そんな年齢・・・・・・え?じゃあシルバディアさん達って・・・・・・」


「地球的にいうとまだ9歳くらいだね。」


「ええええええ!?!?」


「何驚いてるのよ総理は。」


「だ、だって!!アイメイディアスさん、随分としっかりした子をお持ちで・・・・・・」


「しっかりした子じゃないよー女神龍は自分で作った宇宙が寿命を迎えて見届けたことが一回でもあればやっと一人前だね。大人なんてまだ早い早い。3000億歳を超えないと大人とは言えないよー」


「壮大なスケールですね。もう大人の娘さんはいるんですか?」


「うん!ゼファランディアっていう一番上の娘が3800億歳くらいかな。大人って言えるのはこの子だけなんだー。」


「そうなのですか。では母親として私の先輩ですね。」


「あはは!!放置育児だけだから子育てらしい子育てはしてないけどねー」


「ふふふでもしっかり見ていらっしゃるのでは?」


「もち!でも遠くに行きすぎて目が届かない子もいるんだよね。今何してるんだろ。」


「心配ですね。」


「うん・・・・・・見に行くとしたら何個も次元を捻じ曲げなくちゃならなくて。いろんなところに大変な被害が出ちゃうから会いにも行けないんだ。」


「ああ・・・・・!!」


「まぁでも!便りが無いのは元気な証!って日本では言うんだっけ?だからあんまり心配してないよ!」


「ですね。そう祈りましょう。」


「うん!!」


中島総理はアイメイディアスと意気投合を見せ、鮫坂危機管理監の提案で総理がアイメイディアスと手を握り肩を組んでいる写真を公開した。

それは写真からも尋常では無い神気が放出されており世界中から日本は神の国だと恐れられ平伏されることになるのはまた別なお話。











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