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転生したら異世界の宇宙最強の龍でした!〜0から星と生命を作り出して一大文明の支配者になったので現代日本へ帰還します。自分は日本が一番暮らしやすい。〜  作者: 電動ガン
第二章〜ダンジョン〜

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放課後ダンジョンの開放。ハイティーンを呼び寄せろ!!!大作戦

Xやってます。Xアカウント→http://twitter.com/dendogun


面白かったら感想・評価してください。励みになります。


「ううーむ。」


ダンジョン庁。シルバディア専用ダンジョン管理室。シルバディアは食べていたポテトチップス明太キムチたくあん味の袋を投げ捨て。空間ホログラフィックディスプレイ(正式名称コレ)の一つを眺めた。


「ハイティーンの探索者が殆どいない。」


日本の全体のハイティーン探索者の数はたった2000人。総探索者数は4000万人もいるのに。これはなんとか是正しなければならない。エーテルを循環するのに必要なのはパッションだ。若い探索者のパッションは馬鹿にならないエネルギーになる。


「2000人もいればぶっちゃけ十分ではあるんだけど・・・・・」


一計案じるしかない。だがどうする。シルバディアは人間体の見た目はハイティーンだが実際は五百億歳だから話にならない。周りにいるのは海夢くらいしかティーンがおらずまだ14歳。やっぱあれか。親の許諾無しは怪しすぎたか。


「ああそうだ。」


直接聞けば良いんだ。


・・・・・・・・・


・・・・・・・・


・・・・・・・


・・・・・・


・・・・・


・・・・


・・・


・・



翌日。


「今日も稼いだなぁ。」


「そうだな親父。これで母さんが欲しがってたドラム式洗濯機買えるんじゃない。」


「俺一人焼き肉いこ。」


「私お小遣い増えるからコスメ買いたい!」


「豪さんは借金あるって言ったのに焼き肉いくんすか。」


探索者パーティ『ハミング・バード』は今日も魔石を買い取り所に出し、換金してほくほくで管理棟を出たところだった。お昼から入り夕方に出てきて晩ご飯を食べて解散するのがルーティンだった。そこへスーツを来た男達が近づいていた。


「瀬戸祐二さんと鳴海マナさんですね。」


「え、はい。」


「はい・・・・・・」


「ダンジョン庁の者です。少々着いてきていただけますか。」


祐二とマナは顔が青ざめた。違法行為や違反行為はした覚えが無い。だがダンジョン庁からの呼び出しはもうだめかと感じるには十分だった。


「待ってください!!息子と、この子が何か!?」


「祐二さんのお父様ですね。ご心配でしたらお父様もご同行願えますか。」


「え?」


「行きましょう。」


「は、はい・・・・・・」


大悟と豪は置いてけぼりにされ、三人は連行されていくのだった。


・・・・・・・・・


・・・・・・・・


・・・・・・・


・・・・・・


・・・・・


・・・・


・・・


・・



ダンジョン庁の一室に通された三人はびくびくしながら椅子に座って待たされるのだった。


「お、親父、俺たち何かしたのかな。」


「わからん・・・・・・何かしたにしては子供だけ呼び出すのはおかしい。」


「瀬戸さんどうなっちゃうの・・・・・・」


「大丈夫、何か違反したなら、既に買い取り所か、検問所で免許は剥奪されてるから・・・・・・」


「じゃあなんなんだ・・・・・・?」


「・・・・・・・わからん。」


そこにコンコンとドアがノックされ黒服が入ってくる。


「瀬戸祐二さん、鳴海マナさん別室へ移動してもらえますか。」


「親父・・・・・・」


「瀬戸さん・・・・・・」


「いったいどういう用件なんですか。それぐらいは教えていただけませんか。」


「機密案件が絡んでおりますのでお伝えできません。」


「えっ。」


「ええ!?」


「うそぉ!?」


「一先ず着いてきていただけますか。悪いことではないとだけはお伝えできます。」


「わかった・・・・・・親父行ってくる。マナちゃんも行こう。」


「あ、ああ・・・・・わかった。」


「うん・・・・・」


そうして移動した祐二とマナは言われた部屋に入ると。アンティークのティーテーブルにゲーミングチェアを横付けして無数の空間ディスプレイに囲まれる暗黒星雲の闇を擬人化したような少女がいた。そしてその横にはラップトップを忙しなく叩く女性も。その女性が顔を上げると少女の袖を引っ張った。


「シルバディアさん来ましたよ。」


「え?あ!坂下!お茶とお菓子!!」


「はい!」


少女が空間ディスプレイをどこかに消し飛ばし、座ってと椅子に促す。祐二とマナはおずおずと座ると。お茶とマカロンを持った女性が横から忍者のように置く。


「初めましてね。私はシルバディア。ダンジョンの管理人よ。」


「あ、ああ。どう、も。瀬戸祐二です。」


「鳴海マナです・・・・・・」


「とりあえずお茶飲んでちょうだい。ゆっくりしてからお話しましょ。」


祐二とマナはマカロンをかじり、お茶を飲んだ。頭の中はクエスチョンマークで埋まり、なんでお茶してるんだろう・・・・・・?と困惑していた。


「・・・・・・あ!!!」


「!?」


「えっ!?」


「貴方たちダンジョン帰りよね。食事の方が良かったかしら。」


「あ、いや、いえ。これで。後で食べるんで。」


「は、はい。」


二人は緊張で動けなかった。ダンジョン管理人。つまり自分たちなんかどうにでも出来る相手。そのダンジョン管理人が何の用なんだ・・・・・と胃が痛くなる。


「とりあえず、直球で聞くわ。」


「は、はい。」


「ひあ!」


「ハイティーンの探索者増やすにはどうしたら良いと思う?」


・・・・・・・・・


・・・・・・・・


・・・・・・・


・・・・・・


・・・・・


・・・・


・・・


・・



二人は安堵していた。ダンジョン管理人なんていうけったいな役職の、そして動画やテレビで見たシルバディアを目の前にして緊張していたが、話してみると大分知性が高いが自分たちとそう変わらない感覚の持ち主だという事がわかり、そしてハイティーンの探索者をどうしたら増やせるかというシンプルな悩みに悩まされていて親近感を覚えた。


「で、ですね!映えスポットを作るんですよ!!ハートの岩とか池とか!あと珍しいオブジェクトとかあれば配信で映えやすくて!!」


「ふんふんなるほど。エモーショナルオブジェクトを設置しましょう。」


「今のフィールドも!壮大だなーって思うんですけど!そういうSNSでバズりそうなスポットがあればあそこに自分も行きたい!ってなると思います!」


「おっけーおっけー。バズりね。覚えたわ。」


「うふふ!これでSNS映え狙っちゃお!」


「祐二はなんかある?」


「・・・・・・そうですね。」


祐二は思案する。自分の意見など・・・・・・とも思ったがシルバディアは実際のハイティーンの意見が欲しいと言った。ならば・・・・・・


「やっぱり、免許センターのハードルが高いと思います。」


「そう?親の許諾無しだけど。」


「親に無断で免許センター行くって、ほぼ家出じゃないですか。それに免許センターに宿があるっていってもいっぱいだし。ダンジョンが稼げると言っても自分を守ってくれる人はいなくなる。

それじゃあダンジョンに行く意味が無い。俺たちは家出がしたいんじゃなくて。ちゃんと未成年のまま楽しく青春のダンジョン探索がしたいんです。」


「あーーーーーーーなるほどねーーーーーーーー」


シルバディアはうにょーんと伸びてなるほどなるほどと連呼する。


「これは完全に失敗だったわねー。想定してたのは例えば親から自立してるけど未成年という扱いの子供の救済だったのよ。そう言われるとそういう子供ってアフリカとか南米とか東南アジアとか。子供に何かしら働かせて収入源にしてるような国じゃないといかんかったわね。日本だと親の許諾無しの方が逆に足枷になってたのか。納得だわ。」


「ですね。日本みたいな国だと、ちゃんと親に許可取った方が思いっきり遊べるのでその方がダンジョンに人来ると思います。」


「そうね。わかった。坂下!!」


「はい!!!」


「法案改正。親の許諾必須にしましょう。」


「承知しました。」


「よし。あとさーなんか親の許諾を出してもらえるようなイベントの案無い?」


「親に許諾をもらえるようなイベント・・・・・?」


「うーんなんだろ。」


「うーーーーーーー・・・・・・・」


「あ、そうだ。」


「お?祐二なんかある?」


「放課後ダンジョン体験会とかどうですか?」


「なにそれ。」


「シルバディアさんはダンジョン管理人なんですよね。設定を弄って死の危険極小から完全に安全にして、親子でダンジョンの壮大なフィールドを体験してもらうんですよ。

やっぱ配信で見られるダンジョンの状況って俺たちみたいなのしか見なくて親には伝わらないし、うちの親父は特殊ケースだけど親に実際にいてもらって1階層、2階層なら死の危険をほとんど退けられてるって確信してもらえれば。

親の理解を得られて、許可をしてくれると思うんです。」


「お?おーーーーー・・・・・・」


いつの間にかシルバディアは空間ディスプレイに指を滑らせており、なにかを見てうなずくと祐二に向き直った。


「祐二。」


「は、はい。」


「それ採用。」


「えっ。」


「設定は思ったより簡単に死の危険を取っ払えたのよね。ダンジョン見学ツアーは行けるしかも魔物撃破体験も出来る。行けるわ。坂下!!」


「はい!!!」


「新イベント略案ラップトップに送ったから詰めて実行プロセス立案まで頼むわよ。これはダンジョン庁主導でやって。狙いは全国のエクスプローラー免許取得可能年齢の15歳から18歳までのハイティーンとその保護者よ。」


「承知しました。」


坂下が部屋を出て行き。シルバディアはマカロンを一つ頬張る。


「じゃあ話は終わりよ。お礼上げるから両手を出して。」


「え?お礼?」


「わぁ!」


そしてシルバディアが指を振るうと二人の両手に青いぶち模様の人のあたまほどの大きさのタマゴが現れた。


「なんですかこれ。」


「タマゴ?」


「これはミニオンのタマゴ。『青空の落とし物』よ。」


「ミニオン・・・・・?」


「ってなに・・・・・?」


「まぁ簡単に言うとペットね。生まれたらダンジョン内にいるとき自動的に貴方たちの後ろを着いてくるわ。ダンジョンの外にでるとアイテムボックスに自動で入る。

攻撃してくれるとか、何かしてくれるわけじゃないけど、ただ可愛いわ。」


「へぇ〜」


「えー!すごい!レアなんじゃないですか!」


「ふっふっふ。これはレアリティ自体はユニークレアだけど。今後開催予定のイベントのランキング報酬にしてあるの。その先行実装版よ。世界で貴方たちしか持ってないわ。」


「すごい!!」


「わー!!やったー!!」


「孵し方はアイテムボックスに入れてモンスターを倒して経験値を貯めるだけよ。孵ったら勝手にアイテムボックスから出てくるわ。」


「すごい・・・・・・ありがとうございます。」


「ありがとうございます!!」


「いいのよ。すごく助かったから。じゃあ気をつけて帰ってね。」


「はい。失礼しました。」


「失礼しました!」


二人はほくほく顔で外に出る。タマゴをアイテムボックスにしまい、ふと祐二は気になってダンジョン庁、坂下で検索した。ダンジョン庁長官と出てきて、管理人は長官を顎で使えてすごいなぁと独りごちるのであった。
















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