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転生したら異世界の宇宙最強の龍でした!〜0から星と生命を作り出して一大文明の支配者になったので現代日本へ帰還します。自分は日本が一番暮らしやすい。〜  作者: 電動ガン
第一章〜女神龍〜

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初めての喧嘩。そして初めての仲違い・・・・・・最後に初めての仲直り。

Twitterやってます。Twitterアカウント→http://twitter.com/dendogun


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マズイ。マズイ。マズイ。エルーカディアは思案する。非常にマズイ事になった。


「み、みのり・・・・・・起きて・・・・・・・起きて・・・・・・!」


「う、ぐ・・・・・・」


アイテムボックスの整理をしていたエルーカディアは自室のドアの施錠を怠った。エルーカディアのアイテムボックスには植物資源が数多く収納されている。そして運悪くエルーカディアの部屋のドアを開けてしまったみのりは・・・・・・・


「うう・・・・・・ぐす・・・・・・みのり・・・・・・起きて・・・・・・」


「うぐ・・・・・・がは・・・・・・・」


棘皮毒植物の棘を踏んでしまい、猛毒に身体を犯されているのだった。


・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・


・・・・・・・・


・・・・・・・


・・・・・・


・・・・・


・・・・


・・・


・・



「どうしよう・・・・・・どうしよう・・・・・・!!」


エルーカディアは考える。棘皮毒植物、ミエルタリアの毒は胞子を体内から除外しないと毒を消しても意味が無い。つまり治癒魔法では意味が無いということ。外科手術で胞子を取り出すしか無いがエルーカディアにその知識は無い。最後の手段は奇跡。だが奇跡はシルバディアから厳重に禁止されている。


「あああ・・・・・・・!!みのり・・・・・・!!みのり・・・・・・・!!」


「エルさんどうしたんすかみのりの生命反応が・・・・・・!?」


バルガンディアがやってきて倒れているみのりを見る。すぐさま脈を確認し、緑色に変色していくみのりの身体を見て顔を青ざめた。


「みのり!!!エルさんなにしたんすか!!!」


「みのりが・・・・・・・整理中の・・・・・・毒の植物・・・・・・踏んだ・・・・・・!」


「!?」


バルガンディアが治癒魔法を掛ける。変色していた肌が元に戻るが再び徐々に緑色に変わっていく。


「治癒魔法が効かない!?なんでっすか!!?!?」


「ミエルタリアの毒は・・・・・・・胞子を・・・・・・取り除かないと・・・・・・」


「シルさんは!?!?」


「シルは・・・・・・須垣と・・・・・・出かけてる・・・・・・」


「チィッッッ!!!こんなタイミングの悪い時に!!!!」


バルガンディアとエルーカディアが交互に治癒魔法を掛けるがみのりの体力が失われていくばかりで事態は好転しない。そしてエルーカディアは思い切った。


「奇跡を・・・・・・使う・・・・・・」


「え!?それはシルさんに禁じられてるんじゃ・・・・・・」


「でも!!!このままじゃ・・・・・・みのりが死ぬ・・・・・・・」


「・・・・・・・わかったっす。」


エルーカディアは両手を合わせると、光が辺りに満ちていく。奇跡が発動し、みのりの身体は光に包まれ変貌していった。


・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・


・・・・・・・・


・・・・・・・


・・・・・・


・・・・・


・・・・


・・・


・・



「エル!!!」


その後すぐシルバディアが帰ってきてエルーカディアに掴み掛かった。


「エル!!!貴方奇跡使ったわね!!!あれほど!!!あれほど使うなって言ったのに・・・・・・・!!!!」


「仕方・・・・・・なかった・・・・・・・」


「それに共有記録で危険があった!!!貴方何したの!?!?!」


「仕方なかった・・・・・・・」


「仕方ないなんてあるわけない!!!!エルが奇跡を使えばこの星に重大な影響が出る!!!!」それがわかってるの!!!!」


「仕方なかった!じゃないと・・・・・・・みのりが・・・・・・・死んじゃってた・・・・・・・」


「なんで、みのりが死にそうに、なるのよ。」


「アイテムボックス整理中に・・・・・・みのりが・・・・・・部屋に来て・・・・・・毒のやつ・・・・・・・踏んだ・・・・・・・」


「それで奇跡を使ったの?」


「・・・・・・・そう。」


バシン!!とエルーカディアが吹っ飛ぶほどシルバディアが頬を張る。


「馬鹿!!!!人一人死ぬくらいで奇跡を使うんじゃないわよ!!!!」


「じゃあ!!!・・・・・・みのりが、死んでも良かったの・・・・・・?」


「良いわけない・・・・・・だけど死ぬ運命を変えてはいけないのよ。」


「みのりは死ぬべき・・・・・・・だったってこと・・・・・・!?」


「そうはいってない!!奇跡を使えば!!!取引にしない限り他の誰かに皺寄せが行く!!!エルが大切な誰かを優先したせいで他の誰かの大切な人が死ぬことになるのよ!!??どうしてそれがわからないの!?!?」


「私達は・・・・・・神じゃない・・・・・・だから命の選択なんていくらでも・・・・・・・!!」


バキィ!!!今度は拳でエルーカディアを殴り飛ばすシルバディア。その顔は怒りに染まっていた。


「エルーカディア!!!お前は一度メグメレルで神として振る舞ってる!!!それが地球では神では無いと言うのは虫が良すぎる!!!」


「でも・・・・・・でも・・・・・・・!!」


頬を抑えながら立ち上がりシルバディアを見据えるエルーカディア。潤んだ目はもう神の面影は無く。見た目相応の少女のものだった。


「みのりを・・・・・・・死なせたくなかったのぉ・・・・・・・!!!やだぁ・・・・・・!!!」


「この馬鹿・・・・・・それでどれだけの人を殺すと思って・・・・・・!!!」


「あのー・・・・・・」


「なによバル。」


「ちょっと冷静になって教えて欲しいっすけど・・・・・・なんでここでみのりを救うとどこか誰かが死ぬんすか?どこかで誰かが死ぬなんていつも起きてるじゃないっすか。」


「バルは・・・・・・生命をある程度繁栄させるまで行けてないからわからないのね。基本的に生まれる数と死ぬ数って決まってるのよ。」


「えっ!?そうなんすか!?」


「これを乱すと多く生まれたり、多く死んだりして帳尻を合わせるっていう現象が起きるのよ宇宙は。ここで運悪くみのりが死んでたら帳尻合わせが起きなかったけど。みのりは奇跡で生きながらえた。みのりが死んじゃうのはすごく悲しいし嫌だけど。だからってこの調和を乱すとやっかいなのよ。」


「じゃあ、シルさんは大切な人が死んじゃうのは悲しいけど調和を取るんすね。」


「ええ。大切な人は一人じゃないでしょう?一人死なせなかったら多く大切な人が死ぬ場合だってあるの。」


「なるほどっすねー」


「それに・・・・・・・みのりは・・・・・・・もう人間じゃない。」


「えっ!?それはどういうことっすか!?」


「エル。奇跡は何を使ったの?」


「調印の奇跡・・・・・・」


「!!!それ本当!?!?」


「え?なんすか?」


「調印の奇跡なら、まだなんとかなる・・・・・・エルのことだから城塞とか洞穴の奇跡使ったと思ってたわ。」


「流石にそこら辺使ったら・・・・・・・シルに殺されるな・・・・・・・って。」


「そう・・・・・・・じゃあ今みのりは逆再生中ってわけね。」


「そう・・・・・・18時間くらい目まで・・・・・・巻き戻ってる・・・・・・・」


「調印の奇跡ってなんすか?」


「調印っていうのは背中に刻印を押して昨日へ戻るっていう奇跡なの。一生涯に一度しか使えないし戻るのは身体だけなんだけどね。」


「はーなるほどっす。」


「エル、とりあえず。乱した調和を死人が出ない様に取って来なさい。許可するわ。やらかした責任は取りなさい。」


「うん・・・・・・・」


「あと帰ってきたらみのりにあやまりなさい。」


「うん・・・・・・」


「殴ってごめんね・・・・・・・」


「ううん・・・・・・・私がシルでも・・・・・・同じだったと思う・・・・・・・」


「そう・・・・・・・」


「じゃあ、行ってくる・・・・・・」


エルーカディアはベランダから身を乗り出すとふよふよと浮いて空へと昇っていく。ある程度昇るとステルスの魔法を掛けたのか薄くなって見え辛くなり、飛行機雲の様な軌跡を描いて空の彼方へと消えていった。


「はぁ・・・・・・・エルも、ちゃんと人間に使う軌跡選べる様になってたのね。」


「よくわかんねーっすけど成長するんすね私達も。」


「成長はわかんないけど学習はするわね。バルもアイテムボックスの整理は地球を出てやりなさい。」


「うっす。」


みのりはちゃんと人間のままだ。一日だけ逆行したけど。それは寿命が一日だけ延びたことになる。でも一日だけなんて誤差だ誤差・・・・・・これこう思ってるのシルバディアだけでは?記憶は逆行してないし詰められて須垣に伝わり、総理に伝わって怒られる未来が見えたシルバディアだった。



















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