プロローグ 暗殺者サイド
俺はどうやら殺しの才能があるらしい。それに気が付いたのは小学生3年生のころ、父親と母親を殺した。その時俺は特に根拠もないが、俺は殺しをするために生まれてきたのだと思った。俺の親は本当にゴミ人間だった。死んでよかったと今でも思っている。その後児童養護施設で約4年間過ごし俺が中学生のとき、ある男が俺のことを保護した。その男は言った。
「お前には殺し、、、いや暗殺の才能がある。俺の仕事を手伝え、お前の名前は今日から大河原 雄だ。」と言われた。
最初は意味が分からなかったがこの男と過ごしているうちにわかったきた。確かに俺には暗殺の才能があるようだ。技を磨き何人も殺し、殺し、また殺した。そして数年がたった時。あの男が捕まった。即刻死刑にされ、俺は一人になった。少なくとも俺はあの男がミスを犯すような人間ではないと思っていたし慕っていた。何故だ?何故あの男は捕まったのだ?そう考えていてもらちが明かない。そう思った俺は一か月間あの男について調べつくした。
どうやら世界に名をはせる"若い探偵"というものが関係しているらしい。そのことしかわからなかった。だから俺は探偵にこう手紙を出した。
「桜葉高校に入学し、暗殺者を暴き出して欲しい。」と。
勝負しよう探偵。俺がお前を先に殺すか。お前が俺を先に暴くか。
そして今に至る。
俺は今女子高生を担ぎながら走っている。すべてはこの女に話しかけたのが原因だ。足が不自由な子が学校に遅れそうだったんだから仕方ないだろう。そして俺はこの銀髪ロングの子を担いでいるというわけだ。
「あんた、名前は?」
「小川」
「下は?」
「ノマ」
「小川 ノマか。俺は大河原 雄よろしくな。」
おぉ暗殺三昧だった俺の人生にもやっと彩りが。これが友達ってやつなのかな、少しうれしい。だが俺の使命を忘れてはならない。あの男を殺した探偵を絶対に。
必ず殺してやる。