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まどろみのなか

作者: 君月 満

至極、淡い灰色

寝起きというのか

前と後の間…または右と左の間というのか

達した直後3分間の感覚というのか…


それは


灰色に灰色を加えて

水飴で練り続けたモノ


その直後の


鋭い先端が


ゆっくりと

ゆっくりと


重力に従い

(こうべ)を垂れ続けるかのように


そして


その場所にあり続けるかのように


ゆっくりと

ゆっくりと


動きを止める


まどろみのなか


今、この瞬間…


意味なんて無い


意味などあろうはずがない。


僕はそう考察するが


あなたは


もしかすると


そうは思わないかも知れない


あなたのまどろみは何ですか


あなたがまどろみを感じる事はありますか


そもそも



まどろみって何ですか
















混沌から生まれたなら

混沌に帰らなければならない

なんて、決めてはいけない。

だから混沌を楽しみ

混沌を抱きしめ

混沌の中を生きる。

混沌を食べて…混沌を排泄する。

混沌とまどろみは近い

まどろみとは如何なるモノか

自問するも

答えなどあろうはずもない

決めてはいけないかも知れない。

敢えて言うなら

まどろみは混沌である。


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