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まーちゃんとクエスト!!  作者: 天馬光
第二章 ギルディア
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vs.エンシェントドラゴン(幼体)

 開始早々、俺を寄せ付けないように、放電や火の息、氷の散弾を撒き散らしてくるドラゴン。やはりエンシェントドラゴンの名は伊達ではないらしい。高火力の属性技を立て続けに連発してくる。


 だが、俺だって負けてはいられねぇ。攻撃パターンから懐に入られると弱いと判断した俺は、まーちゃんからの援護や回復を受けながら接近し、ガラ空きになった脇腹に一太刀浴びせる。

 何の属性も纏っていないただの斬擊。なのに、鱗はスパッと切れて、傷が肉まで到達する。幼体だからなのか、こいつの耐久性と鱗の硬度は並のドラゴン以下のようだ。


(なら、いける! このまま押して押して押しまくってやる!)

 そう思い、立て続けに二太刀目を浴びせようとしたが、そうする前にあいつは身を翻して、尾撃をくらわせてきた。直撃をくらった俺の体は軽々とぶっ飛ばされる。


「なるほどね。そうそう好きにはやらせねぇってわけか。上等! そうこねぇとな」

 殴られたところを押さえながら立ち上がった俺は、闘志を奮い立たせて再度挑みかかった。


 こっちが2撃目を叩き込む前に反撃される以上、攻略法はただ1つ。一撃必殺で仕留めるしかない。

 と、口で言うのは簡単だが、弱点もまだわかってねぇし、奴の嵐のような攻撃を避けながらとなると、容易ではない。さっき近付いた時も、火の息や放電をくらったからノーダメってわけじゃないし。

 それでもやるしかない。敵の攻撃に臆することなく突貫する。勇気を示すにはこれ以上ないシチュエーションだ。


「まーちゃん。とりあえず手当たり次第に調合してぶん投げてくれ。それで効いた奴で攻めていく」


「わかりました」

 俺からの指示にまーちゃんは了解すると、調合しては投げ、調合しては投げを繰り返し、それをくらったドラゴンのリアクションを確認しながら俺は攻撃していく。


 だが、どれもこれも効果が薄い。火や電気は効いてる様子がないし、トリモチも巨体故のパワーで引きちぎられて無効化される。一応凍結弾で凍らせることはできるが、せいぜい足止め程度で、ダメージがあるようには見えない。


(ドラゴンの属性に対する耐性は桁外れってわけか)

 俺に複数属性混合の魔法剣でもあれば、話が変わってくるかもしれないが、今現在そこまで至っていない。こうなってくると、こいつの鱗が脆いことがものすごく有難く感じる。

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