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まーちゃんとクエスト!!  作者: 天馬光
第一章 バシレイア
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バシレイアからの旅立ち

 と、そんな俺達のところに、式典から帰ってきたラーサーが現れ、声をかけてきた。


「その子が最初のお仲間ですか? ロリコン勇者」


「誰がロリコンだ。コラ!」

 こいつ、会って早々バカにしやがって……てか、結局ロリコン扱いされんのかよ。


「それで? これからどうされるおつもりですか?」


「それなんだよなぁ。魔王を討つにしても、戦闘経験ほぼゼロの俺らじゃ、全滅は目に見えてるし、かと言って他に行くところがあるかって言われてもなぁ……」

 そう言って頭を悩ませていると、マーテリアテナが手を挙げた。


「でしたら、ホリオ村に行ってはどうでしょうか?」


「ホリオ村?」


「ここから南西にある村なんですけど、『最近異変が起きている』と、捕まる前に立ち寄った町で耳にしまして」

 異変か……それを調査し、解決すんのも勇者の責務だよな。


「いいね。それ採用。そうと決まれば善は急げ。そこに向かおうぜ」

 俺がそう言うと、マーテリアテナは了解した。


「はぁ……短絡的ですね。いいんですか? そんな決め方をして」


「いいんだよ。最初の内は行き当たりばったりで。そんなに心配なら、お前も来るか?」


「……遠慮します。仕事がありますので」


「あっそ」

 相変わらずつれねぇ奴だな。つーか、村の異変や勇者の旅より大事な仕事ってなんだよ?


 ま、こんな皮肉屋のことなんか、気にしてても仕方ねぇか。今はホリオ村に行くことが先決だ。

 てなわけで、俺達は野宿に必要な道具を買い揃えて、16時ぐらいにバシレイアを後にした――――


 ちなみにそん時に道具屋で買ったのは、野宿用の寝袋(金貨1枚と銀貨1枚と銅貨3枚)のみ。マーテリアテナは自分用の寝袋を持っていたから、俺の分しか買ってない。


 ただ、マーテリアテナも有り金をドンカカ一味に没収されてるらしいから、残金は銅貨2枚。仲間が増えたおかげで足取りは軽いけど、懐が痛い――――――

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