お客様、ご来店
お久しぶりです。
何とか1か月後に更新できました。
・・・来ない。
時計がないから正確な時間は分からないけど、1時間ぐらい経ってるんじゃないだろうか。
途中で様子を見に行くべきか迷ったけど、勝手に動くと迷惑になるかもしれないと
考えると待つしかなかった。
思わず机に突っ伏す。
「このまま誰も来なかったらどうしよう。」
コンコン
「っはい。」
急にノックが聞こえ体を起こして応答した。
「トーヤさん。お客様ですよ。」
カトレアさんドアの間から顔を出してこちらを窺っている。
「本当ですか!」
「はい。お通してもいいですか?」
「お願いします。」
立ち上がってドアのほうに歩み寄る。
カトレアさんが後方を時折見ながら話しているので、初めてのお客さんは
すぐそこにいるのだろう。
カトレアさんがドアの前からズレると後ろにいた人が見えた。
まず目に入ったのは金髪の小さな女の子。腰には短剣がぶら下げられている。
そして、その後ろに2人の男性が立っていた。
一人は身の丈ほどある大剣を背負った額に斜めの傷を持つ男。
もう一人はやや長めの髪に銀縁のメタルフレームをかけた杖を持つ男。
「えっと、はじめまして。トーヤです。」
品定めをするようにこちらを見ている男性2人に緊張しつつ自己紹介をする。
「はじめまして。トーヤさん。私はビオラ=クラインハットと申します。
よろしくお願いいたします。」
気品の漂う礼をされ、慌ててお辞儀を返す。
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
「では、私はこれで。頑張ってくださいね。」
カトレアさんは激励をして業務に戻っていった。
いつもありがとうございます。




