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魔道具授業 02

今回は短いです。


「それじゃあ、クリスお姉さんの魔道具授業を始めるわよ~。」

オネエさんの間違いでは・・・?

口に出すわけにはいかず、心の中で呟く。

そんな僕に気付いた様子のないクリスさんは魔道具を手に取った。

「まずは、中身を取り出します。」

なぜ敬語・・・。

ケースの中から黒色の香炉のような物が出てきた。

「これが本体なんですか?」

「ええ。そうよ。」

クリスさんが魔道具の上部、平らになっているところに手を置く。

手のひらよりも少し小さいぐらいなので、魔道具はすっぽりと覆われた形だ。

「こうやって魔道具に触れながら自分の名前と契約内容を唱えるの。」

目を瞑り、小さく息を吐いたクリスさんが再び口を開く。

『クリス・フォーリア。契約を求める。』

言葉に反応した魔道具が青い光を帯びる。

『トーヤ・ガレスと魔道具売買の契約を結ぶ。』

「はい。トーヤ君の番。」

魔道具から手を離したクリスさんがこちらに押し出す。

「魔道具に触れて、自分の名前を名乗りながら『同意する。』って言ってみて。」

『トーヤ・ガレス。同意する。』

言い終わった瞬間、一層強く光りすぐに収束していった。

「はい。これで契約は完了よ。」

「こんなに簡単なんですか?」

「実際は契約違反した場合のペナルティを決めないといけないから手順は増えるけどね。」

「ペナルティ・・・。」

「そう。ペナルティ。その場合は『契約を結ぶ。』の後に付け加えるの。」

なるほど。

「ちなみにペナルティってどんなものがあるんですか。」

「いろいろよ。商人同士なら手っ取り早く違約金にすることが多いかしら。

何しろ魔道具だからね。契約も契約違反も必ず履行されるの。

だから、内容はよく考えないとダメよ~。」

「気を付けます。」

「素直でよろしい。これで授業はおしまいよ。」

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