好物について
新キャラを出したいと書きつつ、もう少し先になりそうです。
「美味しかったー。」
念願のチャパイはオムレツとは全く別で最高の味でした。
「気に入っていただけたようで何よりです。また作りましょうね。」
「うん。あ、でも、もっといろんな料理が作りたいし、食べてみたいな。」
せっかく『クラナイ』の世界に転生できたのだからいろいろな料理を食べてみたい。
「そうですね。私もいろいろな料理を食べてほしいです。」
「せっかくだから二人の好きな料理も作ってみたいな。」
「え?」
「今回はアルがチャパイを作ってくれたからね。アルとフラン君は何が好きなの?」
「好きなもの・・・」
フラン君が呟いてフリーズしてしまった。
「フラン君はあまり食に興味ないですもんね?」
「えっ。そうなの?」
「・・・アルの作る料理は美味しいと思いますよ。」
言外に特に好きなものはないと。
「そっかぁ。」
残念だけどしょうがない。
「アルはどう?」
「んー。私は・・・。カヤンですかねぇ。」
知らない料理名だ。
どんなものか聞いてみると、パンケーキのような料理らしい。
「へぇ。美味しそうだね!」
「カヤンはドルティエの名物でもあるんですよ。」
「飲食店はほとんどメニューに載ってますね。かなりバリエーションがあるはずです。」
その辺は日本と似てるのか。
「アルもオリジナルのレシピがあったりするの?」
「オリジナルというほどではありませんが、フルーツでソースを作ることはありますよ。」
うん。美味しそう。
しっかりと今度作ってもらう約束をして、片づけを始める。
「今日は食器も少ないので、私一人で大丈夫ですよ。」
「そう?じゃあ、フラン君を手伝ってこようかな。」
一足先に客室の清掃に向かったフラン君を追いかけた。




