告白
第3章開始です。
「ちょっと話があるんだけどいいかな?」
グラッドさんとダンさんを見送り朝食を済ませた後、2人に声をかけた。
昨日の夜、僕の中であるアイデアが浮かんだ。
そして、アルとフラン君に僕が転生者であることを話すと決意した。
2人を正面に見据え、深呼吸をする。
「僕は転生者なんだ。」
・・・反応がない。
「あの、転生者なんだ。」
もう1度言ってみる。
すると、顔を見合わせた2人が同時に口を開いた。
「「転生者って何ですか?」」
そこからかー。
というわけで、転生者の説明をしました。
ついでに、この世界が前世で僕のやっていたゲームであることも話した。
「つまり、トーヤさんは別の世界から来たと・・・?」
当然、信じられないという顔をするアル。
「なぜ、話そうと思ったんですか?」
顎に手を当て、フラン君が不思議そうに言う。
「信じてくれるの?」
アルのような反応をされると思っていた。
「信じてはいません。でも、クレイ草の件もありますから嘘とも言い切れないと思っています。
だから、なぜ今話してくれたのか分からないんです。」
じっとこちらを見ているフラン君の質問に答えるため口を開く。
「ごめん。最初は黙っていようと思ってた。信じてもらえるか分からなかったから。
でも、これから僕のやろうとしていることには2人の協力が必要不可欠だから話したんだ。」
「やろうとしていること・・・ですか。」
「うん。カルミアを立て直すために考えたアイデアを実行したくて。
それを聞いてから判断してほしい。」
最初から信じてくれるなんて思っていない。
とにかく話を聞いてもらおうと頭を下げる。
「分かりました。トーヤさんのアイデアを聞かせてください。アルもそれでいいよね?」
「はい。聞かせてください。」
真っ直ぐこちらを見る2人に応えるため僕は話し始めた。
不定期を謳いつつ大体5日で投稿していましたが、本格的に不定期になるかもしれません。
長い目で見ていただければ幸いです。
評価もお待ちしてます!




