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図書室  作者: choro
4/6

第4話






今日はとても天気がいい。




僕はいつものように図書室で本を読む。




彼女はまだ来ていないようだ。












彼女が来た。




どうやら今日は本を読むらしい。




前から彼女が読みたそうにしていた本だ。




確か有名なファンタジー系の話だった気がする。




本を読んでいる彼女の表情はくるくる変わる。




心が柔軟なのだろう。




主人公に共感しているに違いない。




勉強している姿も良いけれど、




やっぱり僕はこのくるくる変わる表情が可愛いと思う。




今日は彼女の席はとても日当たりが良くて、




そこに、彼女のほわっとした雰囲気があわさって、




そこだけ空気の流れが違うみたいだ。











どれくらい彼女のことを見ていたのだろう。




彼女の本は3分の1ほど終わっていた。




彼女が顔を上げる。




本の余韻なのか、彼女の表情はどこか現実味を帯びていない。








ふと、彼女が僕のほうを見た。




視線がぶつかる。




もしかして、見てるのがばれた?




どうしよう・・・








数秒の間ののち、彼女はゆっくりと微笑んだ。




えっ・・・




ふわっとしたその笑みに僕の目はくぎづけになる。




か、可愛すぎる//




でも、僕が見ていたのに気づいたんだったら、




どうして怪訝そうな顔ではなく、笑ったんだろう?




とにかく、笑顔には笑顔で返すべし!だ。




僕も彼女に微笑んだ。









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