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世界終了  作者:
プロローグ
2/16

終わり始める世界達

《――……-…―》


《………!――…-!》


暗闇の世界にポツリポツリと、光が穴のように散らばっている。そこからうっすらと映える風景は統一性を感じられない。

高い建物が立ち並ぶ風景、木々が生き生きと葉を揺らしている風景、荒地がどこまでも続く風景、山並みの中に大きな生き物が飛ぶ風景……様々である。

そして、所々の穴からヒトが喋る声が漏れている。それもまた人物は統一してない。


《全てのモノには終わりがあります。


終わりに近付くまでの時間や過程は当然、それぞれ異なってきます。とあるものの視点から見れば永遠のように捉えてしまうものも、あるいはあり得ないと思われるような過程と捉えられるものにも勿論訪れます。

まず永遠やあり得ない、は、一つの視点からみただけであって、また別の視点からみれはそれは一瞬であったり当然のものだったりします。

ですので、今起こっていることは私達からすれば有り得ないことですが、先程も申したようにとある視点からすれば当然なのかもしれません。

全てのモノには、“世界”だって入っていますから。

皆さん、慌てずに受け止めましょう。“世界”という一つのモノがコトワリ通りに進んでいるだけなのです。

私達は、この瞬間に立ち会えていることに感謝しましょう―――…》



《今こそ!数千、数万もの時を経て先祖達が繋いできた神話を!研究を!全てを!!我等の代までの糧を!無駄にはしてはいけない!!

神話を信じていなかった者よ!研究に力を注がなかった者よ!これが現実だ!!何故我等の代でこうなっているのか、理不尽に思う者もいるだろう!神話通りであれば我等ごときの力ではどうにもならないと思っている者もいるだろう!

恥じることはない。私とてそう思っている!だが、諦めるな皆の者!我等は幾万年もの時を今日(こんにち)の為に努力してきた!もう一度言おう!それを無駄にしては決していけない!!

先祖達の言葉では、これは繰り返される!だが、きっとそれを阻止する方法はある!世界が繰り返されるのを止めようぞ皆の者!我等の子々孫々達にこの出来事を、時代を、残し続けよう!!!》


《―――次のニュースをお伝えします。

現在、世界各地で見られる黒い空間。どこから現れたか、何故存在しているかは一切解明されないままです。先日緊急会議が開かれ全ての国が協力体制をとり、各国の総勢力をあげこの問題を解決へ導く方針が決定しました。

そして昨夜、対策部隊が空間へ突入を試みましたが数センチまで近付いた所、何故か突入部隊は全員気絶してしまいました。意識はすぐ戻り命に別状はないようです。

現在確認されている地域以外で空間を発見した方は興味本意で近付かず、すぐに警察へ連絡をいれてください。

この件は次のお昼のニュースにて詳しく発表されます。では、明日の天気をお伝えします……》


《………!…!!……――-…》


《…――……。……-……。》


統一しているのは、世界での異変について。

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