16歳の夏
掲載日:2025/10/22
浴衣姿の君
紫陽花柄がよく似合う
普段と違って
大人っぽくて
思わず目を逸らす
胸の音が激しく響く
僕を見つけて
君は向日葵のような笑顔
少し太陽になった気分
2人での初めての夏
そして夏祭り
人混みで逸れないように
手を繋ぐ
君の顔は見れない
僕の顔
多分真っ赤だ
いちご飴がよく似合う
あげないよって君が言うけど
僕が見てたのは
君の横顔
空に花火が打ち上がる
2人を照らす
花火を見上げる君
切り取ってしまいたいほど
美しい
来年もまた2人で来よう
そんな約束をした
16歳の夏




