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私in俺!〜悪役憑依と転生ちゃんねる〜  作者: 吉祥 瑞喜
2部4章 瘴気と骨と転生者

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73/75

073 2-4-4 ホラー的廃墟探索

元悪役なラグルスくんと1のスレ 23


197:1 ID:V1lLa1n+

 というわけで、比較的近くに滞在してた勇者くん、聖女くん、眼鏡くんが来ました

 5人パーティになったよ

 [画像ファイル]


198:名無しの転生者さん ID:Samw2rAi

 久々に勇者どのの顔を見たでござる


200:名無しの転生者さん ID:5PZyVgBL

 >>198

 聖女は聖女っていうぐらいだしつよつよ聖女パワーで浄化とかできないのか?


201:名無しの転生者さん ID:oQyvScqi

 近くに用事あったんか?

 その辺りって特になんもない場所って言ってなかったか?


204:1 ID:V1lLa1n+

 >>200

 聖女くんは浄化もそれなりにできるけど得意なのは癒しなんだって

 >>201

 勇者くんたちはなくなった武器の代わりを探してこのへんにいると噂の鍛治職人をたずねてたよ

 ちなみに遅れて来たのは聖女くんが例によって迷子になってたからです


206:名無しの転生者さん ID:uqKO/6oH

 >>204

 無くなった武器

 もしかして:聖剣


207:名無しの転生者さん ID:I/sDmlbO

 >>204

 性能的に下位互換のものしか手に入らなさそう

 あれでも一応神話の武器とか神器とかの類なんでしょ


212:名無しの転生者さん ID:ZaYM4VEH

 >>207

 洗脳とかいうクソデカマイナスポイントがあるから総合的には何使っても上位互換では?


208:名無しの転生者さん ID:9C5y+U4x

 もう聖女にハーネスとかつけといたら?

 キッズが背負ったりしてるやつ


213:名無しの転生者さん ID:I/sDmlbO

 >>208

 それは流石に主神教に喧嘩売ってる感じになるのでは

 たしか主神教が聖女の認定してるんでしょ


214:1 ID:V1lLa1n+

 >>208

 既にラグルスくんが「手綱でもつけておいたらどうだ」とか言ったけど普通に否定されてたょ

 他の皆さんの反応からしてこの世界でも人を繋ぐ(物理)は悪く見られる模様


216:名無しの転生者さん ID:5PZyVgBL

 >>214

 キッズハーネスとか普及しつつある世界でも「子供に縄をつけるなんて」みたいな反応する奴がいるぐらいだもんな……

 多分そういうのがないだろう世界ならなおさらか


217:名無しの転生者さん ID:RCUT9dEx

 逆にそれで肯定されたら反応に困るわこっちが


220:1 ID:V1lLa1n+

 ちなみに3人のうち聖女くんは自前の瘴気耐性あり、他2人は装備と聖女くんのバフで瘴気対策をしてるらしい

 ところで眼鏡くんの様子が気になるんだけどこれってもしかして……

 [画像ファイル]

 [画像ファイル]

 [画像ファイル]


221:名無しの転生者さん ID:9C5y+U4x

 >>220

 もしかしてなんだよ最後まで言えよ

 小説とかで「お、お前は……!」とか「アイツが……」とかはっきり言わないままの奴がムカつくんだよ俺は


223:名無しの転生者さん ID:265chUaK

 >>220

 周りを気にしてる感じ……これはもしかして、う○んこ!?


226:1 ID:V1lLa1n+

 >>223

 伏字失敗してますよ


227:名無しの転生者さん ID:qJfRGTx3

 >>223

 その丸には何が入るんだよ


230:名無しの転生者さん ID:265chUaK

 >>227

 ど


234:名無しの転生者さん ID:qJfRGTx3

 >>230

 「もしかして、うどんこ!?」ってなんだよ


229:1 ID:V1lLa1n+

 気になったので本人にはっきり聞いてみた


 私「もしかして怖いの苦手?」

 眼鏡「う、やっぱりわかるだろうか……。こういう雰囲気はどうにも……」

 私「へぇ~以外だなぁ。廃神殿では平然としてたのに」

 眼鏡「?ダンジョンはダンジョンだろう?ここは聖物がなくともこうじゃないか」


 同じホラー感のある空間でもダンジョンは別物らしい

 異世界人の感覚わかんないな


233:名無しの転生者さん ID:uqKO/6oH

 >>229

 異世界人はお前のほう定期


237:名無しの転生者さん ID:5PZyVgBL

 転生者あるある

 ・転生先の人々を異世界人と呼ぶが自分の方こそ異世界人


235:名無しの転生者さん ID:NOyRit2T

 でも俺くんもその気持ちわかる気がする

 ファンタジーな理由があればホラー現象も悪霊系モンスターもべつに怖くない

 けど現代日本でそれっぽい現象が起きたら怖い


236:名無しの転生者さん ID:k/ngWZ8e

 >>235

 納得できる理由があるかどうかの違いかなぁ?


240:名無しの転生者さん ID:9C5y+U4x

 >>235

 この言葉を見るたびに思うんだが、それぞれ生まれた時代が違うだろうに「現代」っておかしくね?


242:名無しの転生者さん ID:8g5rJ5Gm

 >>240

 現代には「今の時代」て意味以外にも時代区分のひとつとしての意味もあるで

 第一次か第二次大戦の後ぐらいのことや


247:名無しの転生者さん ID:5PZyVgBL

 時代区分として使われてる以外にもちゃんねる民の事情もあるぞ

 みんなが『現代』呼びしてる時代はわりとちゃんねる上で環境のイメージが共有できるんだよな

 わりと同じような、多少違ってもifの世界的なパターンが多いんだ

 それより後の時代となると環境がバラバラすぎて共通の「○○時代といえばこんな感じ」が無い


250:名無しの転生者さん ID:RCUT9dEx

 >>247

 現代より遠い先だとSFになってたり文明崩壊してたりゾンビってたり剣と魔法の世界になってたりするよな~

 あんなんじゃ共通のイメージなんかできるわけないわな


251:名無しの転生者さん ID:k/ngWZ8e

 現代より先で大きく歴史が分岐してるんじゃないかって言われてるよね

 もちろんもっと前で大きく変わった地球の存在も確認されてるけど


252:名無しの転生者さん ID:265chUaK

 >>247

 逆にほとんど違いがないせいで相違点も同じだと思い込んで話がこじれたりするんだよな……

 あとであっこの部分が違うのか!?ってなるやつ


254:名無しの転生者さん ID:oQyvScqi

 >>252

 織田信長が美少女だった世界出身の転生者がソシャゲで歴史を学んだキッズと勘違いされた回


255:1 ID:V1lLa1n+

 >>254

 懐かし~

 最初間違いを認められなくて引くに引けなくなったキッズ乙みたいな扱いされてたよね


257:名無しの転生者さん ID:8g5rJ5Gm

 >>254

 あれ結局どうやって事実判明したん


260:名無しの転生者さん ID:5PZyVgBL

 >>257

 実際にそういう世界に転生した奴が動画アップして織田信長美少女世界の実在が証明された

 ちなみに撮影者は偉い人にむやみに近づいた罪で切り捨てられた


263:名無しの転生者さん ID:8g5rJ5Gm

 >>260

 戦国時代こわ~

 っぱ現代が最強よ


259:1 ID:V1lLa1n+

 私「まあこういう場所でなんかありそ~って感じるのはわかるけど。……眼鏡がふと気づくと、人数がひとり足りない。その後もひとり、またひとりといずこかへ消えてゆき……」

 眼鏡「怖い話をしないでくれ!」

 勇者「えっエストレのことを眼鏡と呼んでるの?」

 聖女「ノナさんは人の名前を覚えるのが苦手らしいです」

 ラグルス「ハァ……(やれやれキャラの顔)」

 [画像ファイル]


261:名無しの転生者さん ID:NOyRit2T

 >>259

 たしかに「やれやれ」とか言いそうな顔


265:名無しの転生者さん ID:RCUT9dEx

 >>259

 一応危ない場所なんだから本当にその怪談みたいなことにならんようちゃんと気をつけろよ


267:1 ID:V1lLa1n+

 >>265

 もちろん

 サクサク任務をやっつけちゃうぜ



*****



 薄暗い廃墟に、ノナの大声が響く。


「おーい、アネットくーん! ……いないね」


 彼女たちは今、いつの間にか聖女アネットを見失っていた。

 スレッド上でフラグだと言う声を否定しつつも少し不安に思っていると、横からかすかに怯えた声が聞こえる。


「ま、まさか本当に……?」

「貴様……仮にも聖女だぞ。あの女がそんな目に合うなら他の全員が先だろう」

「うん、正直アネットなら迷子になってる可能性のほうがありそうかな……心配ではあるけれど」


 ノナの怪談を思い出し恐れるエストレに呆れるラグルスが現実的な観点から否定を返し、さらに勇者アークがありそうな推測を語る。それを聞いたノナが少し考え、口を開いた。


「えーと、じゃあどうしよう? アネットくんを探すべきかな?」

「わざわざ奴のために時間を割きたくないんだが。探したいなら人員を分けろ」

「い、いや、ここでさらに人数を減らすのはまずいんじゃないか……?」


 彼女の提案にラグルスが眉を寄せ、エストレは怪談が頭から離れないのか別行動を嫌がる。ノナが、おそらく一番アネットをよく知るであろう勇者に意見を聞こう、と振り返ると。


「あれ……?」


 そこには薄暗い闇が広がるばかりだ。どうやら、また一人どこかへと消えてしまったようだった。


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