055 2-2-3 スポイルド情緒
元悪役なラグルスくんと1のスレ 10
385:1 ID:V1lLa1n+
ラグルス「大したことじゃない。多少の実験事故や修練の結果だろう」
耳長兄「大丈夫ですよ、多分。一応死人が出たって報告されたことはないし……」
不安しかない
387:名無しの転生者さん ID:4SYXSMAq
>>385
ヤバ系研究所なのでわ?
388:名無しの転生者さん ID:Ldh7TgdZ
人死にが無くても事故が起こってる時点でよくなくない?
390:1 ID:V1lLa1n+
私「大したことあるのでは」
ラグルス「たとえば貴様が以前森を破壊した魔術。あれを喰らおうと問題ない設計になっているんだ」
耳長兄「何度事故が起こっても中の人は無事なんですよ」
私「最初から起こさない方向にはいかないのか……」
391:名無しの転生者さん ID:Samw2rAi
>>390
倫理観が迷子でござる……
395:名無しの転生者さん ID:cK+znvSk
>>390
研究所のみんなはヒヤリハットとか知らないのかな^^;
396:名無しの転生者さん ID:k/ngWZ8e
いつかシャレにならない事件でも起こりそう
397:1 ID:V1lLa1n+
なんかこの施設ってアレな魔術師を入れておく場所みたいな部分があるから研究や訓練を止めるようなやり方はできないっぽい
ろくな場所じゃないね
400:名無しの転生者さん ID:wCqsy9zr
>>397
魔術さえあればおとなしい異常者のあつまり(byラグルスくん)だったっけ
関わりたくね~
402:名無しの転生者さん ID:lfRpeaxo
>>397
個人的にはわりと楽しそう
405:名無しの転生者さん ID:uS/snMxj
>>397
これは絶対に二次創作でご都合魔術を作る役やってる
俺にはわかる
403:名無しの転生者さん ID:ZaYM4VEH
好き勝手研究したいヤツとかひたすら修行したいヤツにはいいところなのかな……
406:名無しの転生者さん ID:KeCy8LvA
>>403
そういう自由な現場(婉曲表現)でできた成果をどう扱うかでトップの人が頭を悩ませてる、と
大変そ~
408:1 ID:V1lLa1n+
そして私はそんなハチャメチャ魔術師ランドに数時間ぐらい置いていかれるらしい(´・ω・`)
ラグルスくんが呪い解除する間、兄の方に私を案内するよう頼んでる
楽園の研究所には謎ルールが複数あってサブマスターが客と2人でやってきたときは必ず他のサブマスターが施設を案内しないといけないらしい
なんだその意味不明しきたり
あとなんか手っ取り早く身分ゲットするために楽園の研究所に所属をおすすめされた
411:名無しの転生者さん ID:5PZyVgBL
>>408
たしかに謎のルール
そんなもん本人が案内すりゃいいだろうに
412:名無しの転生者さん ID:fa1nEB/X
>>408
せっかくファンタジー施設を案内されるんだし、所属するかはともかく楽しんできたら?
415:名無しの転生者さん ID:265chUaK
身元保証できるような何かはあった方がいいよな
410:名無しの転生者さん ID:NOyRit2T
>>408
妹の方はどうしてんの?
まだにらんでる?
416:1 ID:V1lLa1n+
>>410
なんかラグルスくんに手伝いを申し出てわりとすげなく断られてる
そしてなぜか私を睨む
ラグルスくん耳長妹つれてってくんないかな……
417:名無しの転生者さん ID:Ldh7TgdZ
ラグルスくんに頼んでみたら?
*****
「行ってくる。……あまり争ったりするなよ」
——それは無理くない?
ラグルスが部屋を出ていく。一応少女を手伝いにでも連れて行かないかと聞いたものの、その提案は受け入れられなかった。
ぱたりと扉が閉まる。あとに残ったのはノナと少年、そして視線に質量があれば数回ほど殺されただろうというほどこちらを睨みつける少女だけだ。
置いていかれてしまった彼女が途方に暮れてアホ毛をしおしおとしぼませていると、少年が声をかけてきた。
「ええと、ノナさん、だったよね?」
「うん」
「さっきも言ったけど改めて自己紹介しておきますね。ボクはキュリノ・ヴィア・ティントス。ラグルスさんと同じくここのサブマスターを務めています」
少年——キュリノはそう言ってウィンクした。先ほど聞いた名前を全く覚えていなかった彼女がふんふん聞いていると、彼は続けて隣の少女に手を向ける。
「それでこっちが妹のミュリノ。同じくサブマスター」
「……」
「ふたりともよろしくね」
「こちらこそ」
ノナが2人に向けてあいさつし兄のキュリノは言葉を返すが、妹の方、ミュリノは無言のままそっぽを向く。それを見てキュリノが近づいてきて小声でフォローした。
「さっきから妹がすみません。悪い子じゃないんだけど、ちょっとラグルスさんが好きすぎてね」
「聞こえてるわよお兄ちゃん!」
「あの子がラグルスくんが好きだからって、ここまで敵視されるいわれもないけど……」
「えぇ?」
ノナが首をかしげていると、少年がいかにも驚いた顔をする。そして困惑したように聞く。
「だって、ラグルスさんとそういう仲なんでしょう? 嫉妬するのは当然だと思うけど……」
「? 全然そんなんじゃないよ」
「えっそうなの!?」
驚く声が2つ重なって聞こえた。
なぜそんな勘違いをされたのか不思議に思っていると、ミュリノが大きな声で言う。
「だ、だってラグルス様があんな態度してる相手なんて見たことないわ! 距離だって近すぎるじゃない!」
「あんな態度って言われてもよくわかんないし、距離が近いっていうのもそれだけで判断できる要素じゃないじゃん」
「それに入れ替わった二人が親しくなって——なんて、定番でしょう!?」
「どこの定番なのそれ……」
「これ!」
少女が鞄から取り出しノナに押しつけたのは、一冊の本だった。手に取る。
その本の題名は——。
*****
元悪役なラグルスくんと1のスレ 10
450:1 ID:V1lLa1n+
『あなたがわたしに、わたしがあなたに!?〜箱入り令嬢と厳格令息の入れ替わり恋物語〜18』
この世界でもこれ系の作品あるんだ……
452:名無しの転生者さん ID:8g5rJ5Gm
>>450
お嬢様が推しとか言ってる時点でそんなんもあるやろな、としか
455:名無しの転生者さん ID:RCUT9dEx
現実と創作の区別案件
エンタメで義務教育を修めたタイプか?
456:名無しの転生者さん ID:uqKO/6oH
>>450
異世界で長文タイトルは草生える
458:1 ID:V1lLa1n+
なんかせっかく異世界を楽しんでるのに、こんな感じのやつ出てくると異世界感が減った感じしちゃうな〜
460:名無しの転生者さん ID:wCqsy9zr
>>458
異世界でチーズバーガー広めようとしてるやつがなんか言ってる
459:名無しの転生者さん ID:uqKO/6oH
>>458
異国情緒的な雰囲気とか実際住んでる奴からするとあんまり恩恵感じないからな
発展とか進化とか、選択肢増える方が大事だったりするししゃーない
463:名無しの転生者さん ID:5PZyVgBL
>>459
たまの旅行ならともかく現実にそこで生きるなら前世であったアレコレが欲しくなるよな
だから異世界でも前世のものを再現したがる転生者が多いんだし
466:名無しの転生者さん ID:8g5rJ5Gm
>>463
食いもんとかな
461:名無しの転生者さん ID:KeCy8LvA
何気に巻数多くて草
十八巻て
462:名無しの転生者さん ID:uS/snMxj
その世界にはもう印刷技術とかある感じ?
465:1 ID:V1lLa1n+
>>462
あるっぽい
まだ普及してないし手作業だから今のところ本はわりと貴重みたいだけど
ちょっとしたお金持ちとかなら1冊ぐらいは持ってる、という感じ
466:名無しの転生者さん ID:ga+SlRKR0
そんで「そういう仲」疑惑は晴れたんか?
ワイは本当にそうなってくれても一向にかまわんけど
468:名無しの転生者さん ID:NOyRit2T
甘酸っぱい話ください
470:1 ID:V1lLa1n+
>>466
一応晴れた……?
妹の方に先に言いなさいよ!みたいな反応された
でもなんか目に疑いを感じる
[画像ファイル]
あと恋愛はしないです
甘酸っぱさが欲しい人は柑橘類でも食べといて
レモンとか
472:名無しの転生者さん ID:NOyRit2T
>>470
酸味しかないじゃん
475:名無しの転生者さん ID:lfRpeaxo
>>470
兄に半身隠しててきゃわわ
もっと写真くれ
477:名無しの転生者さん ID:8g5rJ5Gm
>>475
エルフフェチはエルフの森スレへ帰ってもろて…
476:1 ID:V1lLa1n+
とりあえずちょっとした騒動が収まったのでこれからラグルスくんの職場を見学します
なにか面白いものがあるといいな~
この前お嬢様に聞いてみて難色を示されちゃった魚生食の手がかりとか
478:名無しの転生者さん ID:5PZyVgBL
>>476
そういう文化無い所での魚とか卵の生食は難しいよなぁ…
方法が確立してないと衛生面が怖すぎる
481:名無しの転生者さん ID:uS/snMxj
>>476
いってらっしゃい
482:名無しの転生者さん ID:4SYXSMAq
>>476
いってら
魔術の研究とかしてるならぶち壊された異世界情緒も回復できるんじゃない?




