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最終章 『春のマリア』  作者: 松島 雄二郎
騎士学一学期 短話編
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エストカントの休日①

 野生化したお嬢様とカロリーを消費し尽くして痩せたデブを保護した俺はとりあえずホテルに連れていった。お風呂とか食事とか休息が必要なので急遽スイートを借りたのだ。デブ、太っていいぞ。


 水音が止まり、シャワールームからデブが出てきた。

 なぜだろう、顔のパーツは優や良ではなく可なのに全体的に良の雰囲気があり、印象は控えめなのにすっきりした印象がある。顔面偏差値52くらいだ。普通にモテそうだ。クラスに女子が二十人いたとすれば三人くらいからイイナーって思われてそうな顔立ちだ。


「お前痩せるとモテそうだな」

「まあね!」


 お腹を叩いたデブだがいつもの快音は響かずぺちっていった。

 デブ太れ!


「それはそうと着替えがないんだよね。預けておいた着替えを出してよ」

「それがなぁ、ステ子がいねえとステルス収納の出し入れができねえんだよ」

「そうなん?」

「俺がどうやって魔王の呪具を使いこなしていると思うよ。自慢じゃねえが全部あいつにおんぶにだっこなんだぜ」

「マジで胸を張っていい事実じゃないね」


 マジでな。

 ステルス収納どころか透明化でさえステ子なしだと使用不可になるんだよ。あいつがいないと魔法抵抗力の高いコートでしかない。


「洗濯が終わるまではバスローブでも着ておけよ」

「そうするよ」


 お嬢様やマリア達はどうなっただろう。

 さすがに女性のお風呂事情なんでナシェカに任せたが上手くやってるだろうか。


 デブと一緒に部屋を出るとアルフォンス先輩がたもちょうど部屋を出てきたところだ。なぜイケメンはバスローブでも格好が付くのだろうか。

 この先輩たち二年でも有名なイケメン三人衆だからね。性格はクソ外道だけど!


「洗濯に出した衣類がまだのようでね、こんな格好で失礼するよ」

「どんなに早くても明日の朝になるようですし仕方ありません。後で近場のアウトレットにいきましょう」

「助かるよ」

「持つべきものは頼れる後輩だな」

「この礼は必ずする」


 調子いいなあ! まあ恩が売れるなら売るべき相手だよね。


 女子部屋をノックする。キャーキャーうるさいんだけど何事だろうか?

 ノックからたっぷり二分かかってナシェカが出てきた。


「およ、リリウスじゃんどしたー?」

「何してたんだ?」

「みんなでレリア先輩を揉みくちゃにしてたんだ!」

「ナンデ?」

「だってスタイルいいもん」


 百合の花が咲いていたようだ。


 バスローブを纏ったまま部屋の真ん中で息も絶え絶えにしゃがみ込んでいた。俺らを睨みあげてくる危険な眼差しが普段より弱弱しいぞ?


「こ…こいつらは変態だ。すぐに代わりの部屋を用意しろ、こいつらと一晩を過ごすなど考えたくもない!」

「えーい、恥ずかしがるなよー!」


 マリアが飛びついていき先輩から悲鳴があがる。大型犬にじゃれつかれている犬嫌いのような光景だ。


「マリアよ、反応が面白いのはわかるがそこまでにしとけよ。しつこくしたら嫌われるぜ」

「へーい」


 お嬢様の姿が見えない。

 スイートルームの広い室内をキョロキョロ確認しているとシャワールームのドアがちょっぴり開いていて、愛らしい紅玉の如き眼がこっちを見ていた。


「何をしているんですか?」

「こんな格好で人前に出られるわけがないじゃない!」

「今更ではないでしょうか……?」


 ハレンチメイドで森歩きからのホームレス化までしておいてまだ羞恥心が残っていたんですね。俺ならとっくにどうでもよくなってそうなもんだが、まぁ女子なので。


「大丈夫、みんなバスローブなんで気にしたりしませんよ。服を買いに行きましょう」

「……やだ、買ってきて」


 本気のトーンだ。これは無理だな。無理強いをするとごねそうだ。

 難しいな。


「ルームサービスを頼んでおきます。まずは温かいものを食べてひと眠りしてください」

「うん……」


 お嬢様だけを置いて部屋を出る。


 アウトレットモールはホテルの二階にある空中歩道からもいける。青々と澄んだ夏色の空と天蓋付きの動く歩道とエスカレーター式歩道に騒ぐ未開文明人ども。じつに賑やかだ。


 アウトレットモールに到着すると店内から店員どもが一斉に飛び出してきて大声を出し始めやがったのである。


「夏物30%セール中でーす! 全品30%オフ。超お買い得なセールは本日限り!」

「水着はいかがですかー、今ならウォーターワールドの入場券も付いてます!」

「好立地の物件を紹介しています! 水と緑の都憧れのエストカント市に住んでみたいと思いませんかー!」


 こいつら……

 全力で俺の口座から金を引き出そうとしてきやがる。なんて商魂たくましいAIどもだ。銀狼商会でもやっていけるレベルだ。


 では作戦開始。


「えー、本日の作戦は『お買い物大作戦』であります。各自予算は10万PLまでとします。みなさんの任務はこの予算内で服装を整えることです。質問は認めません。では解散」


 各自わーっとモール内に散っていく。

 全力で家電量販店を目指すレリア先輩の腕をマリアが引っ張ってアパレルショップへ。ナシェカは抵抗する先輩の背中を押している。


 デブよ、一目散に激熱ステーキに向かうのはいいが服を買いに来たのだけは忘れるなよ。……すでに忘れてそうだし面白い服を買っておいてやろう。


 アルフォンス先輩たちは……


「俺はカメラを見てくる。セリードは最低限格好のつく服を三人分調達。ボランは情報収集を頼む」

「心得た。夢にまで見た先史文明の光景だ、銀板に収めない理由はないな」

「我々でも再現可能な技術を盗めるかどうか、腕が鳴るな」


 みなさん本当に高二? しっかりしすぎだよね?

 別にもう来られないわけじゃないんだし今を楽しめばいいのに、と思わなくもないが楽しみ方は人其々だ。


 さあ楽しむがいい。俺はお前達を包み込むように生温かく見守るから!


 せっかくだし俺もカメラ買ってみんなの大騒ぎをアルバムに残してあげよう。



 一枚目、二階の遊歩道っぽいところから風景を見下ろしていたセリード先輩を地下層の噴水に蹴落とした写真。


 以下写真への書き込み。


 リリウス『状況判断ができずに呆然としたまま座り込む先輩(笑)』

 セリード『この時は本当に殺そうかと思ったよ』

 マリア『セリード先輩って黙ってると格好いいよね』

 ナシェカ『口を開くと外道臭が出てくるよねー』



 二枚目、水着に着替えたレリア先輩が屈辱に震えている写真。


 マリア『可愛かった!』

 ナシェカ『お手伝いしました!』

 レリア『なぜ私がこんな屈辱を』

 アルフォンス『抵抗せず着替えているという事実が一つの真実を示しているね』

 レリア『結託したこいつらにこの間合いで抵抗できるわけがない!』



 三枚目、すでに少し体重が戻り始めているデブinnステーキハウス。


 マリア『合流した時は驚いたよね……』

 レリア『人体の脅威だな』

 ボラン『複数のスキルの組み合わせを有するホルダーの中には体内の余剰脂肪分を燃焼させて一時的な能力向上を発揮する人もいるらしいね。彼の体型の急激な変化と旺盛な食欲はまさしくこれを持つ証なんじゃないかな?』

 マリア『ボラン先輩がしゃべってる!』

 レリア『こいつ文字だと饒舌なのだよ』

 ボラン『俺の評価がおかしくない?』

 アルフォンス『合ってるよ』

 セリード『お前はこういう感じだぞ』



 四枚目、モールのマスコットであるジョニー・ウォーカーJrの前で全員集合。


 マリア『ジョニーの記念館面白かった!』

 ナシェカ『入るなり君もジョニーになりたいんだね!だもんね。いや知らんし、知らんから入ったんだし』

 レリア『反射的に攻撃するところだったぞ』

 アルフォンス『楽しんでいたように見えましたがね』

 レリア『黙れ』

 マリア『可愛いぃぃ……(文字が途中で掠れている)』


 

 ?枚目、トレーラー内でレリア先輩からほっぺを引っ張られているマリア。


 ナシェカ『これが天罰です』

 アルフォンス『天の意思はともかくとして楽しんでいるようで何よりだ』

 リリウス『アルフォンス先輩の立ち位置が引率のおじさんなんですが』

 ボラン『おっさんくさいよな』

 デブ『いっこ上とは思えないよね』


 

 五枚目、特盛パフェに挑戦するリリウス&バイアット&マリア。


 デブ『これ美味しかったよ、帝都に出店してほしいね』

 リリウス『これマジでうまかった。みんなも食えばよかったのに』

 マリア『すごかった!』

 ナシェカ『いや、見ているだけで血糖値スパイク食らいそうになったし』

 アルフォンス『過ぎたるは及ばざるが如し。我々は通常サイズで満足したよ』

 レリア『ここの黒茶はよかったな』



 六枚目、アンミーラ・チェットを食べ歩く女子トリオ。


 マリア『ここよく見るとシェナちゃんが見切れてる!』

 ナシェカ『いたんだ……』

 マリア『声掛けてくれたらいいのに。てゆーか何でシェナちゃんがここに?』

 ナシェカ『逆にどうしてマリアがシェナちゃんを知ってるわけ?』



 七枚目、ウェポンディーラーにこっそり入店する挙動不審なリリウスの後ろ姿。


 ナシェカ『みなさんこれが裏切り者です』

 マリア『あたしらには制限つけておいて自分だけ高い買い物をした男がいるらしいね?』

 レリア『いいわけがあるなら聞いてやろう』

 リリウス『俺の金を俺がどう使おうが別にいいだろ』

 レリア『開き直りか!』



 ?枚目、走行中のトレーラーから放り出される縛られたリリウスの図。


 マリア『悪が滅びた』

 リリウス『死んでねーよ』

 レリア『この悪しぶといな……』

 アルフォンス『本当にね』

 セリード『面の皮何インチなんだよ』

 リリウス『先輩がたって鏡見たことあります?』

 ボラン『こいつらは自覚がないんだよ』

 マリア『ボラン先輩は鏡を見たことないんだ……』



 八枚目、裏切りがバレた裏切り者がアルフォンスとナシェカから脅迫されている。


 ナシェカ『見逃してやってもいいんだよ?』

 アルフォンス『うん、だがタダというわけにはいかないな。あぁじつは先ほどよい剣を見かけてね。俺が何を言わんとしているか、わかるね?』

 ナシェカ『全員からたかられるのと三人の秘密にするの、どっちが安く済むか程度の計算はできるよね~え』

 マリア『巨悪降臨』

 レリア『これが本物の悪だ』

 ボラン『さすがに引いた』

 セリード『そういえば見覚えのない剣をいつの間にか持っているとは思ったが』

 リリウス『セリード先輩マジで言ってます?』

 セリード『?????』

 デブ『僕がレストランにいる間にトンデモナイドラマが……』



 九枚目、たまたま通りかかったセリードと武器選びをしている二人の目が合う。


 リリウス『買わされた』

 レリア『セリード貴様……』

 アルフォンス『俺達二人を生贄にいい子ぶろうとした男に降された天罰がこの一枚』

 ナシェカ『これが本物の悪です』

 ボラン『ムナクソすぎて気分が悪い』

 セリード『それは乗り物酔いだと思うな』

 マリア『リリウスがクソ外道って呼んでる意味がようやくわかってきたよ』


 

 十枚目、こっそりアイスを食べるレリアの気の抜けた横顔を収めた貴重な一枚。


 リリウス『ふつくしい。自慢の一枚です』

 マリア『可愛いなあ』

 ナシェカ『普段から気を抜いてればいいのに』

 レリア『うるさいな』

 リリウス『この写真はボラン先輩が金貨三枚で買ってくれました^ ^』

 ボラン『ナイショって聞こえてなかった? わざとか?』

 マリア『これが本物のクソ外道じゃん』

 ナシェカ『この空間にクソ外道じゃないの私とマリアしかいないよ』

 マリア『巨悪が何か言ってる……』



 色々あったのに時刻はまだ午後の三時くらいだ。今日は随分と色々あったなーと思いながら買ったばかりのカメラでテラス席に腰かけるレリア先輩を隠し撮りをする。

 まぁすぐに気づかれたんだけどな。


「横に座ってもいいですか?」

「ダメだと言ったところで素直に聞き入れる性質ではなかろう。好きにしろ」

「じゃあ遠慮なく」


 お隣というか真向かいの席にどっこいしょ。

 プラスチック製のおわんに乗っかったシードルアイスをビスケットのスプーンで食べる。んまい。


 真夏なのに湯気の立つ黒茶を傾けるレリア先輩は空を見上げている。

 ドームに覆われたエストカント市にも空はある。紙に描いた絵のような空だ。夜になると黒く染まり星空に変わる絵の空だ。


「外はもう夏の盛りだというのにここは涼しいな」

「都市を覆うドーム内は気温が調節されていますからね。太陽光の光量を任意的にしぼり、砂塵などの対外的病的要因もカットする優れた設備です」

「そして空から見下ろしてもただの草原にしか見えない、か。迷彩機能にも優れている。だから悠久の時を越えてこられた」


 視線が上から下へと変わり、四階のテラス席からはモールの騒がしい風景を一望できる。店の前では騒がしい客引きが行われ、何をやらかしたもんかマリアがナシェカから追いかけられている。


「これが完成した文明か。私達が目指す夢の先……」

「幻滅なさいましたか?」

「まさか。完成した文明が新たな命を生み出し主人が滅びたあとも生き続けている。賛辞こそあれ悪しとは思わんよ」


 じゃあどういう表情なんだろ?

 俺には天才の考えはわからない。天才ってのは常識的な考えから逸脱したある意味でパーな方々だからだ。


「私の夢はお前と手を組めば簡単にいくのだろうな、と考えるとこんな表情にもなる」

「どんだけ嫌なんですか」

「嫌ということはないよ。ただな、私である必要はないというだけだ」


「どういう意味です?」

「人界ならば私は先史文明の研究においてかなり進んでいるのだろうよ。だがこれほど進んだ技術の中にあっては凡百の徒にすぎん。リリウス・マクローエンにとって私はそれほど旨味のある人材ではないのだろう?」


 自信と自己肯定の塊のようなマッドにもそういう悲観的な視野が存在したんだな。

 プライドが高い人ほど自分の結論に否を唱える者を嫌う。どう答えたもんかと思案していると、思案する時間を掛けたこと自体が過ちだったと知る。


「あの娘っこは他人とうまく付き合うことができんのだな」

「娘っこって…ロザリアお嬢様ですか?」


「蝶よ花よと育てられた領地住みの長い姫ほどあの手の傾向が強くなるが、あれは別の要因がありそうだ」

「鋭いですね」

「やはりか。となると集団支配の系統に属する血統呪か、それともコモンスキルによる精神汚染か……」


 この観察眼だけでもスカウトする理由には十分なんだがな。まぁそんなところを褒められても先輩は喜ぶまい。


 お嬢様の宿したちから『友情の輪A』は無意識に自己と他者を分け隔てる。

 自らが自らと認識した内側の人々に自己愛に似た愛情を注ぎ、外の人々を敵と看做して排斥する。閉じた小さな集団の女王になるスキルだ。そして内側の人間に裏切られたと感じた時に輪を大きく縮小させ、人間不信などのデメリットスキルを獲得しやすい。


 どう考えても悪いスキルだ。消すのが最善に思えたがアシェラからストップが掛かっている。

 友情の輪を消せば殺害の王の魔法力を操る術を失う。魔法力に依存するお嬢様の能力が激減する。これの影響が大きすぎて現状は要観察が方針だ。


「高位階の友情の輪です」

「不憫な。ならば長くは生きられまい」

「お詳しいのですね。どなたか身内にも?」

「人伝に聞き知っている程度だがな。私の知る限り最も自殺の多いスキルだよ、部屋から出てこなくなる程度で済めばマシというレベルのひどいスキルだ」


 まぁお嬢様の死因はだいたい他殺なんだが。

 それはいうまい。俺がどうにかする未来だ。


「お前は社交的だし意外なほど気遣いもできる」

「意外ってなんですか」

「だから人から好かれるのだろうな」


 鼻で笑われてしまった。褒められている気がしたがちがったらしい。


「今回に限ってはお前は世話焼き気質を発揮するべきではなかった。私達のことなど放っておけ、あの娘っこに寄り添ってやれ」


「時間を置いた方がいい時もあると思ったのですが……」

「距離感を計るのは格好のつく大人になってからやるのだな。今のお前もあの娘もミドルのガキじゃないか。いいか、ガキはガキらしく感情で行動しろ、どこかで聞きかじった大人のマネなどタンと一緒に吐き捨てろ」


 ガキガキガキ、この人俺のいっこ上ってマジ?

 学校の先輩って大人に見えるなあ。本当に何歳なんだろ……


「ガキには自分で勝手にやらかしてうまくできない自分に傷ついて泣く時もある。自分で人を遠ざけた癖に寄り添ってもらいたい時もあるんだ。うまいことを言えなんて言いやしない。傍にいてくれるだけで救いになるのだ。大切なら行動で示せよ、あの子に惚れているのだろ?」

「う~~ん、正確にすると惚れてるとは少し違うっていうか……」


 あ、先輩が切れた。


「やかましい! お前は今すぐホテルに戻れ!」

「で…でも、何を言ったらいいか」

「何を聞いていたんだ何を! ごちゃごちゃ囀る暇があったら行け! ばかもんが!」


 文字通りケツを蹴飛ばされたのである。

 お…俺のナンパテク的には静観する状況なんだけど……

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― 新着の感想 ―
[良い点] レリア先輩マジ姉御… [一言] ステ子不在だとステルス化も使用不可って…あのマント意味なさないじゃん! ステ子はステ子。カトリーエイルじゃない…ちゃんと完全に別だったんすねぇ…
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