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最終章 『春のマリア』  作者: 松島 雄二郎
帝都決戦編 レミングの進軍
324/362

衝撃と影響② 遠い約束は今も二人の心に

 親父殿に報告をするとあんぐりと口を開けたまま呆然とされた。


「あんた一応えらい将軍さまなんだからもう少し威厳ある態度というものをだな」

「ばかたれ、威厳に満ち溢れたイイ親父だろうが」


 そうか? 今のは完全にアホの顔だったぞ。


「ELSの脅威は去った。確認したいのなら好きにしていいがイースの航空騎兵は使わないでくれ、あんまり便利に使っていると後で返済を迫られそうだ」

「イースに借りを作りたくないのは俺も一緒だ。一応確認しておくが嘘じゃないんだよな?」

「息子を信じろ。あんたの息子はたまに嘘をつくがこういう人命のかかった嘘はつかない」


「人命にかかわりそうな料理は作るがな」

「豚骨スープの記憶を失えい!」


 癖に殴り倒しかけたが踏み止まる。

 親父殿にはこの後も仕事がある。殴り倒したらそれが俺の仕事になるじゃねーか。


「……フェルガンの手勢が他にも紛れ込んでいる可能性はある。こいつみたいなのがな」


 フェルガンと一緒にいた奴は生きたまま捕えてある。面通しをさせたら本物の公軍の士官で笑いかけたが、よくあることなので俺的にはセーフ。でも処刑は確定だね。

 軍令所から伝令が出ていき、少し遅れて歓声が聞こえてきた。なんだかんだでみんな不安だったのだろう。


「まぁ勝つには勝ったが気は抜かないでくれ。さすがに大人しくやり過ごすだろうが賢くない奴は悪あがきを好む」

「息子よ、俺の職業は知ってるよな?」


 ここは素直に笑えた。


「もちろんだよ雇われ総大将さん。後は任せていいか?」

「任せろ」


 頼もしい台詞を頂戴したので素直に任せよう。


 まったく長い一日だったぜ。軍神アレスとの戦いは昨日ではあるんだが眠ってないから今日判定だ。

 いい加減に休まないと救世主さんの死因が過労死になるぜ。


 おっと、珍しくアーサーくんが心配してくれている。


「顔色が悪いが体を壊しているのか?」

「ただの過労だ、気にしないでくれ」

「そうか、なら勝負を申し込んでも構わないな?」


 なんて?

 勝負を申し込むって……過労だってちゃんと言ったよね?


 ELS制裁軍との戦いを終えた俺を待っていたのはアーサーくんとの勝負であった。これが本当に何度首をひねっても理解できなかった。



◆◆◆◆◆◆ 



 戦勝祝いで湧く港町の夜。

 大勢の兵隊に取り囲まれて対峙する俺とアーサーくん。見慣れない手袋を拳に嵌めている豊国の麗人の落ち着き払った姿に違和感を感じたので鑑定眼を飛ばす。


 レベル91!

 パラメータ平均5800!

 装備の諸々が神器! ……いったい彼に何が起きたんだよ。


「アーサーくん俺が休学している間にナニしてたの?」

「次元迷宮に潜っていた」


 あの鬼畜ダンジョンで武者修行か。荒々しい青春を送りやがって。

 だが悪いことじゃねえな。何も悪いことはねえよ。アーサーくんが強くなるのは大歓迎だ。時の大神の選んだ戦士であるお前には強くなる義務がある。


「クロードとウェルキンと生徒会の方々とな」

「なにゆえその面子で潜ろうと思ったのか不思議で仕方ないけど?」

「目的が一致したんだ。君に蔑まれたままではいられないという目的にな!」


 ちょ―――奇襲は卑怯だと思います。

 始めって言ってから始めるべきだと思います! って俺が言ったらさすがに関係各所からお叱りの電話がやってくるだろ。不意打ちの王様やぞ。


 アーサーくんの剣戟を片手斧で受け流す。異様に重く、鋭く、速かったがじつに人間的な速度だ。


「その程度なら控えメンバーにもなれねえぞ!」


 受け流し、次に来る二連撃に合わせて腹に突き蹴りをぶち込む。まぁご愛敬だ。

 カウンター狙いのはわかっていたはずだ。この程度は避けてくれ。


「足癖の悪さは相変わらずか!」


 放った突き蹴りに合わせる形で蹴りに乗り、ほぼゼロ距離から刺突を顔面へと突き入れにくる。相変わらず戦闘センスがばつぐんだ。


 俺の脚に乗ってるアーサーくんを残してジャンプシューズ発動。頭上に躍り出てそのままカカト落としをくれてやるが前転で回避された。


 水中でやるように地上で空気を掻いて前転しやがったか。このレベルまで到達した超人の身体能力は並みの人間からすれば魔法じみた結果を引き起こしやがる。


 再び距離が空いて仕切り直す。改めて見つめ直したアーサーくんのなんと堂々とした態度か。

 右手で握った剣は水平に保ち、突き出した左手の存在感がやや不気味だ。

 並みの攻撃など通じない。そういう風格が存在する。


 剣と徒手空拳の二段構え。魔法を使わないのは街中だからだ。本当だったらここに魔法巧者で名高いアーサーくんの火系統魔法も加わるわけだ。大魔王バーンかよ。


 パラメータのみならず格段に強くなっているな。上々じゃねえか。 


「驚いたな、本当に驚かされた。随分と強くなったじゃないか」

「楽にしのいでおいてそれを言うか。君は変わらないな、あいかわらず嫌な奴だ」


 普通に嫌な奴だと認識されてたのかよ。きついね。


 アーサーくんが動かない。動く必要がないのだ。以前の彼とは違ってこの六メートルは間合いの内だ。それこそ魔法のように一歩も動かずに人を斬れる距離だ。


「僕は君の友になりたかった。だが君は僕など見ていなかった」

「誤解だ」


「どうだ、いま君の瞳に僕は映っているか? 君が手を焼くほどの強敵として!」


 気持ちと肉体が連動してイイ気分なんだろうな。だが気持ちがノリすぎてて動きが単調になるなよ。カウンターの餌食だぞ? 俺はカウンターパンチャーの世界クラスだぞ(だいたいフェイのせい)。


 アーサーくんが素直に飛び込んできた。閃光の剣戟だがディレイ無し。よくない、それはよくないぞアーサーくん! 対人戦だとディレイは必須だぞ!


 あまりにも素直に飛び込んできたアーサーくんの剣戟をいなしそうと左腕を同じ速度で振るい落として叩き落そうとしたが、咳が出る。

 肺の中いっぱいに溜まった悪しきものを免疫機構が追い出そうとするような咳が出た。今日は…本当に調子が……!


 首を浅く切り裂く剣戟が一閃。やや衝撃を残す剣の冷たい感触にあぁ本当に強くなったなと……

 いや、そんな余裕はねえか。負けたか……


「素直に勝ちを誇りづらいな」

「ならノーカンにしてくれ」


 ってのは面白い冗談だったらしい。

 なんだか腹立たしい笑顔を浮かべるアーサーくんである。


「嫌だね、勝ちは勝ちだ。僕はリリウス・マクローエンに勝った男だ」


 マジかよ。

 おい周囲の馬鹿ども、俺の敗北で乾杯するな。


「しかし本当にどうしたんだ、随分と調子が悪いように見えるが」

「それは勝負を持ち掛ける前に気づいてほしかったね。……死のちからに触れすぎたよ、便利に使っちゃいるが生命を奪うちからだからな、術者にも相応の反動があるんだよ」

「そんなものは使うな」


 簡単に言ってくれるぜ。細々と使うと馴染むんだよ。今回のように軍神アレスを殺すだけのちからを求めるのはやりすぎだが……

 咳が止まらない。あぁ嫌だな……


「酒をくれ、酒さえあればどうにか持ち直すから」

「わかった。すぐに持ってくる」


 この流れはまさかアーサーくんのオゴリで飲み放題なのでは?


「きついブランデーがいい。高額な銘柄ほどよく効く」

「わかった。任せてくれ」

「つ…つまみは……げほげほ! ナッツで!」

「すぐに持ってくる!」


 アーサーくんが酒場に駆け込んでいった。

 頼むぜ、普段は高くて飲むのに気が引けるような銘柄を持ってきてくれよ。


 十秒後、アーサーくんが幾つかの酒瓶を抱えて出てきた。陶器の瓶にはラベルらしきものは無い。ハズレっぽいぜ。


「リリウス、大丈夫か、これを飲め」

「安いうえに酸っぱくてまずい酒だ……」

「これしか無かったんだ。仕方ないだろう!」


 注意、いまこの港町には大勢の兵隊が居座っています。

 高い酒なんてとっくに飲まれてんだろうな……


「ツマミは?」

「干した海産物だ」


 魚の干物を山ほど包んできやがった。


「悪くはないがナッツの気分なんだけどな……」


 口の中によくわからない魚の半身を突っ込まれた。干物は魚のうまみが凝縮されていて嫌いではないんだが気分がね。そういう気分じゃなくてね。


 このあとアーサーくんの持ってくる物にほどほどにリテイクを出しながら俺は目を閉じた。足を踏み外して落ちたみたいに一瞬で眠りに落ちた。



◆◆◆◆◆◆ 



 ファウル・マクローエンはあちこちに指示を出しながら温めた酒をすする。ドルジア人には酒を温める風習があり、それは民族料理まで昇華しているのだからこれも民族性というものだろう。


 窓から外を見下ろせば軍令所から連れていかれた息子が負けている。見ていなかったからどういう状況でぶっ倒されたのかは不明だが、倒れながらも勝者にあれこれ要求して走らせている姿には頼もしさしかない。あぁいう図太さがあいつの強さであり、間違っても死の王のちからを借りた部分ではないのだ。

 思ったよりも随分と長い間見下ろしていたのか、壮年の軍将校が気を遣って声をかけてくる。


「ご子息は名を挙げられましたな」

「あの若さでこれほどの戦功を挙げるとは。次代の英雄の誕生の瞬間に立ち会えた気分ですよ」

「ELS制裁軍の撃退は本物です。きっとクリストファー皇子殿下からの覚えもよいでしょう」


 彼らが心から褒めているのはわかる。実際息子の活躍は出来すぎだ。英雄的であるし、勲詩となって広まるような大戦果だ。

 だがファウルは不思議と喜ぶ気にはなれなかった。


 フェルガンを殺したと伝えてきた時も、二万の制裁軍を倒したと報告に来た時も、息子は苦しそうな顔や辛そうな顔ばかりしていた。


(そういえば聞いたことはなかったか。リリウス、お前は戦いが嫌いなのか? お前は敵を殺して褒められて、勲章や金を貰って喜ぶ俺のような人間とは違うんだな……)


 今まで考えもしなかった。己が喜ぶことは息子も喜ぶのだと疑いもしなかった。

 己よりも多くを悩み、考える息子だとは感じていてもこのような根幹の部分から違うだなんて欠片も思わなかった。


 そんな息子がどうしてここまで積極的に手を貸してくれたのか、それを考えれば嫌な気持ちさえ湧いてくる。 


(お前を戦わせてしまったのは俺か?)


 わかっている。ファウルはわかっている。あの素直じゃない息子に直接聞いたところで返ってくるのは憎まれ口だけだってわかっている。

 財布はスるし何気なく殴ってくるし方々で親の悪口を言いふらしているロクデモナイ息子だけど家族のことを誰よりも気にしている子だってわかっている。


 わかっていて、目を逸らしてきた。そんな息子が人を殺して歓声を浴びて喜ぶわけがないってようやく……



◆◆◆◆◆◆ 



 同時刻、夜間のサイラス港も戦勝に湧いていた。

 イースの長距離通信部隊がもたらした勝利の報告を受けたバートランド公はこれを軍内に大々的に広め、士気高揚に努めた。

 制裁軍による本国強襲という不安の中で士気は下限まで下がっていたのでこれは必要な行いであった。


 ただぼやきだけは娘に明かした。この愛らしい娘こそが公の命綱であり、これが切れた時こそ殺害の王が己に牙を剥くのだ。……限界まで怒らせたからきっと嬉々として全力で殺しに来るにちがいない。


「まったく見事な手腕じゃないか。これは請求が怖いね」

「あら、お約束もしていない報酬を支払うおつもりがありましたの?」


 娘からのこの言いざまである。気安いのか信用がないのか、愛情の裏返しかもしれないと信じられるほど公は己に自信がない。

 愛情を求めても返ってこないことにだけは慣れているから信じられない。


「これほどの働きをされたら払わないわけにはいかないだろ?」

「バートランドとしてはそうでしょうね。ですがリリウスは請求はいたしませんわ」

「プライドかい?」

「ええ、あの子は殺しで報酬を受け取ることを忌避しておりますもの」


 あの少年は殺しに躊躇が無い。必要とあれば殺す。どんな暗殺者よりも速やかに。だが報酬を約束された殺しには嫌悪感があるらしい。


 子供らしい潔癖さかと思ったが長く付き合う内に違うのだと考え直した。

 あれは自らの意思に寄らない殺しを嫌う。何者かに指図された殺しに対して反発し、そういう時ほど殺さない解決方法を選ぶ。それは誇りゆえにだ。


 誇りを失った彼はどんな怪物よりも恐ろしい魔竜に変じるであろうが、誇りを重んじる限りは己をヒトだと認められる。まったく厄介な誇りだ。最強の魔剣が己に課した鞘のように邪魔な誇りだ。


「厄介だね。誇りゆえに彼は苦悩する。もっと気楽に生きた方が楽しいだろうに」

「かもしれませんわね。ですがわたくしは誇り無き者であってはほしくない」


 公はふと思った。己の傍らにいる我が娘こそが彼の鞘なのかもしれないと。

 娘こそが彼の正しさであり誇りでありヒトに留まろうとする理由であるのなら……


「もしもそうなら簡単だが、さて……」


 公が見下ろす盤面に打つ一手はドルジアの勝利を願ってのものではない。はじまりの救世主という名の最強剣を使って遊ぶ方法でしかなく、その快楽のためなら己の命さえ捨て駒にする気分もある。

 もちろん彼の引き起こす破壊を見たいという気持ちがある限りは、その快楽をセーブせざるを得ないのだが……



◆◆◆◆◆◆ 



 血で汚れた王の間はもはや王の物ではなくこの地を簒奪した魔竜皇子の物である。

 装飾過多な王冠を頭に載せて悪辣に嗤う魔竜皇子クリストファーは、身に帯びる多くの略奪品と共に玉座で尊大にふんぞり返っている。まるで我が世の春来たりとでも言いたげな表情だ。


 その左右に並び立つライカンの精鋭兵士も似たようなナリである。希少な魔物の毛皮を纏い、たくさんの宝石を纏っている。

 ライカンの女戦士サリフが悪しき笑みを浮かべる。


「楽しいねえ。両手では余るほどの金銀財宝に囲まれるなんてイイ気分じゃないか。あちこちの戦場を渡り歩いていた頃が大昔に思えるよ」

「だな。シェーファについてきて正解だったぜ。俺ら白狼団も今や王侯貴族の仲間入りってわけだ」


 とても単純な生き物である彼らはとても嬉しそうに笑っている。強いボスに従えられて幸せ。強いボスが我らの働きに報いてくれて幸せ。

 彼らはその本能に従って、魔竜皇子のもたらしてくれる富を享受できればそれで満足できる生き物なのだ。


「ねえシェーファ、次はどこを落とす?」

「何度も言わせるな、私はもうシェーファではない。……その名を汚したくない」


「何をどう言い繕ったところであんたの所業は変わらないのにかい? 御笑い種だね銀狼シェーファ、あんたはもう戻れないところまで来ている。なのにまだ名前の穢れを気にするってのかい?」


「……何もかもわかった上で言っている」

「そうかい」


 王の間に伝令がやってきた。

 この世で最も殺しのうまい伝令のイザールさんだ。


「やあ、中々に堂の入った態度だ。王様の気分はどうだい?」


「もっと面白い気分になれるかと思っていたよ。だから退屈だ」

「そうかい、じゃあ面白い報告で面白い気分になってもらおう。ELS制裁軍が敗れたよ」


 魔竜皇子の眉がぴくりと跳ねる。

 彼のプランでは諸侯軍はELS制裁軍に負ける予定であった。徹底的に負けて制海権まで奪われて縋りつくような形でこちらまで逃げ落ちてくる少数をお優しくも受け入れてやるつもりであった。

 その中にいるであろう仇の一人をどう料理するかまで算段はついていた。それが狂った。ありえない形で。


「そうだね、不思議だね、ELS制裁軍が烏合の衆に負けるわけがないのに負けた。諸侯軍が勝った。とてもおかしなことだ」

「お前が手を貸したのでなければな」


 ありえないことが起きた。ならば不可能を可能にできる奴が怪しい。

 殺人教団ガレリアの教主イザールにならできないことではない。クリストファーはそう考えた。


「プラン通りに進むと面白くない。依頼主の思い通りに事が運ぶのは楽しくない。ならば諸侯軍は活かす、そう考えたのだろう?」

「ひどい勘繰りだね」


 イザールは顔にも出さないがそれはガレリアのプランにある予定上の出来事であった。本来ならリリウスが出しゃばらなければガレリアが誇る衛星軌道軍がELS制裁軍を全滅させることも……

 最終的な判断はともかくやってもよかった。気まぐれにやらないかもしれなかったが。


「それが勘繰りかどうかは己の胸に問いかけてみるがいい」

「なんとも機嫌の悪いことだ。そこまで疑うのなら騎兵を派遣して調査させたらいいさ」


「本当に違うのか?」

「最初からそう言っている」

「では誰だ、何者が我が計略を邪魔した?」

「君の邪魔をしたがる奴を思い浮かべてみろよ。最初に思い浮かんだ奴が犯人さ」


 魔竜皇子が眼を閉じ、その者の姿を思い浮かべる。

 まったく心は正直だ。誰だと問うまでもなく一人の少年の圧苦しい笑顔を導き出すのだから。


「来るのか、再び私の下まで……」


 遠い昔に彼とは約束をした。彼をまだ友と呼んでいた頃に交わした、古い約束だ。

 あの懐かしいラシャナ市で交わした約束が未だ無効ではないというのなら、彼はまさしくそのために来るのであろう。

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― 新着の感想 ―
[一言] 約束の内容が記憶のかなただったので、前作を読み直しました! 全然その場面までたどり着かない・・・
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