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最終章 『春のマリア』  作者: 松島 雄二郎
帝都決戦編 レミングの進軍
275/362

省略されなかった旅路① 地理 編

挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


地名解説


ワイトス子爵領

 帝国最南端の領土にして大陸交易路上にある裕福な領地。ワイトス子爵家は元々スカーレイクの家臣であったが帝国貴族になった経緯を持つ。ワイトの文字が何だか怪しく見えてくるいきさつだ……

 北東部にどでんと構えるヴァンパイア候アトラテラ・スカーレイクの領地には誰も近づかないとのうわさだ。



タジマール城塞

 元々モラン公国の前身である大国が有していた城塞だったけどスカーレイクに奪取された悲しみの砦。当時は魔王スカーレイク討伐のための大戦争が起きた防人の地であったらしい。

 なおその国はスカーレイクに滅ぼされた模様



モラン公国

 その昔この辺りを支配していた大きな国の重臣が独立した国。あんまりパッとしないけど穀物や毛織物の産出国として近隣では有名。曰くモランの毛織物を余所に持っていけば倍の値段で売れるとか。



ダスポリージャ王国

 ヴァンパイア候アトラテラ・スカーレイクと戦い続ける雄々しき興武の国。国内には無数に迷宮があり、ダスポリージャの出稼ぎ傭兵団と言えば近隣ではかなり有名。

 首都ヘリオポリスには軍神アレスの大神殿があることで有名。アシェラ神曰く「いる」とのこと。

 コロッセオの特別席で「ぶらぼー!」って叫ぶ奇人で有名なお兄さんがいるらしい。



オゼール海峡

 内海と黒海の間にある海峡。船乗りの間では有名な座礁スポットだったのも今は昔、現代では海底の岩石が取り除かれて安全な海になっている。……真実はこの辺りを縄張りにしていたエントリアルどもが別の海に移っただけだ。



大陸海峡都市リントブルム

 オゼール海峡に架かる巨大回廊『大陸海峡』を挟んで北と南に分かれる大都市。東方の琉大帝国と中央文明圏を結ぶ大陸交易路の中心と呼ばれている。

 現在は沿海州が一席ドゥラム軍国が所有しているが歴史深く誇り高きリントブルム市民はドゥラムからの解放を願っている。



ドゥラム軍国

 沿海州が一席にして最大の海洋国家。大陸海峡の利権を一手に握り締め、二つの海に多大な影響力を持つ海の覇者。しかし歴史的に見れば大ドルジア帝国にカツアゲされまくってる可哀想な国。

 モラン公国に多大な援助金を出して帝国の南下を防ぐ防壁にしている。もはやスネ夫にしか見えない……

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