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最終章 『春のマリア』  作者: 松島 雄二郎
学院入学編(入学できるとは言ってない)
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迷宮都市の聖女ちゃん④

 ニャルさんおすすめの宿は一泊40ボナ。ラティルトでも最低値の宿泊費らしい。オプション追加型の宿なので毛布やら何やら借りると他の宿と同じになるけど自前で用意できれば宿泊費を抑えられる。そういう宿だ。

 ちょうどニャルさんの隣の部屋が空いてたのでそこに泊まり、今夜はこれでお開きだ。迷宮は思ったよりも神経が疲れる。朝も早かったし相当に疲労している。


 ベッドに寝転んだ後の記憶はなく、気づけば窓枠の隙間から日差しが零れている時刻だった。


「もう朝か……」


 起床から流れるように隣室の扉を叩きまくる。


「うおー! 起きろーニャルー! 朝だぞー!」

「……」


 こっちが無理やりテンション引き上げて起こしてあげたのにニャルさんは元気がない。

 ちょっぴりだけ開いた扉の隙間から死にそうな顔でこっちを見ている。


「おはようニャルさん、迷宮の時間だよ!」

「……」


 本当に死にそうな顔をしているなあ。


「どうしたの、元気なさすぎない?」

「マリアがどうかしてるニャ。二日連続で迷宮に潜るなんて狂戦士の所業なのニャ」

「そんな感じなの?」

「……天然の狂戦士なのニャ。自分の異常性に欠片も気づいてないニャ」


 なんて失礼な猫耳だろうか。五分モフリの刑だな。


 このあと五分間尻尾をなでなでの刑を執行して悶絶させると怒り出した。同時に死にそうな猫耳の目がしゃっきりしたぜ。

 流れで朝食を食べに行く。宿の近くにある一膳メシ屋は一食20ボナとまぁまぁ良心的らしい。賛同できないのはあたしがまだ迷宮都市の物価に順応できていないせいだ。


 本日の朝食はソバとテンプラだ。見慣れない食事だが味はまあまあだ。二人分を頼んで腹持ちは八分目って感じだ。迷宮都市の物価は本当にひどいな。

 フォークでソバをすすりながら会話してる。


「ニャルさん今日は休み?」

「午後からギルドで給仕ニャ」

「お運びさんって儲かるの?」

「迷宮より儲かるニャ」

「ぼふっ(ソバが噴き出す音)」


 ギルド酒場でのお運びさんは調子がいい時はチップだけで銀貨20枚になるらしい。命懸けで迷宮に潜る理由が存在しない……!


「あたしも給仕やろうかなー」

「マリアは迷宮でも稼げる実力者ニャ。やめとくニャ、ギルド内はギルド内で陰湿で不健康ニャ」


 気前のよい冒険者を巡って給仕娘内でのドロドロの争いがあるらしい。それに湿気た日はチップを全然貰えないので収入が安定せず、冒険者一本で稼げるならそっちの方がいいらしい。ニャルさんは冒険者を辞める踏ん切りもつかず、どっちつかずな感じらしい。


「大変だなあ」

「生きてくのは大変ニャ。……ニャルは午後まで寝るニャ」


 ニャルさんがアンデッドみたいに重い足取りで宿へと帰る。生活に疲れてる猫耳の背中は猫背だった。


 あたしはあたしで迷宮に潜る。

 今日は興味本位で四層まで行ってみて、次の日は少し冒険して五層へ。ニャルさんと組める日は三層で影犬狩り。いきなり後ろから抱き着いても怒られなくなった。呆れられるけど!


 迷宮都市に来て一か月くらいが経ち、もう青空の日を見かけることのない灰と白の十二月がやってきた。

 その間には色々あった。群生相の一件でおごってくれた冒険者を飲みつぶして有り金全部をギルドのみんなで飲み果たしてやったりニャルさんとお湯で洗いっこした。今じゃあすっかりマブ友だ。


 十二月になっても今日も今日とて迷宮潜り。迷宮に潜る冒険者たちもすっかり顔なじみだ。


「バーサーカーの姉御、今日も精が出るなあ!」

「誰がバーサーカーだ!」


 あたしのあだ名はすっかりバーサーカーになってしまった。休みなく迷宮に潜るのは冒険者界隈では異常な行動らしい。……学費を貯めてるだけなのに。


 最近は中層を目指している。当初の目的である階層主の魔石が目当てだ。ちまちま稼いで学費を貯めるのもわるかないけど一攫千金は魅力がある。これまで貯めた分を友好費に回せるからだ。

 中層の入り口と呼ばれる十三層。ここからは周辺の様子ががらりと変わる。入り口の時点で深い森の中。暗闇の向こうから飛んでくるのは大型の蜂やカブトムシなんかの昆虫系。毒の鱗粉を撒き散らすフェアリーバタフライが一番の強敵で、火系統魔法が使えないチームは逃げるしかない。


 十三層まで来ると次層を目指す冒険者キャラバンも随分と減っている。ここから先に進めるのはラティルトの冒険者でも選りすぐりのチームだけだ。

 ラティルト第十三層『暗黒の森』。あたしが最初につまずいたのはここだ。


 いつものように適当に狩って魔石を集めてギルドで換金。本日の稼ぎは銀貨88枚だ。クイーンビートルの魔石があったおかげで中々の儲けが出た。


 で、一日の疲れを愚痴るためにお運びさんの仕事をしてるニャルさんを捕まえてる。


「手数が足りないぃ~~い。ニャルー、手伝えー!」

「あちきじゃ無理ニャ!」

「イケルイケル! チャレンジしようよ!」

「簡単に言ってくれるのにゃあ。愚痴なら後で聞いてやるニャ、邪魔すんニャ」


 冷たくあしらわれたぜ。


 ぐでんぐでんに酔っぱらった帰り道の事だ。なんと路上に金貨が落ちていた!

 だ…誰も見ていないよね?


 いける。ゆっくりと自然に近づいていき、ゆっくりと自然に金貨の前でしゃがみ込む。


「温いな!」

「!?」


 何者かがあたしの金貨を掠め取っていった! 泥棒だー!


 駆け抜けた勢いそのままにごろんと一回転して着地した小銭泥棒が不敵な笑みを浮かべて金貨を掲げている。それあたしのー!


「温い、温いな! 世間体を気にして遅速をよしとする愚行があまりにも温い。財界の王レグルス・イースも言っている。チャンスは全速力で掴め!」


 小銭拾ったくらいで説教かこの野郎!


 月明かりがそいつの下に降り注ぐ。……ちょっと形容詞が出てこないくらいの美形だ。煌めく新雪のような白銀の髪を後ろで束ねて犬の尻尾みたいにしてる、絶句してしまうような美形だ。くっ、金貨を盗られたのを許してしまいそうな自分が憎い!


「好機は常に落ちているものではない。だから常に心構えをし好機に備え、巡ってきたならば全力で掴むのだ! フッ、高い授業料だったと思うのだな」

「ちょっと……」


 小銭男が去っていく。一度だって振り返ったりしなかった!


 えええぇぇぇ……

 何なのあいつ……



◇◇◇◇◇◇



 金貨を拾い損ねた翌日のあたしは荒れている。でかい儲けを無駄にした。そういう考えがラムゼイブレードに乗っているのだ。


 ラティルト十三層『暗黒の森』ではひと時の油断も許されない。

 代わりにこの辺りの魔物は魔石を落とす確率も高い。この階層のカルマ=フロラを倒せれば最高だ。魔石だけで金貨五枚は固い。

 そういう目論見はあっても危険な階層だ。たぶんあたしの実力では来てはいけない階層なんだと思う。そしてそれをわかっていても稼げるからここまで来ないわけにはいかない。


 しかし今日は妙にモンスターを見かけない。かなり歩き回ったのに一匹も見かけない。

 それにひどく寒い。迷宮はいつも温かいのに真冬を迎えた迷宮の外よりも寒いくらいだ。


 魔石を求めて暗黒の森を彷徨っていると明かりを見つけた。

 他の冒険者の狩場に近寄ってもいいことはない。避けようと思ったけど焚火をする小銭男の姿を見た瞬間に、足は勝手に近寄っていた。


 焚火に枯れ木をくべる小銭男の目線がこっちに向く。気配は抑えたつもりだったのに鋭いな。


「あぁキミはさっきのチャンス×女」

「誰がチャンスバツ女よ!」


 怒鳴ると何がダメだったのか理解していない顔をされた。


「てゆうかさっきって何よ。まさかあれから一晩中潜ってるの?」

「もう一晩も経ったのか……」


 小銭男が視線を焚火に戻す。興味なさそうな態度だ。自信なくすぜ……

 と思ったら木の棒に刺した焼きいもを差し出してきた。


「冷えるだろ、これでも食ってくれ」

「お詫びのつもり?」

「正しい認識だ。この階層の魔物を食べてしまった私からのささやかなお詫びだとよくわかったな?」


 食べた? モンスターを?


「どういう意味よ」

「わかっていたわけじゃないのか。じゃあ何のお詫びだと思ったんだ?」

「金貨」

「誰のものでもない路上に落ちていたコインを誰が得たかに対してお詫びが発生するわけがないだろ……」


 話が通じない。人ではない別の生き物と話している気分だ。


 焚火を挟んで対面に座る。焼きいもはありがたくいただく。冷えていた体に熱を入れるとクサクサしていた気分まで立ち直ってきた。


「魔物って食えるの?」

「その話は終わりにしたつもりだ。怪しい男に深入りすると危ないってパパとママに習わなかったか」

「自分で言うか」

「自覚はあるつもりだ。……その年で迷宮に潜っているのならそちらも理由有りなのだろう。孤児か?」

「まぁ本当の父ちゃんは死んだっぽいね」

「そうか。苦労しているのだな……」

「いやいや養父も養母もいるしそこまで苦労してないって。アハハ!」

「……」


 黙り込んでしまった。よくわからない男だ。

 口数も少ないし陰気だ。昨夜の感じで来てくれればガンガン言い返せるのに陰気で口が重い。


 どんなにしゃべりかけても黙ったままだ。心を閉ざしている。なんてミステリアスな小銭男だ。うーん話題話題。


「あんたもソロ? 見ない顔だね」


 先輩冒険者感を出してしまった! しかも姉御って呼ばれてるやつの!

 ダメだ、イケメンに気圧されている。普段から女の子どうしの方が緊張しないよねとか言って避けてきたせいで耐性がないのが露呈している。いきなり二人きりとか要求が高すぎる!


「群れるのは好きじゃないしラティルトには昨夜来たばかりだ」


 あ、会話がつながった。


「それで十三層まで? 無茶するね」

「このくらいが無茶になる程度の戦士ではないと自負している」

「攻略を目指しているの?」

「ただの暇つぶしだ。破壊衝動のようなものがあってね、抑え込むのにこういう行いを必要としている」


 やべー男だな。常に闇のちからを抑え込んでいるクラウド君思い出したわ。


「それってさっきの食べるってワードに掛かってる?」

「警告はしたつもりなんだがな」


 小銭男が立ち上がる。冷たいトワイライトブルーの瞳を見返した瞬間に震えが止まらなくなった。今頃になってようやくわかった。この男は怪物だ。


 小銭男がため息。


「恐れるのなら踏み込むな」

「いきなり殺しに来るとか思わないじゃん」

「……そうかもな。私は少しばかりすれているのかもしれない」


 小銭男が再び黙り込む。離れるべきなんだろうけど……

 傷ついたみたいに一人で勝手に凹んでいるこいつを放っておく気にもなれない。


 焚火が燃え尽きる。パチパチと燻ぶるだけの煙を残す頃になって小銭男が口を開く。


「暇なら案内をしてくれないか。もちろん報酬も出そう、ラティルトに潜るのは初めてで勝手がわからないんだ」

「何のつもりよ」

「脅かして悪かったという気持ちくらいはある。最近悪いやつらとばかり関わっていたせいか普通の感覚が欠け落ちていたようだ」


「ふーん、幾ら?」

「それは仕事ぶり次第だ。それとも自信がないのか?」


 鼻で笑って挑発されると流せないのがアイアンハートだ。

 小銭男の案内を引き受けて十四層に向かう。どういう理由か十三層では魔物を見かけなかった。その理由は十四層に着いた瞬間にわかった。


「≪食い殺せ リューエル≫」


 小銭男の人差し指が凍りつき、氷の茨が森へと広がっていく。

 あっという間に森の全方位へと伸びていった氷の茨が何を意味しているのかわからないほど馬鹿じゃない。森一つを対象とした超広範囲魔法。おそらくは神話級。


 時間が巻き戻るみたいに氷の茨が戻ってくる。その枝先みたいな先端には魔石が刺さっている。

 小銭男が何事かを唱えると無数の魔石は空気に溶けるみたいに消失する。


「今のは何をしたのよ」

「エナジードレインの亜種だ。……先に言っておくがアンデッドではない」

「じゃあデス教徒?」

「言っておくが本物のデス教徒の前で指摘すると口封じに殺されるぞ。死にたくなければ軽々しくその名を出すな」


 やっぱりデス教徒はやべー奴らだ。自称デスきょのクラウド君元気かな?


 小銭男と迷宮の奥へと潜っていく。十七層。あたしの案内できる限界が来た。しかし小銭男はずんずん進んでいく。

 最初に森中の魔物を一掃して次層への大穴まで一直線に歩いていく。

 あたしにはこいつが何をやっているのかわからない。


 そしてラティルト中層の終わり、第四十層に到達した。

 階層主はオーガだ。ヒルジャイアントのように巨大なオーガの威容は人の勝てる存在とは思えなかった。


「哀れな、死してなお迷宮に弄ばれるか……」


 小銭男が初めて剣を抜いた。

 暗黒の剣だ。暗黒の刃に煌めく黄金の稲妻。これはオリハルコンだ。


 掲げた剣に超絶の魔法力が収束する。


「よく見ておくがいい。これが天上の領域の技、竜をも打ち倒す剣技の究極―――マルディークが秘奥『星喰らい』だ!」


 階層主が一発で消し飛んだ。

 あたしはいったいどんな化け物の案内をしているんだ?



◇◇◇◇◇◇



 迷宮から出ると昼間だった。あれがほんの数時間の出来事のはずはないからたぶん丸一日経った昼間だ。30時間近く迷宮に潜っていた計算になる(真実は54時間)。


 案内役なのに最後のほうはおぶられて帰ってきた気がする。へっ、さすがにヘロヘロだぜ。


「案内ご苦労。これが報酬だ」


 小銭男が銅貨を一枚差し出してきた。

 流れ的にあの時の金貨を返してもらえるパターンだったのに……


「あれだけ歩かされて1ボナはおかしくない?」

「ほぼ足手まといだったじゃないか。最後の方は私の背中で寝ていた」

「いやラティルト40層まで不眠不休は頭のおかしい所業だから」


 あたしは悪くないもんって主張すると追加で銀貨が二枚。くっ、手を離せ!

 どんだけコインを離したくないんだ! この美形ドケチすぎぃ!


「キミ、この後時間は?」

「ナンパかな?」

 って言った瞬間だ。かみなりに打たれたみたいに驚愕した小銭男が再び財布を広げ始めた。


 財布の中身を数え始め、何かに苦悩するように悩み、苦悩を吐き出すみたいな深呼吸とともに言う。


「……幾ら欲しい?」


 ちょっと何言ってるのかわからない。

 反応できずにいると小銭男が咳払いを始めた。


「すまない、キミを抱くのにいくら払えばいいという―――」

「抱かせるかぁ! 初対面のッ、男にカネを貰って抱かせる乙女がいるかあ!」

「え?」


 え? じゃない!


「最初は食事とかデートとか段階があるでしょって話! いきなりマネーの話から入るやつがいるか!」

「そ…そうなのか……」


 こいつも天然だ!

 くそー、ラティルトのイケメンはどうなっているんだ! 天然しかいない!


「すまない、段階とかは難しくてよくわからないんだ」

「マジで言ってるのかあんたは……」

「恋愛とか本気で理解できない。好きな女性といると安心するとは聞くが私は財布の中身数えている方が安心する。むしろ女性といると幾らかかるのか不安で仕方ない」


 なんて残念な男だ。

 つーかナンパじゃないなら何の話だったんだ?


「マリアは伸び悩んでいると言っていたな?」

「うん」

「その近所に出かけるような装備で伸び悩んでいると?」

「うん?」


 流れが説教だ。


「腕は悪くない。魔力もかなり高い。おそらくは現時点でもB級冒険者の下位クラスはあるだろう。これはまともな装備を手に入れた場合の話だ」

「装備を整えろって話?」

「そうではない」


 じゃあ何の話だ?


「装備をこちらで用意してやるという話だ。キミはサブスクリプションという言葉を知っているか?」

「さぶすくりぷしょん?」

「冒険者支援プログラムの話だ」


 マジでこいつ何の話してんの?


「我が銀狼商会では新たに冒険者支援事業を始めてね、これを簡単に言うと……あぁ長い話になる。まずはカフェに入ろう」


 カフェで話を聞く。正直めっちゃ眠かったけど得になる美味しい話だと言われたので頑張って聞いてみる。

 こいつのやってる銀狼商会では新規事業として冒険者を支援して素材や魔石を売ってもらおうという商売を始めたらしい。

 冒険者支援プログラムに契約した冒険者は商会から各種アイテムに装備のサポートを受けられる。強力な装備を使って迷宮に潜って成果出してこいよってやつだ。

 今回は私だけに特別に良い装備を貸与してくれるらしい。マジでいい話じゃん。


 ①本プログラム契約者は手に入れた素材等を銀狼商会に卸す。銀狼商会は当社規定の価格で素材を買い取る。


 ②本プログラム契約者は指定された迷宮又はクエストへの動員を断ってはならない。

 ③本プログラム契約者は……


 ものすごく文字の小さな契約書を渡され、冒険者証のIDを控えられた上でサインする。

 その後はラティルト市でも一番大きい商会に行き、つよそうな装備を貰った。貸与だって念押しされたけど。


 何だかわからないけどものすごく得した気がする!



銀狼商会は当社規定の価格で素材を買い取る!

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