とある日の回想と呟き
目を逸らすことが出来たならきっと
今の僕がここにいることはないんだよ
生真面目だと思ってくれたらそれで十分
受け入れるほうが楽だと気付いたなら内緒にして
言葉では伝えきれないことを
僕のようにみんな抱えたんだ
誰も信じてくれないことを
僕らはみんな抱えたんだ
理不尽を全部呑み込んで
どこまでも抱えていくと決めたんだ
僕らが見送った彼らのために
どこまでも抱えていくと誓ったんだ
それが生きていくということなら
これ以上酷いことはないだろう
まるで彼らを踏み台にして
僕らは歩いているみたいだ
(C)Aoi Tact
7年前2009年の作品ではありますが、9/10投稿となっているので、たぶん9.11の頃を思い出して書いていたのではないかと思います。時期的にたぶんですが。
でも近年では、これを読み返すと3.11の頃を思い出します。
文字数が足りなくて、どちらかというとそちらを思い出しながら少し加筆修正しました。