表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

思考少女は床の上(更新終了)

思考少女は床の上 “孤独”

作者: さわい

私には友達がたくさんいる。私は仕切るタイプではなく、雲のように漂い様々なグループに入り込む。いてもいなくても気にならないけど、存在はする。なんとなく誘っておこうと思える程度の私。そんな感じの緩い繋がりの友達がたくさんいる。

長期休みの間は予定をたくさんいれる。バイトに遊びなど、とにかく体を動かしているか、誰かと会っていようとする。一人のときも、なるべく次の予定のことを考えて過ごす。あまり考えすぎないようにする。でもふと時間ができると考えちゃう。

私は本当は孤独なんじゃないかって。

どれだけ多くの人に会っても、どれだけたくさんの人の役に立とうとも、だれか一人と深く語り合っても、心がすかすかしている。ほんとはそんなこと知っていたから、考えないように予定を自然と詰め込んでいた。一度気になると止まらない。思考の連鎖は負の連鎖と混じりあう。閉じ込めていた負は膨れ上がって、襲いくる。

でも、自分自身が自分は孤独ではないと考えれば、それだけで孤独じゃなくなる。でも孤独じゃないってどう感じればいいんだろうか。わかんないよね。

一番楽なのは考えないこと。無理矢理に時間を経過させて予定に追い付くこと。それじゃぁ、寝なきゃね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ