思考少女は床の上 “孤独”
私には友達がたくさんいる。私は仕切るタイプではなく、雲のように漂い様々なグループに入り込む。いてもいなくても気にならないけど、存在はする。なんとなく誘っておこうと思える程度の私。そんな感じの緩い繋がりの友達がたくさんいる。
長期休みの間は予定をたくさんいれる。バイトに遊びなど、とにかく体を動かしているか、誰かと会っていようとする。一人のときも、なるべく次の予定のことを考えて過ごす。あまり考えすぎないようにする。でもふと時間ができると考えちゃう。
私は本当は孤独なんじゃないかって。
どれだけ多くの人に会っても、どれだけたくさんの人の役に立とうとも、だれか一人と深く語り合っても、心がすかすかしている。ほんとはそんなこと知っていたから、考えないように予定を自然と詰め込んでいた。一度気になると止まらない。思考の連鎖は負の連鎖と混じりあう。閉じ込めていた負は膨れ上がって、襲いくる。
でも、自分自身が自分は孤独ではないと考えれば、それだけで孤独じゃなくなる。でも孤独じゃないってどう感じればいいんだろうか。わかんないよね。
一番楽なのは考えないこと。無理矢理に時間を経過させて予定に追い付くこと。それじゃぁ、寝なきゃね。