6/6
1-0 『日記』
予想通りあの病院は明菜には危なかった。
あの子には何時もの様に誤魔化して置いたが、予想していた分も有り流石に悪くは感じる、しかし、所詮は感じる程度の事など時が経てば私が沈痛に感じる事も無くなるだろう。
問題は向かった病院だ、『院長室』で見付けた資料と明菜の夢の話しを合わせても未だ足りない、明菜には力を未々使わせて貰う事に成りそうだ。
次の候補地から向かう場所を決めなければ成らないが、また明菜に新聞を読ませて置くとしよう。
第一章 終章
第二章は気が向いたら