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第4回ぼくしぴニュース

マリィ「第4回ぼくしぴニュースの時間だよ〜!」

マリィ「…その前に、トリックオアトリート!」

ロレ「なんだよ急に…」

マリィ「今日はハロウィンだよ?一個もらい〜!」

ロレ「僕のだっていつも言ってるだろ!いいからさっさと読め!」

マリィ「え〜!ローレンのケチ!お菓子くれないからあとでイタズラしちゃうもんね〜」

マリィ「えっと、ニュースは…リリティアが実家に帰省したみたいだね」

ロレ「家の手伝いをしに行ったんだったか?」

マリィ「うんうん。マリィもそろそろお父様に会いたいな〜…」

ロレ「勝手に帰ればいいだろ。次、ファンブラーが花壇に白い粉末を巻いていたらしい。教師に頼まれたとか何とか…」

マリィ「肥料かな?綺麗に育つといいね〜!」

マリィ「お花といえば、今週もシンに花束が届いてたよ!」

マリィ「今回はマリーゴールドとラベンダーだって!」

ロレ「恒例のやつか…。毎回飽きないな」

マリィ「女心がわかってないね〜…。あ、そういえばイオが女の子とデートしてたって!」

ロレ「お前が好きそうな話題だと思った」

マリィ「リンからも女の子の香水の匂いがしたって聞いたし、もしかして彼女…!?」

ロレ「匂いが移っただけかもしれないだろ…恋愛の話だけはやたら食いつきがいいな」

マリィ「ふふん、恋バナはみんな好きでしょ!お兄ちゃん以外」

ロレ「人類に対する偏見だな」

マリィ「ラディにもまたお手紙届いてたよ〜!今回は小さなアクアマリンも一緒に入ってたみたい。やっぱりラブレター…!?」

ロレ「ロスリンは知人に料理を振舞っていたそうだな」

マリィ「野菜炒めにロールキャベツ、お肉の料理に海鮮パスタ…いいなぁ。マリィも食べたい〜!」

ロレ「それは僕も食べたいかもしれない」

マリィ「ラディ、次やる時はマリィたちも呼んでね〜!」

ロレ「気を取り直して次のニュースだ。…デセールが独り言を呟きながら廊下を歩いていた」

ロレ「あまりイメージが無いが、何かあったのかもしれないな」

マリィ「壁にぶつかってたもんね…考え事とかかな?」

ロレ「さあな。頭を抱えたくなる案件ならいくらでもあるから不思議では無いけど」

ロレ「校内でいくつか落し物が発見されている。1つ目は…なんだこれ。拷問の歴史と世界の武器100選?随分読み込まれた本のようだが…」

マリィ「2つ目はシンの写真…だけど血がついてるね…」

ロレ「揃いも揃って物騒な落し物ばかりだな」

マリィ「預かってる先生が微妙な顔をしてたね…」

マリィ「い、いちおう心あたりがある人は職員室に行ってみてね」

マリィ「次!夜中に口論する声が聞こえたって」

ロレ「だいぶ言い争っていた様だが…」

ロレ「街でもナンパで揉め事があったらしいし、注意するように」

マリィ「前に見つかった監視用の魔法具も誰かが壊しちゃったみたいだし、ケンカとかにならないといいけどなぁ」

ロレ「口論程度で済めばいいが…最近また行方不明者も出ている」

マリィ「街で女の子が行方不明になったみたいなの」

ロレ「それともう一件、…こちらは既に発見済みだが」

ロレ「先日貴族の令嬢が行方不明になったという報告があった。しかし暫くして、彼女の家の前に骨と皮膚が人の形になるように置かれていたそうだ」

マリィ「そ、それ…ほんとにその子なの?」

ロレ「さあな。ただ、彼女が着ていた服が置かれていたそうだから恐らくそうなんだろう」

ロレ「さて、今回はこんなところだ」

マリィ「えっと……、21時からは本編ストーリーだよ!」

ロレ「そういえば悪戯はどうした?するんじゃなかったのか?」

マリィ「もうそんな気分じゃないよ〜…」

ロレ「そうか。では、また本編で」

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