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眼間 脚本版  作者: 仮定法過去
2/3

眼間 脚本版 未収録部分のみ

眼間 脚本版ではカットした様々な場面です。

本編を読む前または後に読んでもらえると嬉しいです。

⚪︎矢木が松坂に手紙を送った後

矢木、電車の音をふと聞く。


矢木M「紅茶に浸したマドレーヌが金閣によって破壊されないうちに。」

回想

矢木M「私は、その男についての記憶を3遍、思い出すことがある。」


アナウンス「人身事故のため列車が遅延…」

矢木「次は…」

松坂、制服姿で電車から降りる。

矢木M「黒髪だが巻き毛ではない、背が高くて、悪魔的な美しさをもつ人が降りてきた。」

松坂、手袋を探す。

矢木「あ、忘れてた乗らなきゃ」

八木、電車に乗る。

矢木M「さっきあの人は、数両先の、」


松坂「佑樹、湊斗、そろそろ帰るか。」

矢木「そういえ…」 

斉藤「てかさ松坂、今度スポッキャ行かね?」

松坂「いいな、それ。誰誘う?」

斉藤「伊東とか、快人と…」

矢木、耳を塞ぎ、一人で松坂と斉藤の後ろ姿を見る。

矢木M「カメラにしかなりえなかった。」

⚪︎出口

斉藤「じゃあな」

松坂「じゃ。あ、矢木も。」

矢木M「あ、と言われるくらいだったら。」


矢木「おはよう」

松坂「あぁおはよう」

矢木「あ、髪にゴミついてる。とっていい?」

松坂「えーどこらへんだ…」

矢木「ここだよ、はい取れた。」

松坂「さんきゅな」

矢木「気をつけてな?」

松坂、笑う。

松坂「はいはい。」

矢木M「純朴な笑顔をみたくなかった。」









生方美久氏のドラマの名場面

silent:想の姉の妊娠とそれに付随する母親との喧嘩のシーン

いちばんすきな花:オクサマのお墓と手を合わせるところ

海のはじまり:弥生が海のペンダントを触ろうとしたところに夏の「触らないで」のシーン

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