2:合コンでの新しい出会い
投稿遅れました。
スミマセン(>_<)
合コンの女子メンバーは、杏那と私と、クラスで仲良くなった女子の、小倉真希と篠田蘭と、中学の時の友達の、相沢小梅と衛藤明衣の6人。小倉真希、(通称、真希)は、とにかくハイテンション。胸まである髪の毛は茶色に染めて、長身で、目がパッチリしていて、見た目はめちゃめちゃかっこ良くて、私も最初はクールな子って思ったたけど、話してみると面白くて、話しやすい子だった。
杏那とは、あんまり仲良くない感じなんだけど。
篠田蘭(通商、蘭ちゃん)は、静かな子。綺麗な黒くて長い髪の毛で、清楚な感じの子。だけど、一緒にいて楽しい子で、杏那とも意気投合してた。
相沢小梅(通称、ウメ、小梅、アイ)は、中学の頃は問題児みたいな感じだった。短い髪の毛を金髪に染めて、よく問題を起こしていた。男子とはよく喧嘩して、後輩からかいまくってたし、気に入らない女子には喧嘩ふっかけて怪我させていた。噂では、男をとっかえひっかえって言っていたけど、実際は、めっちゃ可愛い子で、彼氏は作った事がない子。ただ、よく不良っぽい男子に色々誘われてたけど。
衛藤明衣(通称えっちゃん)は、めちゃめちゃ天然。大人しそうに見えるけど、小梅並に問題児。小梅よりひどかったかも。学校はよくサボるし、彼氏は1ヶ月に1、2回はつくって、遊びまくってる。中3になってからは、一途になったけどね…。
まあそんな感じのメンバーが集結して、お互い女子の中で自己紹介をした。
男子は、まだ来ていない。
ちなみに、今の時刻は、夕方の7時。約束の時間は7時30分。まだ時間はあるから、大人数用の席に着いて、雑談していた。
ちなみに、席順は窓側から、えっちゃん、小梅、蘭ちゃん、真希、私、杏那、という感じ!
真希と杏那はお互い何故か火花を散らせていた。怖いね。
何分か経った頃、杏那が腕時計を見て、「もうすぐかな」と呟いた。
えっちゃんはまだメイクをしてる。気合い入ってるらしい。
「あっ、あれじゃない?」
と、真希が5人の男子グループを指差した。
「何か一人足りなくねー?杏那ー」
と、えっちゃんがリップを塗りながら言った。
「一人遅れてくるんだってー」
「ふーん」と興味なさげにえっちゃんが返事をした。
男子グループがこっちの席に近づいてきた。
うわー。みんなカッコいいかもー。
「おっ!杏那!ちす」
と、元気に杏那に挨拶した。挨拶した男子は、カッコいいと言うより、顔は可愛い感じかな。可愛すぎず、かっこよすぎずって感じ?だけど普通じゃない感じ?それはそれで失礼か。
それから男子グループは、とりあえず席に座り、自己紹介となった。まずは男子の窓側から。
「えっと…佐々木雄介です。十七歳です。みんなにゆうって呼ばれるんで、ゆうって呼んでくださいっ。んー……趣味はサッカーかな。まあよろしく」
と、何だか面倒臭そうに言った。だけど、顔はかっこ良くて、スポーツマンって感じだった。髪の毛を短く刈っていて爽やかな感じがした。
次の人は、明るく自己紹介をした。
「えっと、1年A組の山内類です!」
「何で組まで言ってんのー!学校ちげーのにぃー」
と、笑いながら言った。それを言われて山内くんは少し照れて、自己紹介を続けた。
「そんで…よくウルサイって言われるんだけど、仲良くしてください!将来の夢は芸能人かなぁ〜」
と、照れながら言って、軽くお辞儀をした。
短い髪の毛に少し前髪の方がパーマがかかっているように少しクルクルなっている。
そこが少し可愛いなあと思ったかな。
次の人は、野球部なのか、髪の毛が坊主で、体もガッチリしていた。
「あー…名前は井上康成です。十六歳で、多分みんなと同い年ですね。……で、最近手相を見んのが好きです。今、部活で野球をして、頑張ってます。……多分今ぁー俺汗くさいかもしんないんですけどー、一応タオルで拭いてるんすけど、いや中々匂いとれなくて、1回香水つけたら汗と匂い混じって大変な……」
「ね、ちょっと喋りすぎ!」
と、さっき杏那と仲良しっぽかった男子が突っ込んだ。
「あ、ごめん」
と、軽く笑いながら井上くんが謝った。
「じゃあ、次俺が……えっと、名前は葛西旬で、隣の井上さんと同い年で、最近両親が亡くなったんで、ずっと家事してますねー。趣味はゲームですね。よろしくお願いします」
男子は、みんな自己紹介が終わり、次は、女子の番になった。
えっちゃんが、ハイハイハーイ!と元気よく手を上げて、自己紹介を始めた。
「衛藤明衣でーす!十六歳で、テニス大好きっ子でーす!みんなえっちゃんって呼ぶけど、明衣って呼ばれたいです!よろしくぅ」
と、始終笑顔を崩さず言った。次は、小梅の番だ。
「えーっと、相沢小梅ですっ!めっちゃワガママでうるさいけど、仲良くしてね!得意な料理は肉じゃがですっ!よろー」
と軽く言った。何かみんな余裕そう……何で?!てかなんて言おう……
「えっと、篠田蘭です……。相沢さんと同じく十六歳です。趣味はお菓子作りです。よろしくお願いします」
と、小さくお辞儀をした。
私は軽くパニくっていて、あまり聞いてなかった。
「はーい!小倉真希ですっ☆歳は十六です!よく、大人っぽいって言われるんだけど、中身はやばいです!今日は1日よろしくお願いしまーす」
真希の自己紹介が終わって、私の番が来た。
真希は、私に軽くウインクした。
深呼吸をして、今にも爆発しそうな心臓を落ち着かせた。
「かっ……柏原美彩希ですっ。十六歳で、好きな食べ物は梅干しです……。よろしくお願いします…」
声が少し震えちゃったけど、みんな普通にしてるから平気だよね…?
「最後は、篠田蘭でーす!十六歳です!今日は思いっきり楽しみたいでーす!よろしくぅ」
と、軽くピースサインをした。可愛いなぁ…。と、ぼけーっとしていたら、いつの間にか店員さんが来ていて、みんな注文していた。
「美彩希何にするー?」
と、蘭が言いながら、メニューを私に差し出した。
私は、オレンジジュースとサラダと普通のサンドウィッチセット(二個入り)を選んだ。
何分かみんなでワイワイ話していたけど、何か女子の皆さんはえらく積極的で、私は会話に入らずに、ぼーっとしていたら、みんなが注文したメニューが来て、食べながらまた騒いでいた。私はオレンジジュースをちびちび飲みながら飲んでいると、携帯に電話がかかってきたから、一旦席を外してトイレに行く事にした。
ここのトイレは、えらく分かりづらい。
厨房の横の奥にあるんだけど、トイレのマークがないから、全然わからなく、電話も切れてしまった。
まあかけなおしたけど……。
トイレから出ていくと、ワイシャツの袖を肘までまくっている高校生くらいの男の子が、
「あの……トイレってどこですか?」
と、尋ねてきた。
「ああ、ここですよ。右が男性用トイレです」
と、言うと、ありがとうと頭を下げて行ってしまった。
私も自分の席に戻った。
どうでしたか?
次話も見ていただけると嬉しいです。
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待ってます(*^_^*)