表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/52

5 箱庭携帯に登録確認

ファナちゃんを連れて教室に入ったら、引率のシスターと箱庭協会の職員のアンドロイドが教室で待っていた。


「全員揃いましたね?  私は本日から成人の儀式の日まで魔物退治の引率をするロザリアです」


シスターロザリアは金髪のエルフでとても美人だ。 勝手な想像だけど、エルフはスレンダーな体系で美人というイメージだったんだが、シスターロザリアはなかなかわがままボディである。

ポーク達もシスターのわがままボディに釘付けのようだった。気持ちは分かる……

あれだけスタイルが良ければ……ん??

俺の右手をファナちゃんが握りしめてきた。随分懐いてくれたもんだ。

よくわからないが美少女スマイルを返しておいた。


女性は視線に敏感ってことか……見るなという方が難しい気もするが。

っと余計なことばかり考えているとシスターが本題に入る。


「本日は箱庭協会から登録の水晶を使わせていただいて皆さんに箱庭携帯を作ってもらいます、

 皆さん順番に並んで職員さんが持つ水晶に左手を触れてください」


ついに箱庭携帯を手に入れることができる。この携帯がないと孤児院を出て生活はできない。

成人の儀式でスキルを習得できるらしいけど、子供のうちはスキルは登録されない。

俺の順番が来たので、職員のアンドロイドが持っている水晶に触れようとするが。

本当に愛想のないフレイヤ様のような顔をしているな……

この顔の職員が世界中にいるというんだから、これからお世話になることも多いだろう。

水晶に触れた後、左手に箱庭携帯が出るように念じると左手にスマホのような端末がでてきた。


これはスマートフォンというか……結構大きな端末だなぁ

全員が水晶に触れたことを確認してシスターが簡単な説明などをしてくれているが。

この半年間箱庭については勉強してきたので予習済みだ。

箱庭携帯でできることはたくさんあるので確認してみる。

・簡単なマップが見れここがどの辺なのかが分かる、現在地はこの町……ルーン王国の首都ルーンとなっている。


・自分のステータスや所持スキルと効果などを確認できる。

現在 名前トモエ Lv1 Gランク とだけ表示されている。

ランクはSランクが最高でABCDEFGとGランクが一番低い、単純な戦闘能力でランクが決められる。

難易度の高い箱庭に入るには一定のランク以上の戦闘能力がないと入ることができない。


・魔物を倒してゼニーと経験値を手に入れることができる。経験値がたまるとレベルが上がり身体能力が上がってランクも上がる。PTを組むこともでき、ゼニーや経験値を等分する機能などもついている。パーティ人数は制限があるようだが詳しくは見てない。

ゼニーを携帯同士でやり取りができ、支払いなどは今後箱庭携帯でやり取りするため

冒険者をやらない人でも今後は必須のアイテム 現在は0ゼニー。


・魔物を鑑定することができる。魔物の名前ランク所持スキル状態などが分かる。


・登録した携帯同士で通話ができるようだが、町の中でつながるぐらいの距離制限があるようだ。



とりあえずはこれくらいだろう。問題なく操作できることを確認しているとシスターから今日の予定が伝えられた。


「この後南門から町の外に出て魔物と戦ってもらいます。一人前の箱庭冒険者になれるように頑張りましょうね!」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ