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43 お腹がたぷたぷ

控えめにいって最高だった。女神の箱庭に転生出来て良かった。神様、いや女神様ありがとうございます。

もし転生というチャンスがあるとしたら、赤ちゃんからやり直すのもいいなと。昨晩はそう思ってたんだ。


「そんなに母乳が飲みたかったとは知りませんでしたわ。なぜ早く教えて下さらなかったのです」


サキュバスには乳魔と呼ばれる側面もあるらしく、母乳を自由に出すこともできるらしいのだ。俺があまりにも昨晩満足そうにしていたせいか、シャロンは毎朝飲んでほしいと朝ご飯の後騒いでいた。しかしそんなに朝から大量に飲めと言われても困るからと断ろうとするんだが。


「私のは嫌ですか?美味しく作っていますのに」


サキュバスという種族は授乳自体好きらしく、拒否すると否定されたと感じるらしい。仕方ないからお腹がたぷたぷになるまでこれから毎朝の一杯の牛乳という生活が始まりそうなんだが、一緒に朝ご飯を食べていたアルシエが怪しげな視線を送っていたのは言うまでもない……母乳って血液らしいよ?

さっそく世界樹の迷宮に挑むために準備をしなくてはと、女王の屋敷に向かうが、屋敷の前にお漏らしエルフが待っていた。


「待っていたトモエ、昨日はいきなり襲い掛かって悪かった、謝罪する。その上で私と決闘をしてほしい。私が勝ったら姫様の護衛には私が必要だと進言してほしい」


シェリルはしっかりと頭を下げた上で俺に挑戦状を叩きつけた。


「謝罪は分かった。君も色々あるんだろうから何も言わないけど、その決闘受けることで俺に何のメリットがある?俺はLv21のCランクだけどシェリルはランクは?」

「私はLv22のCランクだ、私が負けたらもう二度とトモエに絡んだりしないし、一つだけ何でもトモエの言うことを聞くと約束する」


Lvは俺より高い……けど負けたところで別にアリエルに推薦してやるくらいしてもいいんだよな。俺にとっては損することがない決闘だ。


「いいぞ受けてやる。だがそんなこと言っていいのか?お漏らしエルフ、もう一度お漏らしして見せろと言われても大丈夫か?」

「……変態男め、二人もエルフを妊娠させる獣のようなお前がアリエル様の近くにいるのは危険だ。お前こそ、世界樹の迷宮に挑戦など危ないことせずに、ロザリア様のおっぱいでも吸って寝ていた方がいいんじゃないか?」


もうそれは昨日やったわ……とりあえず午前中に世界樹の迷宮へいく準備をするから、午後に決闘をすることになって別れた。審判はアリエルにやってほしいらしい。屋敷に入るとファナとアリエルが待っていた。


「久しぶりねトモエ、元気そうで良かったわ、外でシェリルが待っていたと思うけどどうなったの?」

「アリエルも元気そうでよかった、もうEランクのLv14なんだって?頑張ってるじゃないか偉いぞ」


頭を撫でてやると嬉しそうにしたかと思いきや手を叩かれた。


「何よ急に頭なんか撫でて!」

「何だよアリエル、シェリルに聞いたぞ。トモエは頼りになってかっこいいって言ってるらしいじゃないか」


アリエルは顔を真っ赤にして震えている、可愛いぞアリエル。


「違うわよ!シェリルの護衛を断るために言っただけよ!それで、シェリルとはどんな話になったの!」

「はいはい、分かったよ。とりあえず午前中に迷宮に行く準備するから昼に決闘することになった」

「そう、ごめんなさいトモエ、私のせいで余計な事になって」


アリエルは嬉しそうにしたり顔を真っ赤にしたり、今度は申し訳なさそうに俯いたり忙しい女だ。


「気にするな、別に勝っても負けてもいいくらいな感じだからな、本当に優秀ならシェリルも護衛に誘ったらいいさ」

「……別に私も嫌いじゃないけど、結構お堅いエルフだからトモエとファナが嫌がるかなって」

「俺はエルフは大体好きだぞ?もう二人妊娠してるんだ。知ってるだろ?」

「もう!トモエは相変わらずなんだから……でもトモエと同じ髪色のエルフは可愛いわ、私も毎日遊んであげてるのよ。感謝しなさい」


やれやれ、久しぶりに会ったアリエルは元気そうでよかった。ファナともずっと手を繋いでるし。抱きかかえていたアルシエをファナに預けて出かける準備をする。


「とりあえず迷宮に必要そうな物とか買いたいから、エルフの里を案内してくれるか?」

「任せなさい!今度は私がトモエとファナを案内してあげるから」


3人で食料やら回復アイテムやらを買いにエルフの里を歩いた。数日分の食糧や傷薬、生命力を回復させるポーションなど、普通だったら重たくて持てないが、ちょっと多めなくらいの量を購入して影に収納していく。そしてお昼になり、約束の時間になって俺達が屋敷の前に戻るとシェリルはもう待ち構えていた。


「準備はいいかトモエ?私はいつでも始められる……姫様、公平な審判を宜しくお願いします」

「分かったわ、でもシェリルもトモエも怪我しないようにしてね、参ったと言うか私が勝負が決まったと判断したら止めるから」

「必ずや我々ダークエルフの種族の護衛に必要だという所を見せます」


お互い刀と小刀を構えて決闘開始の合図を待つ。


「それでは、始め!」


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