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17 心も体も成長期

洋館に引っ越しをしてから半年以上の時間が過ぎた……14歳も半分を過ぎるころには身長も伸びて、

12歳で転生した頃に、薄い桜色の髪で釣り目で可愛いけど綺麗めな女の子は、可愛げはなくなり。近寄りがたい美人になっている……男だけどね。


ようやくファナもLv11でEランクになったから、今日はEランクの箱庭、オークの集落に来ている。今日はオークの討伐10匹の討伐クエストを受けている。

ファナの装備は

・ルビーメイス 

・サファイアの鎧

・エメラルドの盾


懐かしのスラリン島ドロップで作られたジュエルセット、特殊な効果はないが丈夫なFランク装備だ。

14歳のファナはさらにわがままボディに育ったのはいいんだけど、ちょっとぽっちゃりしてきてムチムチ感がでてきた可愛い妹分だ……俺の今のステータスは


トモエ Lv15 Eランク フレイヤの加護 影魔法 身体強化 浄化 魅了 吸精 ????


この8か月ほどの間でLvは1つしか上がっていないが、ファナの育成はもちろんだが、影魔法のバリエーションを増やすため、個人練習を重ねていたのもある。

前方にオーク2体とオークアーチャー1体がいる。


「シャドウバインド」


オーク自身の影から無数の影の手がオーク2体の体を縛り付ける。


「ファナ今だ!」


ファナは相変わらずの怪力の一撃で動けないオークを1体ずつ殴り潰していく。途中でオークアーチャーからの矢が飛んでくるがしっかり盾でガードしている。影魔法で縛り付け、ファナが殴る。俺たちパーティの黄金パターンだ。


「シャドウハウンド」


俺の影から影の狩猟犬が2匹生まれ、遠くで矢を射ってくるオークアーチャーに走っていき、噛みついて倒した。


影魔法は影を使って様々なことができる……色んな影魔法の技を開発するのにこの数か月時間をかけてきた。現状俺が使っている影魔法の技は

・シャドウランス 影から影の槍を出す

・シャドウバインド 影の手で相手を縛る

・シャドウハウンド 自らの影から影の狩猟犬を作る

・シャドウストレージ 影の中にアイテムを収納する


他にも影を纏ってみたり影の剣を作ってみたりして試行錯誤していたが、実用的に使える影魔法はまだ4つだ……影の手をだして動かすのが日常生活では役に立つ。


(またオークの肉落ちてる、拾って)


ファナが催促してくる。俺のシャドウストレージはわざわざ拾わないでも魔石やドロップを影で収納できるので便利だ。しかし、オークを倒してオークの肉がドロップ……一応人型の肉なんだけど、美味いんだよなーこれが……最初は抵抗あったけど、慣れてしまった。


そして俺の装備はサキュバスの姫様シャロンの持っていたレア装備。

・ブラッドソード 体力を消費してスキル剣閃を使える。

・闇のゴシックドレス 闇の衣を纏って、魔法耐性が高い。


ゴシックドレスはDランクの見た目も可愛く防御力も高い装備だが、ブラッドソードはCランクのレア装備だ。きっと姫様だからいい物を買い与えられてたんだろうなぁ……


「剣閃」


遠くのオークに向けて斬撃を飛ばす。切れ味も抜群でオークの首が飛ぶ。俺たちは遠距離攻撃が無かったから使い勝手がいい。影魔法は対象が遠ければ遠いほどシャドウバインドを発動するのすら難しい。

体力も消費するが、定期的に捕まえたオークにエナジードレインしたりして吸収して補っている。


(そろそろ帰ろうトモエ)


討伐も終わったし協会に報告に帰ろうかな。寄ってきたファナに大人のスキンシップを取りながら町に帰る……断っておくが俺とファナは健全な関係で体の関係も何もない。孤児院に居た頃から面倒を見ていたせいか、女性としてより妹として見るようになってしまった。


姉?と妹なんだから手をつないだり抱き合ったりするのは普通だよね?


協会に戻ると、ファナが友達を見つけて、走っていく。黒髪の猫耳獣人セシリスと黄色い髪の狐耳獣人のキャロットだ。以前で討伐クエストを一緒に受けたことがあるが、それからはよくお喋りしている。俺は二人に軽く手を振ってから依頼の達成を受付にしにいく……ファナも友達出来て良かった。


大人の階段を二段ほど登ってから、俺も自分に自信がついたからか社交的になった。後ちょっと男らしさがでてきてる。Lvも上がって実力もついてきたからな……

孤児院を出てからの半年間、毎日のように協会にも来ていたし、冒険者パーティは沢山いたけど、前世でも友達もいなかった俺は、誰とも話さずファナと静かに受付して毎日スラリン島に通ってアンドロイドと楽しそうに一人で喋ってる可哀そうな奴だと思われてたらしい。ファナは念話だから……


箱庭協会はFランクになると、ようやく一人前の冒険者とみなす。その時に固定パーティを組んでいたら、パーティ名を登録するんだが、俺とファナのパーティ名は「姉妹」……シスターズだ。


このネーミングの由来は俺とファナが毎日スラリン島に通うスラリン姉妹だと冒険者たちに影で言われてたらしいという話を聞いてからだ。実際は姉妹?なんだけど……


「アンちゃん、クエスト達成したから確認お願い」


お馴染みのアンちゃんに話しかけるといつも通り無表情で対応してくれるが、今日はいつもと違った。


「シスターズ向けに指名の依頼がありますが、受けますか?」




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