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13 夜の誘惑

「おいポーク……本当にこっちであってるの?」


夜になり、ポークに誘われて夜の街を歩いていたが、確か噂に聞く娼館や女性とお酒が飲めるお店は町の南西部にあると聞いたことがあるんだが。今歩いてるのは南東部、この辺には家はあっても、お店とかはないような気がするんだが。


「俺たちは2回目だから大丈夫だって、そこの家だよ」


家というにはでかい洋館だ。入り口には鉄柵のフェンスがあり、庭も広いが……

あまり手入れされているようには思えない古びた外観だ。

ポークが呼び鈴を鳴らすと、ドアからメイド服を着た官能的な女性がでてくる。


「いらっしゃいポーク君。待ってたよ2人はもう中にいるからね」


メ、メイドさんだ~。ここはもしや、色んなことをしてくれるメイド風のお店なのか……

転生して成人してから約1年……ついに童貞を捨てる日が来たか、テンションがもうたまらん。


「あなたはトモエちゃんね、いらっしゃい。あなたを町でよく見ていたわ、可愛らしい子ね。ここの主人があなたに会いたがっているの、さぁ中に入って」


会いたがってる?よくわからないけど、知らない美人と会話できるほどスキルは高くはない。苦笑いしながら、相槌を打ちつつ、屋敷の中に入っていった……気がする。

あれ?美人のメイドさんと一緒に屋敷に入っていったような気がするんだが。意識がぼーっとする。


「トモエ、こちらを見なさい」


身体が勝手に動く。見上げれば、髪型はボブのパーマで、色は明るめのレッドブラウンという感じの。

黒の官能的なドレスを着た女性がいる。綺麗だ……よく見ると赤い目をしているが目が光っているように見える。


「私は夢魔姫サキュバスプリンセスシャロンよ。あなたの事は半年くらい前から町で、配下の夢魔たちに見張らせていたわ」


視線を感じていたのは男からじゃなくてサキュバスだったのか……というかポーク達はどうなった。


「お友達が気になる?3人とも他の部屋で配下の夢魔と楽しくやっているわ。あなたを連れてくれば、もう1度遊んであげると言われて、あなたを連れてきたのよ……あなたには夢魔の力が詰まったといわれる、夢魔の秘薬を飲んでもらうわ。これを飲めば、人間の女を夢魔に進化することができるの」


ポークの奴め、俺を餌に2回も楽しもうとしていたのか……というか俺は人間の男なんだけど。喋ろうと思っても声が出ないし体も動かない……


「あなたは今私の魅了で操っているから、逃げようとしても無駄よ。あなたの事はずっと前から目を付けていたの、その可愛さや美しさ、私の傍使えにふさわしいわ。さぁ、この秘薬を飲みなさい」


身体が勝手に動いて、薬を飲んでしまう、どうなるんだ。まさかここまできて、女体化……?

童貞を捨てるはずだったのに女になるのか?抵抗虚しく薬を飲んだら体に熱い何かが入ってくる。


これはLvアップしたときのような感覚が体に……体が女の子に!!!!!

なってないな……サキュバスの姫様も不思議な顔をしている。


「なんで!?どうなってるの……トモエ、ステータスなどを確認してみなさい」


トモエ Lv9 Fランク フレイヤの加護 身体強化 浄化 魅了 吸精


Lvが上がってスキルも増えている……確認してみると。


魅了 コモンスキル バッシブ

目が赤く光り、目を合わせた相手の意識や行動などを操り誘導することができる。

対象が自分よりLvが低い相手にしか効かない。


吸精 コモンスキル バッシブ

相手に触れた所から、生命力を吸い取る事ができる。

相手に触れている面積が多いぶんだけ吸収できる量が増える。


魅了の魔眼といわゆるドレインタッチというかエナジードレインのスキルが増えている。

サキュバスの能力を秘薬で手に入れた感じなのか。


こっそりサキュバスの姫様を鑑定してみると、


サキュバスプリンセス Lv18 Dランク スキル 影魔法 魅了 吸精


Dランク……Lvも桁違いだ、逃げるしかないけどどうすれば。


「トモエ、あなたは人間のままのようだけど、どうなってるのか、なんでこうなったのか心当たりがあったら言いなさい」


心当たりならある……口が勝手に開いて説明してしまう。


「俺は男なので、サキュバスにはならなかったとおもいます」


姫様はびっくりして目を大きく開いて驚いていた。


「その見た目で男!?、どっからどうみても女じゃない。貴重な夢魔の秘薬を無駄にしたわ!……でもそうね、せっかくだから遊んであげようかしら。私って姫だからそこら辺の汚い男と遊びたくなくて、人間から吸精したことがないの。あなたのように可愛い男の子なら私の相手にふさわしいわ」


まずい……このままでは美味しく頂かれてしまう。何とか意識をしっかりもって抵抗しなくては。動いてくれ!!。いやしかしここに来た目的は美味しく頂かれる事だった気がしないでも。姫様が俺のほっぺたを右手で撫でる。


「まだ抵抗しようとしてるのね、可愛い。安心して、私は初めてだけど優しくしてあげるから。もう1度しっかり魅了を使ってあげるわね……さぁ、トモエ、洋服を脱ぎなさい」


強めに魅了をかけられたのか、意識が遠くなっていく。ぼーっとしていく中洋服を脱いでいって、

下着を脱いだあと俺の下半身を見ながら姫様が目を大きく開いて叫んでいるが、ダメだ意識が遠くなっていく……


「ワオ!素敵……あなたは私の王子様だわ!」


ワオッ?……俺はそのまま意識を手放した。








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