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影追い

「ここから見える風景が、一番好き。」

香野子は言っていた。


もう、あれから3年。

3年も月日が経っていた。

しかし、自分でも、頭では理解しているはずなのに、あの日から時間が止まった儘。


振り返れば、そこに香野子が立っている気がして、またここに来てしまった。


「もう、逢えないと思ってた。」


驚き、振り返る。


「驚いた? 声は似てると言われてたからね。」

妹の眞夕だった。姿までが香野子に似ている。


「変わったでしょ、私。」

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― 新着の感想 ―
[良い点] この非常に短い文章の中で、無数の想像を掻き立てるような展開を描くなんて、もう素晴らしいを通り越して読み終わったときは口をあんぐり開けたまま固まってしまいました……! いいお話は読者に想像の…
[良い点]  はじめホラーかと思いました。  ちょっとちがうかなと思いジャンルを見たら、ヒューマンドラマでした。  読みようによって変わる不思議な物語でした。
[良い点] こわっ 短さがまた、不安を煽りますね。 [気になる点] 確かにホラーかもしれない [一言] ぞっ。 成り代わり?もしや、あなた、お姉さんを……? 表記もお上手ですよねえ。間の取り方がよ…
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