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準備万端で楽々異世界生活(仮)  作者: メイシン
第3章 異世界学園編
72/93

72話.選択する専門授業

授業内容が決まりました。。。


72話.選択する専門授業



*****~*****~*****~*****



 教室に入ると、渡り人3人が揃っているのが見えた。セガルルトの采配だろう。大方、一まとめにした方が監視・管理がしやすいとかそんな理由だと思う。


 余計なマネしてと思うも、『フーヴォの通う店』の関係者と顔バレしていると思えば、仕方がないとも思う。現に渡り人の周りには幾人もの生徒が群がり、店の事を聞かれているのが漏れ聞こえているのだから。


 ふと、葛城そらと目が合った。小さく手を振ってくるが、その行為を坂上タイガに気付かれ大声で呼ばれてしまう。


「アボット~!こっちこっちー!同じクラスになれたな!」


「…余計なことを。」


「店の関係者と顔バレしている点で、避けらませんよね。」


「だね。ハタ迷惑なタイガもいるもんね。」


 諦め半分で呼ばれたタイガの下へ。


「同じクラスになれたなー!」


「奇遇だよねー。」


 何が奇遇だよ!同じクラスの意味くらい気付け!


「なんか人気者だよな、俺たち!それもこれも賢獣様達のおかげだぜ!」


 タイガの“賢獣様()”の言葉に反応する生徒たち。


「タイガさんはフーヴォ様以外にもお会いされたことがあるんですか???」


「もしかして賢獣祭の時に紹介された、新たな賢獣エン様にも??」


「お、おぅ。王宮で会ったぜ。第2王子と一緒に。」


 一気に騒ぎ出す生徒たち。凄い凄いと囃し立てられ、ご満悦なタイガ。これはもう収拾がつかなくなる。

 一方、葛城そらだけは、自分は関係ないと言わんばかりに、そっとタイガの側を離れていく。それは俺もエンも同じだ。余計な事を言わないか心配だが、精神年齢的に、このキャピキャピした子供の相手はツライ。


そうこうしてるうちに担任と思われる先生が入ってきた。


「騒ぐのもそれぐらいにして、適当に席に座れ!俺がこの平民Bの基礎クラスの担任のサングだ。」


 貴族が25人の1クラス、平民が35人の5クラスらしい。セガルルトの誕生に伴い、貴族の連中も挙って子作りに励んだらしい。

 普通に考えても1つの国でそんなに爵位を貰っている数は多くは無いし、同学年に25人もの貴族が揃うというのも、近年では第1王子の時くらいだろう。まあ、この学園の門は広いので他国からの留学生も多いのかも知れないけど。


「それでは、今日はお前らの学ぶ教科の説明をしたら、それで解散だ。しっかり聞いて、自分の学ぶ専門教科を選んでくれ。提出期限は1週間だ。」


 専門教科(授業)は今後、進みたい道への道しるべでもある。入学前に学びたい科目を知らなければ、そもそも進学することはないので、ある程度スムーズに決められるのであろう。

 しかし、入学後詳しい説明を受け新たな希望を見い出す場合や、適性も含めて教師からの推薦もあるので、1週間の猶予期間が設けられている。


基礎学問の教科を含む専門教科は以下の通り。

※ちなみに「単位」は1日で学ぶ授業のコマ数である。

※進みたい将来の授業の為、1つの科目につき最低でも1週で2~3コマか受ける必要がある。


■基礎教科:2単位

●応用学問:1単位(王国史)

●応用学問:1単位(他国史)

●生態調査:2単位(魚・獣・魔獣等全般)

●戦闘技術:2単位(王国の主流剣術・体術・魔術等)

●戦闘魔術:2単位(4属性+無属性)

●応用魔術:1単位(支援系)

●魔道具科:2単位

●生産技術:2単位



王宮・商業ギルド・魔術師ギルド監修授業


▲商業:4単位(仕入れ(目利き)1単位・流通1単位・簿記2単位)

▲騎士育成:3単位(騎士剣術2単位・王宮礼節1単位)

▲王宮官吏:4単位(他国知識/言語1単位・礼節1単位・事務系2単位)

▲執事・侍女:4単位

▲特殊魔法育成:2単位



 本来は、教科については決められた時間帯が設定されている為、受けたい授業全てが受けられる訳でもないが、週単位で受けれる授業に差が付かない様に調整されていれば問題ない。(時間割によっては受けれる教科が被るため、同じ授業を週に何回か行われるので、その内の1回を受ければ良い。)

 週に1日、休養日があるので週の6日の中で、授業を組んで受けていくことになる。


 ちなみに、こちらの世界では


1週間(7日)

1ヶ月(7日×4)

1年(13ヶ月)

調整日 ×1日(4年に1度、2日)


となっている。



 担任の説明も終わり、早々に解散となった。授業科目も早速、ざら半紙に書き取り、自宅に戻ってゆっくりと考えよう。


「ねえねえ、アボットー!」


 松本キラリが終わった途端に、話しかけてきた。


「どれ選ぶの?」


 ん?選択授業の事か。


「まだ考えてもいない。家に帰ってゆっくりと検討したいかな。キラリさんは『特殊魔法育成』は決まりだから選択肢は僕より少なくなるんだろうけど。」


「そうなんだよねー。私とタイガは週に3回、特殊魔法育成を受けることになりそう。アボットの魔法適性は何なの?」


「内緒。」


「何で?」


「なんとなく?」


「ヒドくない?」


「近くにオシャベリな人が居るからね。」


「な、何の事かな?」


 ギクっとするタイガ。一応【自覚】があったんだ。自覚があるんなら直せよ!!


「…あぁ、確かに。私がアボットの立場だったら絶対に言わないわ。」


「それよりも、お店が心配です。早く帰りましょう。」


「「「「はーい。」」」」




*****~*****~*****~*****




 『フーヴォの通う店』も、俺たち5人が居なくても特に問題も無く、営業出来ていた。まあ今日は入学式と選択授業の説明だけだったから、午前中で終わったしね。

 今日も一日無事に営業も終わり、拠点に戻ったアボ達。早速、エンと選択授業について話し合う。


「アボ様はどの教科を学ぶおつもりです?進学教科数は基礎教科を入れて最低で5教科、週で30単位ですけど。」


「今のところ、候補は

  基礎教科:2単位 ×2

  魔道具科:2単位 ×3

残りをどうするか悩んでる。そこまで学びたい訳でもないし、出来るだけ最低限で良いかなって。」


「お店も運営していますし商業はどうです?」


「取りたいんだけど1日4単位がキツいんだよね。」


「戦闘技術とかはどうです?」


「戦闘なんて好みじゃないんだよなあ。。」


「でも巻き込まれる場合もありますし。。。」


「そこが悩みどころ。」


「生産技術は魔道具科でも応用が利きますから取っても良いかもしれませんね。」


「なるほど。生産技術かぁ。週30って縛りがあるから仕方がない。商業と戦闘技術を加えよう。不本意ではあるけど。」


「では私もそれで。」


「エンは侍女の教科は取らなくて良いの?」


「別に必要としてませんが?」


「了解。」



結局、アボの選択授業は

基礎教科:2単位 ×2

魔道具科:2単位 ×3

生産技術:2単位 ×3

戦闘技術:2単位 ×3

商業:4単位 ×2


という構成となった。






続きが気になると思って頂けた方は

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