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準備万端で楽々異世界生活(仮)  作者: メイシン
第3章 異世界学園編
68/93

68話.開業に向けて~ 人員確保!

学園がまだ始まらない。。。

もう少しお待ちください。


68話.開業に向けて~ 人員確保!



*****~*****~*****~*****



 それなりの身丈にあった服に着替えたアボ(エンも着替えた)はシャーヤやコウキに留守番を頼み、王城へ向かった。

 フーヴォに2人が面会を希望している旨を書いたお手紙を持たせ、先に王城へお願いした後、ゆっくりと王城を目指し城下の街並みを歩く。


「やっぱりマスク無しで歩けるのは、気分的にも開放感があって良いもんだねー。」


「こうしてみると、フーヴォさんのおかげか、果物を扱うお店が多いですね。」


「やっぱ、肉はマズいし、果物の方に移行しちゃうのかな?でも畜産が盛んになってないのはなんでだろ?そうすれば、もっとマシな食文化も築けるのに。」


「王都は人口密度の問題で牧場などの広さを確保出来ない理由で。近隣や周辺の地域では、魔獣の被害によって家畜を飼うことも出来ないからでは?」


「こっちの世界って、そんなに魔獣の被害が多いの?それだったら人の往来もかなり制限されちゃうし、発展もしなかったのは、うなずける話なんだけど、それなら田畑だって同じことでしょ?」


「そうですね。“平地”は人類にとっても魔獣にとっても住みやすい環境です。ですから人類が獲得した“平地”は優先順位で考え、牧場よりも田畑を優先して作付けしているということでしょう。同じ面積で、牧場と田畑のどちらが多く収穫出来るかを考えれば、自ずと導かれる答えかと。

 それに平地も魔獣の被害が多く、畜産をしようにも被害が多すぎて採算が取れないのかも知れません。」


「確かに、牧場一つに魔獣対策にかけるお金がとんでもなく掛かったら赤字になっちゃうよね。」


「牧場の牛や豚さんに冒険者や護衛を張り付かせていたら人件費だけで莫大な金額になりますから。」


「それに肉食の魔獣なら、作物の被害も少ないってこともある?」


「それも理由の一つではありますね。草食の魔獣は居ないとは言いませんが、かなり個体数は少ないですから。」


「時間が出来たら、牧場を作って畜産を始めるのも良いかもねー。」


「結界の魔道具を進化させれば十分に可能ですね。それか私達がその場にいれば、魔力の大きさに恐れて近付かなくなりますし。」


「まぁ気が向いたらだね。俺たち個人だけで考えれば、趣味や暇つぶし以外のメリットが無いから。」


「アボ様のストレージに、様々な食材が入ってらっしゃいますから、必要が感じられないのは確かですね。」


 そんな話をしながらあるいていると、フーヴォが戻って来た。(当然、周りはパニックになるのだが、アボ達にはいつもの事なのであんまり気にならない)


「ホーーー(渡してきたぞー)」


「御使いありがとねー。それじゃ王城へ行こうか。」


 程なくして王城へ。セガルルトから指示が行っていたようで(顔パスともいう)すんなり、騎士に案内されてセガルルトの執務室へ。


「ようこそいらっ……」


 挨拶の途中で、言葉を失うセガルルト。フーヴォ様はともかく、見知らぬ2人が居たからだ。年の頃は自分セガルルトと同じくらいだろうか。髪は渡り人と同じ、黒髪から茶髪の間くらい。身形は平民が着ているようなデザインだが、良く見なくても素材が違う。貴族でも身に着けない目の細かい綿の生地。一瞬アボ殿達の来ている素材の服であり、関係者だと思われるが。。。


「失礼。てっきりアボ殿が来るとばかり思っていたのだが。どちら様であっただろうか?フーヴォ様をお連れになっているという事は危険な人物でないことは分かるのですが。」


「この姿では初めまして(・・・・・)となります。……まだ分かりませんか?」


「……!!」


 アボが目線で護衛の近衛たちへ視線を送ると、セガルルトも気付いたようで、出入り口の扉の方へ、近衛を下がらせる。


「…ほんとは正体と告げるつもりは無かったんだけどねぇ。」


「…やはりアボ殿とエン様であったか。最初はまるで気付きもしませんでした。流石にびっくりしましたよ。

 幻視系の魔法か魔道具ですか?聞いたこともないモノですが、考えられるとしたらそれくらいしか……」


 最後の方は小声になり、何やら考察を述べているようだが、生憎と答える義理も無いし、これが目的でここに来たワケでもない。


「渡り人の受け入れ先(・・・・・)が完成しましたのでね。あと、学園にはこの格好(・・・・)で通いますので、ついでにそのご報告も兼ねて。」


「そうですか、…わかりました。渡り人には連絡をして、後ほどそちらに向かわせます。

 ちなみに、学園に通われている間は、お店は閉める状態ですか?」


「あ、そっか。どうしよっか?」


「よほど信用できる者がいれば、私達がいない間を任せることも出来るのですが、難しいですね。。。」


「それと学園には無試験で入学されることは可能ですが、いかがいたします?」


「せっかくだから試験も受けてみる?どんな試験か知らないけど。」


 アボの言葉に、セガルルトが席を立ち、なにやら資料を手渡してくれた。


「試験と言っても、貴族も平民も基礎学力テストと能力テストだけなんですけどね。」


 手渡してくれた資料を見ると、入学テストの過去問と身体能力・魔力の基準レベルの書いた紙だった。

 学園では基本、選択教科制度のため入学時には、基礎学力を見るだけに留まるし、それ以外については入学してから伸ばす物であり、それ以上に学びたいのであれば、専門的な機関・就職先で学ぶ事となる。

 貴族なども統治学問や騎士育成、王宮官吏など専門性に秀でた授業も、入学後に選択するため、入学テストはそこまでの意味を持っていなかった。


「…面倒だから、無試験で良い?」


「受ける時間が勿体ない内容ですもんね。」


「最低限を調べるためのテストですから。ではお二人は無試験で。平民の基礎クラスへの入学で宜しいですか?…出来れば私と同じクラスが好ましいのですけど。」


「それは無理。平民のクラスで。身バレもしたくないし問題が起きそうなことには近寄りたくない。」


「私たちと同じクラスになると、セガルルトさんは当然の様に私たちと共に行動したがりますでしょ?

 王族と平民が一緒にいるなんて、かなり目立ちますから難しいのでは?」


「選択教科が一緒になれば、同じような気もするけどね。」


 「やはりお見通しですよね」と苦笑いしながら、セガルルトもクラスについては(・・・・・・・・)素直に引き下がった。そして先ほど問題に上がった件についてフーヴォが切り出す。


「ホーーーーホーーー…(話は戻るが、お店の人員についてなんじゃが…)」


「なんか良い案ある?」


「ホーーーーホーーー?(王宮の果樹園管理の人間ではどうじゃ?)」


 フーヴォ曰く、フーヴォの育てている果樹園の管理の人間は、料理人希望の者もいて、果樹園の管理だけでなく、育った果実の調理研究なども行っているとの事。

 そして、そのほとんどが孤児や身寄りのない者が多く、将来のことも考え引き入れているそうだ。


「フーヴォが良いのであれば、何人か引き抜いても良い?」


「それでしたら、身辺警護にも人員を何名か私の方からもお出ししましょう。」




 すぐさま話し合いが行われ、なぜか果樹園管理の全員(全て女性だった)が希望し、簡単な面接の後、比較的若めの3人と管理できそうな大人2人、合計5人を採用した。






 ちなみに身辺警護の倍率もメチャクチャ多く、セガルルトの頭を悩ませていたそうな。






学園では基本、貴族・平民と分かれます。

その上で基礎クラスがあり、基礎学力の授業の他、選択制の授業に望む形となります。


続きが気になると思って頂けた方は

是非★★★★★のエナジーをお願いします。


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