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準備万端で楽々異世界生活(仮)  作者: メイシン
第2章 異世界勉強準備編
54/93

54話.常識?非常識?5

なるべく、不定期にならない様にがんばりますので、

どうか、★★★★★のエナジーをお願いします。。。



54話.常識?非常識?5



*****~*****~*****~*****



 鎖とのにらめっこが始まり数日。色々と分かってきたというよりは、色々と出来ない事が分かってきた。


「魔力の単色発出は基本ですよ?」


「そりゃ賢獣を除けば、そのほとんどが複数属性の魔力適性を持っていないんだから、当たり前だよ!」


「それは語弊がありますね。持っていないのではなく認識出来ないのです。」


 そう、その通りなのだ!基本、この世界の住人は複数属性の魔力適性を持っていることに気づいていない(・・・・・・・)

 『鎖式』でも複数の変化はあっても、それを理解出来ない。またはそれを教えれない立場の者が管理・監督をしているからだ。


 だからこそ、分かりやすい強化系と四大属性が持て囃され、それ以外を訓練し育てようとしない風潮が出来上がった。

 特に支援系、特殊系については使い手も少なく、ガースのパーティである支援系の魔法使いの存在など稀有な存在と言える。


「大事なのは己の魔力の質を見極めて、発出することです。ただ魔力を放出させて魔法を行使しても、純粋な単一魔力でないと…、今の様になってしまいます。」


 今アボの前には、小型のブリザードが吹き荒れている。


「…これは魔力操作系の風を起こそうとして、魔力物質化系の氷属性も一緒に発出されたからブリザードになってるってことだよね?しかもスノードームみたいになって。…これはいささか難しすぎる。。。」


 本来なら複数の属性を付与した魔力を発出させる方が難易度が高いのだが、それには気付いていない。


「それでも3属性まで絞り込めれたのですから、良くなってきていますよ。『鎖式』を持ちながら、魔力の質を確認しながらの発出する確認方式の方が合っているようですね。」


 アボとしては極力目立たない方針なので、見られても構わない強化系か、魔力操作系の風系統を目指している。


「目立たない魔力発現、不自然と思われない程度の魔法であれば、アボ様の氷属性は見せない様に努力するしかありませんね。」


 アボにとっては、氷属性も『夏は涼しく過ごせてラッキー』くらいの感想だが、周りはそうではない。身の回りに存在しない魔法使いは奇異の目で見られるに決まっているし、商人の目から見たら、食料品の輸送、鮮度を保つ意味でも、注目を浴びることは間違いない。

 したがって、目立たない方針であるならば、ひたすら練習あるのみである。




*****~*****~*****~*****




「出来たーー!」


 見ると、鎖が多少ぎこちなさ(・・・・・・・)はあれど、ゆらゆらと動いている。


「ここまで出来れば、誰に見られても『強化系寄りの魔力操作の魔法適性』で通りそうですね。」


「憂えが一つ解決出来た。」


「でも、どうせなら簡単な強化系のみの魔力を単一発出が出来る様にさせなかったのです?」


 元々、魔闘衣が出来ているので、強化系のみの単一発出の方が習得は簡単であったはずである。


「近接戦闘が得意って思われたくなかったし。冒険者になろうとも思っていなかったから。」


 単純に、魔獣と相対するのが怖いと遠回しに言うアボ。


「もちろん、強化系のみの単一発出は出来るようにはなってるよ。ほら。」


 この数日の訓練によって、アボ自身の魔力適性の把握も深くなり、それぞれの特質のみの単一発出も出来る様になった。

 目の前では、鎖を棒状にして、ステッキの様にくるくる回している。


「魔力への造詣がさらに深くなりましたね。目標の単一魔力の発出も出来たことですし、この後は何をなさるおつもりですか?」


 アボが『鎖式』を光らせ魔法のステッキの様に遊んでいるアボに、エンが今後の予定を聞いてくる。


「しばらくは拠点の充実かなぁ?そういえば、この世界ってテイマーはいる?」


「主様と賢獣の関係もあり、テイマーも少なからずいらっしゃいますよ。」


「そうなんだ。支援系になるのかな?」


「そうですね。支援系の魔力適性で合っています。召喚係の場合は魔力操作系や魔力物質化系の場合もありますけど。」


「召喚系?」


「木精人種、石精人種・妖精人種・翼精人種・霊精人種といった種族の方々が、好んで行使する魔法ですね。所謂、サラマンダーやノーム、シルフィー・ウィンディーネと言った幻想系の召喚と言えば解かりやすいですかね。」


「……それって賢獣の下位交換?」


「それに近いかと。魔力との交換という意味であれば賢獣とあまり変わりませんが、対象を指定・限定された呼び出しです。

 それと木精人種、石精人種・妖精人種、霊精人種などは召喚された恩恵で種族進化した一族です。」


「うーん。そこら辺の歴史や史実って知識が俺には何もないんだよなぁ。」


「私達、賢獣が知っている事実としての歴史と、ヒト族に伝わっている史実は似て非なる物ですし。。。」


「賢獣教の経典と一緒だね。時の権力者の都合の良い形で伝承されていくのは当たり前のことだし。」



 とそこに、シャーヤ達のガゼボに居たフーヴォが、困惑した雰囲気でアボ達のいるトレーラーハウスに飛んできた。






次回、フーヴォのお悩み相談??


続きが気になると思って頂けた方は

★★★★★のエナジーをお願いします。。。

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