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準備万端で楽々異世界生活(仮)  作者: メイシン
第2章 異世界勉強準備編
50/93

50話.常識?非常識?1

不定期になりがちですが、第2章の再開です。

宜しくお願いします。


50話.常識?非常識?1



*****~*****~*****~*****



 賢獣祭も無事?終わり、拠点に戻って来たアボ一行。何故かシャーヤ、コウキ、フーヴォも居る。

 拠点も施設を増やし、だいぶ充実してきた。最もシャーヤ、コウキ、フーヴォが押しかけてきている為、居住空間を増やさざるを得なかったからだが。


 増設したのは、向こうの世界で人気のあったグランピング施設だ。ドーム型やガゼボタイプ(フーヴォ専用)など。壁が無い方が閉塞感も無いし、フーヴォには好評であった。

 そしてシャーヤとコウキは、暇つぶしに見ていたガーデニングの本の1ページにくぎ付けになり、拠点のトレーラーハウスから少し離れたところに、池を作り(物理)1/1スケールの景観を再現している。

 それに俺もノリノリで参加し、眩しいほどに白いパーゴラをプレゼント。樹脂製の素材で作られたパーゴラは、将来バラで満開になったら、さぞかし良い雰囲気を醸し出すであろう。乙女趣味ゴリゴリである。暇があるとシャーヤとコウキは水やり(水魔法)やガーデニングに勤しんでいる。休憩時にパーゴラの下でお茶をするのが、ルーティーンになっている。





「アボ様、今日は何をなさいます?」


「みゃみゃみゅみゃみゅみぃー♪(おかしづくりー♪)」


「しゅるるるるー(お菓子食べたーい)」


「ぶる?ぶる?ぶるる?(チョコ?チョコ?チョコなの?)」


「皆さんには聞いていませんよ?」


「あはは。じゃあ皆でお菓子作りにしようか。」


「「「(はーーい!)」」」


「何が良いかな?お手軽なパイポップでも作るかな?」


 まずはリンゴジャムを作ろう。シャーヤとコウキに、りんごはすりおろして耐熱ボールに入れ、砂糖とレモン汁を加え混ぜる。器用にしっぽと翼で擦りおろし器を抑えながら擦っている。

 ヤンとランには、コンポートを作ってもらう。りんごを薄切りにしてもらい、エンにグラニュー糖、シナモンパウダーを加え、鍋にいれ、中火で加熱してもらう。

 焦げないように上下を返し、中火で全体が透き通ってくるまで、水分を飛ばすようにしながら加熱するエン。

 全体に火が通ったら、冷めやすいように平たい皿などに移して、あら熱を取っている間に、シャーヤとコウキはレンチンしてもらう。5分経ったら、取り出して混ぜたら再度3分、取り出し混ぜたら最後に2分。そのまま冷ます。


 冷凍パイシートをエンの魔法で解凍。打ち粉をした台にのせて、めん棒で冷凍パイシートを軽く延ばしてもらう。コロコロ転がしながらヤンとランが大活躍?

 クッキーの型で生地を抜いていく。好みで星に抜いたり切り込みを入れたり。シャーヤとコウキは星形、ハート型。ヤンとランは四角、三角と角がある形が多い。クッキーの型を使わず、魔力の刃で切るのが楽だからかな?

フーヴォは器用に切り抜かれた残りを捏ねて、パイシートを作っていた。何気に器用だ。


 クッキングシートの上に一枚乗せ、卵黄に少量の水を混ぜたものを、刷毛でパイ生地の表面に塗り、焦げないようアルミフォイルをまいた竹串をのせ、その上にリンゴジャムやコンポート、チョコなどを乗せ、上にもう一枚を被せてフォークで縁を留めるように周囲をフォークで押さえた。

 ヤンとラン、コウキもしっぽを上手く使い、楽しそうにフォークで縁をギュッギュッと抑えている。シャーヤは身体が大きい為か、作業には参加せず、朗らかな笑みを浮かべ、見守っている。


 最後に、上からつや出しのとき卵を刷毛で塗り、200℃に余熱したオーブンで約15分。見た目もかわいいパイポップが出来上がった!


 出来上がったパイポップを持って、白いパーゴラまで移動する。


「飲み物はどれにしよう?紅茶の方が良いかな?和菓子なら渋い緑茶が好みだけど。パイポップだしなあ。たまには産地や茶葉にも拘ってみる?」


「アボ様?もとになっている茶葉はどれも同じで、製法だけが違うのです。摘んだ葉にすぐに熱を加えたものが緑茶、摘んだ葉を十分発酵させてから加熱すると紅茶。その中間が烏龍茶です。」


「そうなの??知らんかった。。」


「この前、一緒に見た紅茶の本に書いてありました。その中でリンゴのパイポップに合いそうなのは、…セカンドフラッシュというものが合いそうです。」


 セカンドフラッシュとは夏の終わりに摘んだ二番茶のことらしい。アッサムに似た抜ける香りとほどよい渋味は、ストレートで飲んでも、ミルクティーとしても愉しめる力強さがあるそうだ。


「セカンドフラッシュねぇ。ストレージに入ってるかな?」


 久々にストレージ内のリストで飲み物/紅茶で検索してみたらタピオカなど色々リストアップされていく。

 該当するとティーパックと茶葉が出てきた。「どっちにする?」と皆に尋ねると、エンが紅茶の淹れ方の実践をしたいというので、茶葉を選択。



 しばらくはエンの凝り性が納得するまで、紅茶が続きそうだな。。。






異世界勉強編スタートしました!

是非★★★★★のエナジーをお願いします。

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