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L―7
私はあんまり寝れなかった
霊霧師匠と寝るのはなれてるが
ゾンビと寝るのは慣れなかった
「鈴、おはようだぜコーヒー飲むか?」
「またブラックじゃないですよね」
「大丈夫だぜ いつも通り角砂糖 5 個いれたから」
そうきいて安心して口をつけて
確信したこれはブラックだと
「苦い!ゾンビ角砂糖持ってきて」
その声に返事はなかった
「仮偽蘭ちゃんなら出かけたよ」
「出かけたって朝早くに?」
台所から持ってきた角砂糖を
コーヒーへ入れスプーンでかき混ぜた
「壺みたいの持って鎌ちゃんの所に行ったよ」
見当たらないと思ったら
ゾンビが持ってたのか
……ん?まずい!
「また、迷子になってるかもしれないから探してきます」
私は着替えて急いで出ていった
「ふぅ、甘すぎるぜ」
霊霧師匠の一言を聞き流し
鎌鼬に急いで向かった