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女子高校生の戦い、モモンガ対ギャル田中
モモンガとギャル田中は高校へと通学路を歩く。
「エロス様はあたしのものだからね?」ギャル田中は笑みを浮かべて言った。
「ふーん、エロスと私は一緒に寝たけどね?」モモンガは余裕の表情だ。
「へー、でも何もされなかったのでしょう?」ギャル田中が笑う。
「でも、あんたのエロス様の知らない表情を私は知っているのよ?」モモンガは反論した。
二人は立ち止まる。
そして、バチバチと二人の間に火花が散るようだ。
「モモンガは今日、下着を身に付けてないの!? まぢ卍~、あはは!」
「あらあら、赤い下着って可愛いことですこと。ギャル田中さんこそメス犬でなくって?」
この二人の攻防のそばで、美少年エロスは隠れながらついて来ている。
エロスは男性神。
女の子二人が自分を取り合うなんてまさに夢のようだ、と鼻の下を伸ばしているスケベエロス。
「こうなったらあたしと一対一でケンカしろ? 逃げないでよ、モモンガ?」
「ギャル田中さんって野蛮ですこと、オホホホホwww」
美少年エロスはひやひやし始める。
続く